地球温暖化の科学
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気候の安定化に向けて直ちに行動を!
− 科学者からの国民への緊急メッセージ −
平成19年2月2日
国民のみなさまへ
気候が急激に変化している。この気候変化が人為的温室効果ガス排出によるものである
ことは、科学的に疑う余地がない。このままの排出が続けば、人類の生存基盤である地球
環境に多大な影響を与えることも明白である。
このようなことに、科学者はこれまでも強い懸念を示してきたし、気候の安定化に向けた
行動を各界に呼びかけてきた。科学の検証プロセスには多くの知見の集積を必要とする
ため、科学者の警告は慎重であったし、「低炭素社会」への転換に向けた社会の変革も
なかなか進んでいない。その間に、気候の変化は見えないところで進行し、近年になって、
それが顕在化した。気候システムには慣性があり、さらに悪化してから手を打ったのでは
安定化は極めて困難である。今回発表された、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)
の第4次評価報告書では、気候変化における人為的原因が再確認され、同時に、地球
規模での雪氷圏における変化などは予想以上に速く進みつつあることが確認された。
さらに、このままのペースで排出を続けると、人類はこれまで経験したことのない温暖化
した時代に突入する。限りある自然の吸収力を考えると、温室効果ガスの排出を現在の
半分以下にまで削減しないと気候は安定化しない。
気候変動による悪影響が危険なレベルを越えないためには、温室効果ガスの削減を
直ちに開始せねばならない。科学の結果を直視し、気候の安定化に向けて、国民が一体
となって「低炭素社会」の実現に向けて行動し、世界が共に行動を開始することをより強く
呼びかけていくべき時が来ている。このことを、気候変化を研究する科学者として再び
強く訴えたい。
http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/message_main.html >>289
マンションとオフィスを一体型にしてもそんなにメリットはないと思うなぁ。
マンションオフィスを2棟建てるのと、マンションとオフィスを1棟ずつ建てるのなら
コストはいっしょだしねぇ。
マンションと工場を合体したら、きっとうるさくてマンション住民から苦情が
きちゃう。
マンションの屋上で野菜作って自給する? うーん、俺だったらヤだな^^;
水代だけでもえらいことになりそう。(普通の畑では雨水か、河川、
農業用ダムからひいた農業用水を使います。上水道の殺菌したきれいな水
使ったら高く付いてしまうよ) >>288
>そういう要因もありますね。たとえばトラック輸送を止めて人が運べば
>人件費は嵩むし、無駄に非効率になるし、競争にも負ける。
その通り!
1)競争に勝つためにはコストを下げなければならない。
2)コストを下げるためには雇用を減らし人件費を下げ、機械で代替しなければならない
3)エネルギー消費が増加した分海外支払いが増える。
ミクロ経済的にはコスト低減で良いことなのに、マクロ的には海外支払いが増え
経済が悪化する。
皆ミクロ経済ばかり見ている。でも、経済の全体構造から見るとそれは不合理を
増やしている。 人間が1日労働しても消費カロリーはせいぜい3000キロカロリー。
それで人件費は1万円とかのオーダー。
機械が油で動くとすると3000キロカロリーで0.3L前後。
燃費は50円とかのオーダー。
人間と機械の燃費が200倍ぐらい違うから、
油を海外から買う方が有利なのは変わらない。 結局外国へ投資して儲けて、それを使って必要な物やサービスを
全部輸入で済ませれば一番省エネで合理的。
リニアや新幹線や飛行機で飛び回って仕事をするのは、
そうして仕事を大きくするみたいな事がしたいから、
大阪と日帰り仕事が二回くらいできるようなリニアが作りたいから作る
というのがもともとにあるんじゃないかと思います。 >>290
>乗用車だけでなくトラックやバス、鉄道も含めて考えるべきだと思います。
>消費地まで最短距離で結ぶようにすれば輸送エネルギーは
つまり貨物のトラック輸送ほかも考慮すべきと。
では、まず日本の食糧自給率は39%(平成26年)。食糧の大部分は輸入に頼っている。
石油他資源もほとんど海外に依存している。
船舶で海外から運ばれた膨大な物資はまず港湾に届く。そして港湾を起点に各地へ陸送される。
港に一番近いのは大都市。大都市は物流の拠点である港から発展していくため。遠いのは地方。
よってトラック輸送のエネルギーを節約するには、人や諸設備を大都市に集中するのが最も効果的。 >>290
その他のバスや鉄道などのエネルギー使用量は微々たるものなので気にしなくて良い。
貨物は、海運・船舶8.1%、鉄道/航空1.9%、営業/自家用トラックは90% と大部分トラック。
旅客は、バス3.1% 鉄道3.4% 乗用車85.7%、と乗用車が大部分。
資源エネルギー庁(2011年度)
陸上輸送は鉄道が最も省エネ・低コストなので、新幹線もリニアもどんどん使おう。
過疎の進む地方でコストとエネルギーを節約したいのなら、駅・鉄道を中心としたコンパクトシティが理想。 >>292
>機械で代替し >(機械の)エネルギー消費が増加 > 支払いが増える。
つまり機械を動かすエネルギーとカネを出すのが嫌、人を動かせば良いと。
しかし昔は色々と人力で仕事をしていたんです。
「蟹工船」とか「女工哀史」とかは、当時の状況の極一部。
人が身体を壊すほど必死に働いても利益は限られ賃金は僅か。
しかし機械の能力は桁外れに大きく遥かに効率が良い。金をケチるより豊かな人生を。 >>293
>人間と機械の燃費が200倍ぐらい違うから、
>油を海外から買う方が有利なのは変わらない。
コストとして見てそうだし、また人間を動かす燃料(食料だな)も結構外国輸入
だし、国産食料だって燃料や化学肥料使ってるから海外支払いとして見ても
機械利用の方が安いじゃん、てことかな?
