>>300
現代社会は競争社会だが、それは少ない顧客を奪い合うということが本質だ。
生産が増えるほど、生産過剰、需要不足が深刻化、競争も激化する。

コンピュータができてから、世の中はかえって忙しくなった。そんな中で
ついて行けない人たちは、心を病んだり、過労で死んだり、自殺したり、
あるいは他人を殺したりするわけである。

もし、生産量を減らし、社会に必要な物とサービスを必要なだけ生産し、
それを適正に分配することができれば、意味の無い競争を避けられるし、
仕事は楽になり、資源消費も減るに違いない。
機械利用をする限り、生産を減らすためにはワークシェアしなければ
いけないから、労働時間は短縮し、人々は余った時間をゆっくり過ごし、
時には長いバカンスを楽しまなければならなくなるだろう。あまりにヒマで
イヤだと言う人は、リサイクルなどの仕事をして環境保全をしていただく
わけですな。