まぁ、生産に必要なエネルギーとしてはそうかもしれない。
でも機械利用というのは生産性向上という面があります。
そのためより多くの生産物ができる。それに比例して資源・エネルギー消費が
増えている。こっちの方が問題かな。
ただ、日本だけが手作業に戻り生産を落とし、資源・エネルギー消費を減らすと
安い海外生産物が国産製品を駆逐し、結局、今度は海外製品ばかり買うことになって
より海外支払いが増えるということが僕の話の最大問題なんだ。
あと、国民に支払った給料は国民の生活支えてる。そういう意味では国内人件費を
重視する必要はあるでしょう。
このように僕の話にはいろいろと問題はあるものの、海外支払いを減らしていくことは
経済の負担を軽減するので、検討しないといけないと思います。 >>295
日本の食料輸入を外国に頼るという時点でおかしいんじゃないだろうか。
なんで燃料燃やして外国から船や飛行機でわざわざ食料を輸入するのかと。
国内で自給したら無駄な燃料コストを最小に抑えられる。
国産農産物が高いと言っても、それは国内農家に支払われるのだから、
国内に残り、他の産業に回るんだからマクロに見れば経済的ではないか。
途上国としては、最近農生産技術が向上し余剰な農産物も出てきたし、
日本に売りつければ外貨が入るし、これで儲けたいという思惑があって
それでTPPにつながっているのだと思うが、日本としてはありがたい話では
なとと思う。(もちろん、俺のような農民には直接死活問題なんだけど)
それはさておき、海運・船舶はエネルギー効率が良いのでしょう。
飛行機はそんなに多く飛んでるわけじゃないからかな。乗客一人あたり燃費
としては乗用車と同程度だったような記憶が(はっきりと覚えてません)
鉄道は優等生だね。
リニアは飛行機を代替するとしたらエネルギー効率は良くなるかもね。
飛行機会社はつぶれるけど。
過疎化地域のコンパクトシティ化は有用な気がします。
でも、猪瀬さんの話はどうなんかな。>>279
過疎化が起きるのは、東京ばかりを開発し、それに引き寄せられて人口が
全部東京に集中した結果であって、政治・行政の問題が相当大きい。
それをほっかむりして、過疎化はやむを得ない、みたいなこと言うかな? >>297
>しかし昔は色々と人力で仕事をしていたんです。
>「蟹工船」とか「女工哀史」とかは、当時の状況の極一部。
それは重要な点だと思う。
僕は文明の恩恵は大きいと思うし、文明を全否定したいわけじゃない。
ただ、文明というのも使い方一つなんだ。
昔はそろばんと毛筆で書く大福帳で仕事してたわけで、EXCELのある現代とは
大違い。肉体労働も減ったしね。でも、なぜだか皆疲労困憊している。
理由は生産過剰だ。
機械・コンピュータ利用で必要以上の生産が可能になる。生産量>消費量となる。
昔は生産が少なくてそれを補うために大変な労働をしていたのだが、今は
逆に消費が不足してきて、それを奪い合う競争が仕事の本質となっている。
つまり、必要以上のスペックを持たせたり、それを安く作るということで、商品の
販売を促進しなければならず、少数の人数で過大な労働を強いられる原因になっている。
スーパーなどの販売業も、過剰な商品を捌くために顧客の獲得に必死にならなければ
ならない。Aスーパーが頑張ってお客を増やせば、Bスーパーの客は減る。
それを取り返すために、Bスーパーは値引きして・・・と延々と繰り返すわけである。
(続くよ) >>300
現代社会は競争社会だが、それは少ない顧客を奪い合うということが本質だ。
生産が増えるほど、生産過剰、需要不足が深刻化、競争も激化する。
コンピュータができてから、世の中はかえって忙しくなった。そんな中で
ついて行けない人たちは、心を病んだり、過労で死んだり、自殺したり、
あるいは他人を殺したりするわけである。
もし、生産量を減らし、社会に必要な物とサービスを必要なだけ生産し、
それを適正に分配することができれば、意味の無い競争を避けられるし、
仕事は楽になり、資源消費も減るに違いない。
機械利用をする限り、生産を減らすためにはワークシェアしなければ
いけないから、労働時間は短縮し、人々は余った時間をゆっくり過ごし、
時には長いバカンスを楽しまなければならなくなるだろう。あまりにヒマで
イヤだと言う人は、リサイクルなどの仕事をして環境保全をしていただく
わけですな。 米農家は1ヘクタール(3000坪)で6トンの玄米を収穫する。
6トンの玄米は150〜200万円ぐらいにしかならない。
機械や肥料・農薬・種籾・苗のビニルハウス・暖房費・ポンプ使用料・農繁期のアルバイト代
・・・等々を回収しようとしたら、売り上げの半分以上は消える。
サラリーマン共働き世帯の平均的な収入を500万円とすると、
最低でも5ヘクタール(1万5000坪)以上の水田を持っていないと太刀打ちできない。
5ヘクタールの水田は5000万円ぐらい。
一度宅地化してしまった農地は、5ヘクタールで15億円以上するので、
宅地を農地に戻して自給率100%というわけにはいかない。
残った農地でサツマイモを1年に何回も植えまくってやっと自給率100%
米は喰えないんだ。 >>300
>機械(〜の恩恵で多量の)生産が可能になる。生産量>消費量となる。
>スーパーは値引きして・・・と延々と繰り返すわけである。
仕方ない。スーパーで新鮮な白菜が何時でも手に入るように客は要求する。
それを実現するためには、スーパーは古くなった野菜を、どんどん廃棄して
新鮮な野菜を次々に入荷する。
だから「必要に迫られて」のこと。 生産量 > 消費量 は。
>>301
>もし、生産量を減らし、社会に必要な物とサービスを必要なだけ生産し、
>労働時間は短縮し、人々は余った時間をゆっくり過ごし、
いま生産されているのは、消費者が要求する「必要な物」。その生産量を
減らせば日本のGDPが減少し貧しくなります。
貧しくなれば円の価値も下がり、海外から必要な物も買えなくなりますよ。 >>303
あくまで生産過剰はない、というスタンスなんだね。
じゃぁ、まぁ仕方ない。
これからも生産増に向けて頑張ってくださいまし。 人口減少は、そのまま内需の減少を招く。
子供の人口は半分になってしまった。
若者家向けというようなコンセプトの商品は減る一方で、
これは文化の衰退とも言える。
将来に不安を抱える老人の財布をこじ開けるのは容易ではない。
とすれば、民生用といった市場は収縮の一途だ。
設備投資などの法人需要が、これからの決め手だろう。 【環境】日光下でも金属が熱くならない夢の塗料を開発 屋根に使えば省エネかつ温暖化対策に。太陽熱を反射し、腐食も防止
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1439938997/ 東京の暑さは特別な事情による。
湾岸にニョキニョキ高層ビル建てるもんだから、フェーン現象起こしてる。
その暑さを、冷房で抑えようとするから、排気熱がさらに悪化させる。
もう救いようないね。都市レベルでの設計ミスなんだよ。 だからね、なにも東京と軽井沢に分けるんじゃないんだよ。
その間のすべてに分散するわけ。関越自動車道に沿って。
東松山、花園、富岡etc.
関係の深い官庁同士を近いところにするんだわ。
いまどきメールで済む話も多いしね。
軽井沢からちっとばかり横に新幹線増設して草津まで直通にすれば、
気軽に名湯にも入れる。スキーもやり放題。公務員の福利厚生にうってつけ。 だいたいねー。霞ヶ関に集中しているからと言って、無駄な会議やりすぎなんだよ。
会議なんて仕事のうちに入らない。腹の探り合いと責任回避だけ。
むしろメールで協議した方が証拠が残るから汚い駆け引きが減るよ。
「東京-軽井沢ベルト首都構想」に乗りなさい。 佐久まで1時間ちょっとだろ?成田空港と変わらない。
国際空港にうってつけ。 各官庁の課長級以上は新幹線無料パス配布。国会議員並み。気分ええぞー。 東京の移転の跡地の最低50%は建物取り壊して、公園にして緑化に努め、
スプリンクラー設置を義務付ける。
これで少しは涼しくなるだろう。 もちろん公共事業による乗数効果も巨大だ。
首都移転というのは景気浮揚の切り札なんだよ。
民間企業も官庁についてくるのが出てくるだろうし。
関越周辺の商店街も発展するし。
前述のとおり湾岸集中はフェーン現象の元凶だ。これ以上いじってはならない。
別天地軽井沢・草津・万座を奥の院と位置づけたベルト首都。
山の幸だけでなく日本海の海の幸も味わえる文化満開の桃源郷。
来るべき22世紀のために。 軽井沢から草津・万座にかけて、ゴルフ場、スキー場いくつある?
美術館も、音楽ホールもあるよ。盛り上がれば、ますます増えるだろう。
こういう文化施設は、出た後の風景が大切なんだよ。
東京と違って緑に囲まれているから、感動の質が違う。
ショッピングや食事なら、軽井沢周辺が二重丸。
富岡あたりに勤めていれば、土日に気軽に足伸ばせる。連休なら志賀高原までも。
あそこは、夏は軽井沢より、さらに7,8度涼しい。
公務員の人たちや、その家族にとっての福利厚生にもってこいだ。
やっぱ気持ちよく働いてもらわなくちゃね。 軽井沢のいいところはチェーン店を出店させないところ。
田んぼがないところ。(火山灰で米は作れない。)
だから町に個性がある。ありふれた田舎でもなく、ありふれた都会でもない。
この個性は大切にしたい。田んぼが好きなら他へ行けばよい。 草津・万座周辺の温泉の数がまた半端じゃない。
10年かけても回りきれないのではないかというほど。
東京にへばりついてたら、この快楽は味わえない。
「知らずに死ねるか」という感じ。 公務員子弟の自然観察などの教育効果も抜群だわ。
東京育ちだと、栗が地面から生えてくるなんて思っている子供もいる。
末恐ろしい。 300
肉体労働減ったのに疲労困憊。
その理由は生産過剰=過当競争ではないと思います。
競争なら昔からやってます。昔より厳しくなったという裏付けもありません。
思うに、疲労困憊の原因は、
1 肉体労働の減少に伴う運動不足
2 テクノストレス
かと思います。
女工哀史とかで過重労働が批判されます。確かに待遇などは決してよくなかったのでしょう。
しかし、こういう言葉もあります。
「高度に組織化された肉体労働は、舞踏と見分けがつかない。」
かわいそうにと思うほど、本人達は苦しんでいないという事実にも目を向けて欲しい。
苦しんでいるポーズをとるのだとしたら、それは給料アップを狙った演出でしょう。
彼女らを貶めるつもりは全くありませんが、舞踏と変わらないのならば、
踊り踊っているだけで、お金が貰えるのだから、まんざらでもない仕事ということになります。
身近なところでは料理人がこれに近いと言えましょう。
オープン・キッチンのラーメン屋さんで、その仕事振りを見てみましょう。
まさに舞踏。踊っている本人にも、一種の快感が訪れているのです。
リズミカルに動くと、誰でも気持ちよくなるでしょう?
梱包作業や内職などもそうです。大変なようでいて、実は気持ちいいんです。 疲労困憊の理由ですか?
そりゃまぁいろいろありますよ。
苦労して仕事して金稼いで高い税金納めてその税金で軽井沢に総理官邸建てるとか
アホなことに無駄使いされたら誰だって疲労困憊します罠 かような脳科学上の知見を知らずに、虐げられているとか、共産主義が正しいとか言うのは筋違い
でしょう。一心不乱に打ち込んでいるように見えるのは、実は快感に浸っているのです。
経営者は、そうは行きません。刻一刻と変わる経済情勢に目を光らせ、会社を安定成長に導かなくてはなりません。
機械的労働者というのは、毎日毎日舞踏の快感に浸って給料貰っているのです。
安くて当然でしょ? かような脳科学とはどの部分指してるのかわからんが、
共産主義が正しいという記述がどこをさしているのかもわからん。
一心不乱に打ち込んでいるように見えるのは、仕方ないからそうしてるだけで、
どうやったらあれが快感に見えるのかも不明ですし。
ウチの工場長、もう骨と皮だけですわ。俺の後輩は鬱病で死にそうだし。
経済情勢に目を光らせてたら、供給過剰ぐらい、アホでも分かるはずなんですが。 アハハ、公共事業によるケインズ効果を考えてみてください。
政府支出がゼネコンに流れ、下請けを潤し、そのお金はあまねく行き渡るのですよ。
軽井沢というだけで嫉妬するのは見苦しい。 1 脳科学というのは、「高度に組織化された肉体労働は舞踏と見分けがつかない」
という部分のことです。
2 共産主義というのは、女工哀史などが搾取として批判される資料になっていることを指しています。
もちろん修正資本主義で十分対応できることです。
3 工場長の方は機械的労働者ではありません。資本家の代理人です。だから、
資本家なみに苦しむのです。いやなら辞任して一工員になればよい。
4 後輩の方は、どんな仕事を担当しているのか不明なので、コメントは控えます。
5 生産過剰は、単なる経営ミスでしょう。需要に即した製品を適量作ればいいことです。
この決定も、資本家及び代理人の悩み。機械的労働者は、そんな悩みを持つ必要もありません。
踊っていればいいだけなんですから気楽なもんです。
本当に辛いのは経営者であって、労働者ではない。 土を掘ってまた埋め戻せばいい、というアレですか?
スコップで掘って、スコップで埋め戻すなら、ある意味そういう面もあると
思いますよ。
人力労働なのだから、エネルギー消費がなく、海外支払いがない。
金は国内を循環するだけだ。
しかし、ゼネコンの場合、機械力使用が多いし、それでできあがった施設は
やはりエネルギー消費を増やすので海外支払いが増加する。日本経済は
悪化します。
また、ゼネコンに支払われた金の流れも問題だ。
金が下層労働者に支払われるのなら、富の再分配になって良いのだが、
機械化が進んだ現代では、その分労働者の数は減っているので、労働者への
支払い分は減少する。
その分、多くをゼネコンが取っていく。
金持ちほど多くの金を持って行けるシステムになってしまう。
公共事業全てに反対する気はないが、金を下層に広く分配するシステムが
必要であること、また無為にエネルギー消費を増やさない、むしろ減らす方向の
公共事業を心がけることが必要だろう。 >>326
1 そんな脳科学は聞いたことがありません。あなたの脳内で科学を
錯覚しているのかもしれません。
2 女工哀史ですか。私は読んだことがないので知りませんし、そのようなことを
言った覚えもないので、私に対する批判ではないようですね。
3 ウチの場合は工場長が一番肉体労働をしていました。朝4時から来て、晩の
10時まで作業してましたよ。私はついて行けず辞めました。工場長も辞めました。
4 後輩の方は某自動車企業の教育担当です。
5 生産過剰は全ての産業で生じている問題なので、個々の企業では対応できない
問題なので、一概に企業が悪いと批判しているわけではないです。ただ、その
程度の認識ぐらい経営者なら持つべきだな、と。一番悪いのは政治、行政でしょう。 肉体労働が舞踏と変わらないほどの快感をもたらすのは、それが「高度に組織化」された場合だけです。
リフレクションすなわち同形反復。これを軸に振り付けに工夫を重ねるのです。
例えば書類を折って封筒に入れる。これを繰り返してみましょう。調子に乗ってくると、
実に気持ちいい。気のきいたポップスでも流せば、ますます興に乗る。
どこの工場でも分業のあり方は工夫されていることでしょう。
ポイントは「舞踏化」です。 1 多少の社会経験を積めば、
よくできたリフレクションが人に対して麻薬的な快楽をもたらすことは誰でも分かることでしょ?
多分エンドルフィンかドーパミンあたりが分泌されるのでしょう。
2 生産過剰が政治・行政の責任というのは理解できませんね。生産過剰なのは、作りすぎた当の会社の責任。
売れないのも会社の責任。選択と集中。いつまでも売れない物作ってたらダメですよ。 生産過剰が全ての産業に通じて生じている?
本当なら資料を示してください。
生産調整などという基本的なことは、どこの会社もやっていること。
在庫の怖さも先刻ご承知のはず。
そんな事態が本当に生じているなら株価に反映しないはずがない。
全体としては、メーカーは円安の恩恵を受けて好調なはずですよ。 >>330
私も昔技術系の仕事で一級とかとってたんで、それなりの仕事はしてます。
まぁやってる間は確かに快感でしたね。
でもある日急に眠れなくなりました。
快感だと思っていても、知らない間に心身にストレスがたまっていきます。
そのストレスが体に来る物を心身症と呼びます。心臓マヒで過労死とか。
精神に来るのが神経症、いわゆるノイローゼです。鬱病なんかが典型です。
生産過剰はコンピュータの普及によるものです。コンピュータは生産性を
向上させるので、普通に仕事していても生産量は増えます。それがどの
産業でも起きているのですよ。
では生産を下げれば良いのですが、生産を下げればコストが上昇し、
生産調整をしないライバル会社に負けてしまうのでできない。
つまり個々の企業の裁量で生産調整はできないのです。
皆がせーのでやらないといけない。
企業単位だけではなく、国家単位でもそうです。日本だけ生産調整したら
日本が負けます。他国も同じ事情です。諸外国と協力して生産縮減を
する方向考えるしかないでしょう。 >>331
データはありませんが、じゃぁ簡単な実験をしてみましょう。
試しにあなたの会社が生産を一切停止するのです。
すると物がなくなって世の中は困るでしょうか?
恐らく、あなたの会社以外のどこかが同じような物を作り代わりに供給してくれます。
彼らはライバルがいなくなったとホクホクするでしょう。
今は慢性物余りなんですよ。
生産過剰だから値段が下がりデフレなのです。
生産調整するために雇用を減らし多くの人がリストラされました。
円安はメーカーに有利な部分もあるでしょうが、それ以上に供給過剰は大きな
圧迫となっています。 オートメーションにより機械的労働者が駆逐され、コンピュータにより管理者が駆逐されていくのは、
時代の必然でしょう。
生産調整によりコスト高になるというのも、余剰人員を抱えている点が大きい。原材料などは固定費ではないですからね。
リストラされた人はどうしていますか?今、失業率は、それほど高くはない。
無事転職できているのでは?
1 「生涯同じ仕事を続ける」というのは人権ではありません。
そのような保障がされた国家は、かつてないでしょう。
待遇が下がったとすれば、それは個々人の実力・能力の問題です。
出来る人は、どんどん階段を登っていく。
2 ありふれた物しか作れないなら、生産調整も難しいかもしれません。
キイワードはイノベーションでしょうね。独自技術、独自製品。基本は知識と知恵。 1 高度成長経済は、主に生産技術の向上・発展によってもたらされました。
もともと日本というのは生産技術が突出して優れているのです。生産過剰というのは、
いわば、その力が余ってしまっている状態ではないですか?本気出せばいくらでも作れると言う感じ。
2 これに対して、基礎科学、発明という点では、欧米には敵わなかった。だから猿真似して儲けた。
それをエコノミックアニマルと揶揄され、「日本の自動車メーカーが独自に考えたことといったら、小銭入れだけだ」と笑われた。
ようやくノーベル賞受賞者も増え、日本は、いよいよ猿真似卒業というときを迎えているわけです。
陳腐な物作ってシェア争いをしている以上、もう大きな発展は望めないでしょう。
イノベーションというのは、スポーツで言えば新種目作って自分ひとりだけ出場するようなものです。
金メダルは確実!! 国際的な生産調整なんて独禁法違反でしょう。自由競争の否定。資本主義の自殺。
消費者の立場も考えてください。八百長やって値段吊り上げたとしか見られない。 日本は、もう生産で食べて行くのは卒業なのかもしれませんね。
この円安でさえ、中国、東南アジアの安価な労賃は魅力です。
特別な技能でも要しない限り、勝てるわけがない。
独自技術で稼ぐ特許料、稼いだお金で国際投資。
「一億総活躍」とか言っているようですが、
現実は、ずば抜けた科学者・発明家と優秀な金融マンが国を引っ張って行くのではないでしょうか? 踊り過ぎれば、そりゃ疲れるでしょう。
ストレスの解消は、適宜作業内容をチェンジすること、充実した休日を過ごすことが必要です。
非常識な長時間労働は禁物。厳しく取り締まるべきです。
しかし給料を上げる必要はありません。所詮踊りですから。
人経費は固定費。固定費は鬼より怖い。情けをかければ会社は潰れる。 「労働を舞踏に」というのは、宮沢賢治も夙に唱えていました。
検索してみてください。 1 金持ちほど多くの金を持っていくというのは語弊がありますね。「金持ちほどたくさん税金を払っている」という点も考慮しないと、ただの嫉妬になってしまう。
ちなみに2000万超は所得税・住民税合わせて半分以上取られます。他に消費税、固定資産税。しかも法人税35%を取られた上に配当所得からさらに取られます。
これは二重課税と言われ、昔から批判の的になっています。これらが、役人の給料や福祉に回されるのです。
2 仮に小売価格3万円の商品があって、原価ゼロと仮定しましょう。3万円に消費税8%が付いて、32400円。
原価ゼロですから、30000円全額が利益です。そうすると、法人税35%として10500円取られます。
消費税2400円+法人税10500円=12900円
買い手の払った32400円のうち12900円は税務署行きです。
労働意欲を損なうので労働者には知らせないほうがいいかも。
社会全体を見渡した場合の税金の水準を租税負担率と言います。40%から50%の間くらいでしょうか。
江戸時代風に言えば「四公六民」というわけです。
3 そのくせ、役人というのは、成功した事業者を見つけては、粗探しをして、
何だかんだ難癖つけて来ます。なぜでしょう?それは、天下り先として狙っているからです。
直接脅かして賄賂を要求したりしたら問題になりますが、天下りなら大丈夫。
要するにたかり役人。
こういう裏事情があるので、経営者は大変です。かわいい社員たちにいい思いさせたくても、役人が割り込んで来て吸い取ってしまう。
経営者が税金と役人が大嫌いな理由が、ここにあります。 経営者で研究開発もやってたりすると、もう大変。
工員さんがひっくり返ってテレビ見ている間も、経理だの実験だの休む暇もない。
なんで俺が食わせなければならないんだと言いたくなるときもある。 社長ってのは、片時も会社のこと忘れられないから大変だよな。
24時間労働みたいなもんだ。エンプロイは気楽でいいよ。 >>335
>生産過剰というのは、いわば、その力が余ってしまっている状態ではないですか?
>本気出せばいくらでも作れると言う感じ。
なるほど、その言い方のほうが理にかなっていますね。
資本主義社会では生産過剰はごくわずかしか起きない。というのは、生産過剰で
不良在庫が増えれば、経営を圧迫し、ひいては倒産するので、原理的に生産過剰は
おきにくい。
しかし、潜在的な生産能力は非常に大きい。
そのため、日常的に必要な物資の生産は十分に足りてしまい、あとは、アミューズメントとか、
とりたて必要の無い生産を行って、余剰生産能力を消化しなければならない。
現代社会で、ヒット商品が出なくなっているのは、もうそういった分野も開拓し尽くされた
せいだと思います。
今足りていない分野は、環境関連だと思います。
なぜ足りていないかと言うと、それが金儲けになりにくいから、誰も手を付けていないためです。
しかし、公共事業として税金を投入して赤字運営するなら、そういった事業も
可能になると思います。
公共事業としては、ハコモノ事業は削減すべきであり、リサイクル等環境事業を増やすべきだと
思います。 >>336
うーん。
独禁法というのは、自由主義と対立する概念だと思うんですが・・・
まぁ、これはただの揚げ足なんで気にしないでください。
僕は自由主義、共産主義とも、別にそれ自体が目的ではなく、金科玉条ではない
と考えています。
健全な社会体制、経済体制の構築が本来の目標であり、それに合わせて、
経済システムや法律を整えていくことが必要ではないでしょうか。
宮沢賢治や二宮金次郎の時代は、基本的に生産が不足しており、慢性的飢餓状態だった。
だから生産の向上が正義と考えられてきたわけです。
しかし、生産効率が大きく向上した現在、同じような考え方が通用しないのはむしろ当然の
成り行きではないかと思います。 1 細かい話になりますが、自由を制限する法律にも、二方向あるとされています。
一つは、社会立法。自由から生ずる格差を是正するためのもの。修正資本主義の産物です。
借地借家法などが、これに当たります。平たく言えば弱者救済ですね。
もう一つは、自由主義を有用なものとして維持するためのもの。自由そのもののルールと言ってもよいかもしれません。
独禁法はこちら。
スポーツで言えば、基本的なルールの他、八百長とかドーピングの禁止などが後者に当たるでしょう。そして、仮に、平等のため1位から3位の賞金を同額にしようということになれば、それは前者に属すると言えるでしょう。
スポーツの世界では、社会立法は、ほとんど見当たりません。純然たる自由競争がふさわしいと考えられているからでしょう。
この区別は、規制立法のあり方を考える際の思考の整理として、有用と考えられます。
2 日本の現状は、既に、というか、とっくの昔から、純粋な資本主義は捨て去られ、
修正資本主義が採用されています。そういう意味では、どちらかに拘ってはいないことになるでしょう。
問題は、あなたのおっしゃる「健全な社会体制、経済体制」の中身です。
自由と平等のバランスは実に難しい。成功しなかった者は平等を唱え、成功したものは自由を唱える。エゴのぶつかり合いになりがちです。
ホームレスが町に溢れ、強盗、放火の凶悪犯罪が蔓延するというのでは困ります。
その反面、努力して成果を挙げたら収穫物を根こそぎ持って行かれてしまったというのでは、誰も努力などしなくなってしまいます。
生産の持つ重みが減ったとはいえ、価値がゼロになったわけではありません。
また、途上国においては、依然として重要課題です。
ここでご紹介した宮沢賢治の発想は、「労働は舞踏」というだけで、これ自体は、
時代を問わず有用なものだと思うのですが。
昔の人が言ったことが全部古臭いというわけではありませんよ。もしそうなら、歴史を学ぶことはおろか、 (続き)
勉強自体が無用となってしまいかねません。勉強というのは、多かれ少なかれ、
昔の人が到達したことを学ぶわけですから。 生産とか経済も結構ですが、肝は研究開発だと思いますよ。
環境問題にしても、例えば原発。代替エネルギーの開発が急務なのに、なかなか進まない。
温暖化問題。人工光合成が注目されています。
研究開発は、いわば川の源流。予算がいくらあっても、頭がなかったら成果は出ません。
抜本的な解決は、いつも理系が連れて来るものです。
理系研究者を尊敬し、優遇すること。そうすれば優秀な若者が集結します。 >>349
研究は大切ですね。
ただ、その方向性というものはもっと大事であって、ただやみくもに進歩されても
かえってハタ迷惑な気がします。
僕は農民ですが、現在先進国では食料は供給過剰でありこれ以上増産する必要は
ないのに、やれバイテクだの野菜工場だの・・・
遺伝子改変を続けていれば、いつか人間の手に負えない問題が出てくるような気がします。
太陽で作物が育つのに、なんでわざわざ電気エネルギーでLED点けないといけないのか。
原発を解消するために自然エネルギーを使え、そのために大容量で安価な蓄電池が
必要である、とかだったら理解はするのですが。
原発を解消するための、もっとも簡単な方法は無駄エネルギー消費を減らすことです。
たとえば輸送。
今は輸送能力が発達しすぎて、不必要な輸送まで行っている。右の物を左に
動かし、それをまた右に戻すような。そういった無駄をなくせば、それだけで、
日本のエネルギー消費は減り、原発も不要になり、海外支払いも減ります。
(自動車は石油、原発は電気という違いはありますが、海外支払いという点で
見れば同じ事になります) 理系の研究というのは魔法ではない。素人が望むものをあっという間に作れるという性質のものではありません。
無関係、的外れと思われるような研究の副産物として、非常に有用なものが生まれたりします。自分には関係ないと考えて安易に否定することは危険です。
ハタ迷惑については中身も様々ですが、ある技術が産業構造を変えてしまうということは過去にも多々ありました。
例えば家庭用電気冷蔵庫により、氷屋さんは壊滅的な打撃を受けました。
しかし、それを大きく上回る便益を社会に与えました。
食糧自給率は低い。途上国の飢餓問題もなくならない。生命線である食糧について、たまたま今生産過剰だからといって軽視することは極めて危険です。
原発に代わる発電システムというのは、渇望されています。事故前は、東電がやりますやりますと言ってサボりつづけていたようです。
なぜかというと、ソーラーなどが難しい上、原発がえらく儲かるからです。
不必要な輸送とは、どんなケースでしょうか?本当に誰にとっても不必要なら、やめるべきでしょう。 科学技術立国というなら。
子供の将来の夢について、いつも科学者がトップに来るようでなければなりません。
なぜそうならないかというと、現実の科学者が冷遇されているからです。
子供というのは案外よく見ているものです。
ノーベル賞だけは別格として、とてもじゃないが、スターとはいえません。 >>351
研究が難しいのは分かりますよ。
9割失敗で、残り1割が当たれば良い方で。
でもねぇ、バイテクの恐ろしさなんてのも、やっぱり心の片隅にあった方が
良いと思う。
今はまだバイテクの技術が低いから大したもんはできないけど、そのうち、
いかなる除草剤も効かず、繁殖力抜群の、食用野菜と見分けの付かない
毒草なんてものができるかもしれない。
科学は進歩しすぎたよ。
神の領域を侵してるんじゃないかと思うことがある。
脱原発は、やはり電力会社が意図的にさぼってるんですかね。
やっぱりそういうのも関係してるんじゃないかな。子供の科学離れ。
科学技術=社会の幸福という時代はもう終わっていて、科学が社会を
裏切っているという図式が時々見え隠れして白けているというのもあると
思います。
いや、もちろん科学の全てが悪いと言ってるんじゃないですよ。 >>351
無駄な輸送については前にも書いたのですが、もう一度書きます。
たとえば、東京の人口増に伴うスプロール化が原因で、遠距離郊外から都心へ
向けての通勤が発生すること。小規模都市を分散し、産住近接すれば自転車で
通勤できますよ。
大規模店舗が出来て、小規模店舗を淘汰した結果、店舗の数が減り、家からの
買い物距離が長くなり自動車が必要になっていること。
東京の営業マンが新幹線に乗り大阪の市場を開拓し、大阪の営業マンが同じく
東京の市場を奪い返し、結局差し引きゼロであること。
大阪の市場から野菜を和歌山まで運ぶ。和歌山の野菜を大阪に持って行く。
(これ、昔僕がやってたバイトです)
生産地と消費地を近接させ、最短距離で運ぶようにすれば、エネルギーコストは
減ります。トラックよりも鉄道貨物を使う方がやはりエネルギー効率が良い。
ただ、そうやって合理化すると輸送に関する仕事が激減し、失業が増えるから、
ワークシェアとか他のエネルギー消費の少ない仕事への転換とか必要になる
わけですけども。 >>349
>抜本的な解決は、いつも理系が連れて来るものです。
ま、理系はロジカルな考え方しますわな。
しかし、今までの理系は理論や技術を作ったら作りっぱなしみたいなとこが
あると思います。
その後、その技術がどう使われているかという、社会的な見方も必要なんじゃない?
かのノーベルさんも、自分が作ったダイナマイトで戦争が行われているのを見て
えらく後悔したとか。そういう姿勢は必要だと思うんですよ。
これまでハードは十分すぎるほど進歩してきた。問題はその使い方がちっとも
考えられていないこと。使い方をよく考えれば、低レベルの技術でも人間は十分
幸せになれると思う。使い方が悪ければ科学はキ印の刃物だよ。 そりゃ、人間というものの限界でしょう。
例えばこんなエピソード
その1
財務大臣「ところでファラデー君、この電気という代物は、一体なんの役に立つかね?」
ファラデー「生まれたばかりの子供がどんな大人に育つかは誰にもわかりません。」
その2
一般大衆「電波、電波って一体何なんだ?」
時の政府関係者「ご安心ください。皆さんの生活には一切何の関わりもありません。」
磁石というものが初めてお目見えしたとき、民衆は、「悪魔の石」といって恐れたそうです。
もちろん廃れたものもあります。例えばロボトミー手術。ノーベル賞まで受賞しながら、
その後の向精神薬の進歩により、忌避されるようになりました。
科学は諸刃の剣。使い方に注意を要するのは当然です。しかし、だからと言って使わないということはできせん。
包丁は危ないから、今日から包丁なしで料理しろと言ってるようなものです。
いまままでさんざん科学の恩恵に預かりながら、ここで突然進歩を止めろというのは、
世代のエゴと言わざるを得ない。 経済学で規模の利益(スケール・メリット)という言葉がありますが、都市問題というのは、
かねてから、集中させる利益と分散させる利益の比較で論じられて来たと思います。
遅くとも80年代ころには、既に集中の不利益が指摘されていました。
しかし、その後も現実の政策は東京一極集中を抜本的に改めようとはせず、
僅かにUターンが唱えられた程度です。
前述のように、「東京−軽井沢間ベルト首都構想」が採択、推進されることを祈っています。
地産地消ということも、長く叫ばれていますが、これも、まだ改善されていないのでしょうか?
されていないとしたら、なぜなのでしょうか?
原因を突き止めて対策を練る。これが正攻法でしょう。 量子力学の父といわれるマックス・ブランクは、若いころ、先生から、
「物理学は、もうニュートンいらい全部解明されてしまったから、
もうやることがない。別の道を歩みなさい。」
と言われたそうです。
時は19世紀後半。
お笑い草ですね。その後、どれだけ進歩したことか。
「科学が進歩しすぎた」などとは言わないことです。
100年後の人々に笑われますよ。 >>358
地産地消をせず、遠方から食料を輸送するのは、そのほうがカネになるからです。
簡単に言えばミクロ経済とマクロ経済の違いかな。
販売者にとって利益の出るやり方(ミクロ経済)と、日本全体、世界全体で見た
経済性(マクロ経済)は違うということです。
自由主義ではミクロ経済が重視されます。そのため、マクロ経済がないがしろにされ、
結果的に経済全体としては損失が大きくなるという感じかな。 遠方からの方がカネになるというのはなぜですか?
輸送コストが余計にかかる分損するのでは? >>359
科学が進歩しすぎたという言葉がいけないのなら、「科学を合理的に利用する
方法論が遅れすぎであり、進んでいる科学の悪影響をコントロールできていない」
といった方が近いかもしれません。
100年後の人々に笑われるなら本望ですよ。私は100年後に人間が存在するのか
すら疑問に思っているのですよ。 >>361
遠方の商品が安ければ、輸送コストを上乗せしても安くなるということはあるでしょう。
TPPなどはそういう典型的な事例です。 僅か100年後に人類がいなくなる?
随分確率が低いことを信じているのですね。
本心ですか?勢いで書いてしまっただけかな?
科学と言うのは、とても広い概念です。
歯ブラシも科学、トイレも科学。
起きてから寝るまで、我々は科学の世話になりっぱなしです。
原発は確かに問題です。
しかし、だから科学全体がいかんということにはなりません。
ほとんどの科学は合理的な利用方法にのっとって適切に活用されています。
たまたま問題が出たものだけが、大きく報道されるので、歪んだ価値観が
出来上がってしまう。
[田舎のおばあちゃんの錯覚]という話があります。実話です。
「偉い人はみんな悪いことをしている。」
なぜこうなるのでしょう?新聞、テレビは、偉い人について、悪いことをしたときだけ大きく報道
する。会社員が痴漢しても記事にならないけれど、大学教授がやると大々的に採り上げる。
よいことをしたときは僅かな例外を除いて採り上げない。
だから現実社会を知らないおばあちゃんは、偉い人は全員悪者だと思い込ん
でいる。
科学も、これに似たような偏見を持たれているのかもしれません。 大阪よりも和歌山の方が安いのなら、和歌山から大阪には運ばれますが、
大阪から和歌山には運ばれないのでは? >>364
うん。
今は途上国が発展しているから、世界レベルで資源・エネルギーの消費が増えてる。
いずれは枯渇して世界戦争になり、メガデスが起きる。
そりゃ100%死ぬわけじゃないかもしれんけど、それでも大変なことが起きるだろうね。
エネルギー消費の少ない効率的な社会が必要であると言うのは、エネルギーが
海外輸入であり、海外支払い=日本の経済低下というお金の問題もありますが、
これからは世界が協力してエネルギー消費の少ない社会を形成しないと、
枯渇するという、もっと深刻な問題が待ち受けているからです。
>>365
本当は和歌山ではなく泉南(大阪南部)なんですけど、あんまりローカルな地名
出してもわからんやろなーと思い、つい和歌山と書きました。
それと泉南で買って大阪へ持って行くということも、実際はほとんどありません。
大阪→泉南一方通行ですね。これは勢いで書いてしまいました。 >>364
あ、それと科学が全部悪いなんて言ってませんよ。
>>353にもそう書きましたし。
科学も使い方次第で毒にも薬にもなります。
ただ進歩さえすれば良いのではなく、使い方を考えることがスマートだと思います。 同意。
ただね、進歩と言う言葉の使い方なんでけれど、
科学のまずいところを直すのも一つの進歩に他ならないと理解しています。
改良ですからね。
公害防止とか、薬の副作用を阻害するとか。
私の場合、経済至上主義というか、露骨にカネ、カネ、カネというのに抵抗があります。
カネ自体は目的ではなく、業績の結果に過ぎないと考えたい。
業績の見返りでしょう。
とすればキモは業績。
では価値ある業績とは?と問えば、
それは広い意味での「進歩」なのではないか考えているわけです。
巷では、「進歩派」と言われるタイプなのかもしれません。
お金は大切だけれども全てではない。拝金主義者にだけはなりたくない。 新産業を興したとか、雇用を創出したということを業績として強調する人たちもいますが、
あれも本筋ではないと思います。
拝金主義者を納得させるための方便。
イノベーションを唱えたシュンペーターも所詮経済学者です。
カスのことしか興味がない。
本筋は、あくまでも叩き出した業績によって、社会に、人に
何がもたらされたかだと考えています。 経済指標で計れないもので価値あるものがたくさんあるということです。 「量」は数字そのものだが、「質」を数字で表すのは難しい。 >>368
おお、そう言ってもらえると心強い限りです。
科学のまずい所の改良とか、大事ですね。
特に問題なのが、科学者、技術者さんたちは、狭い分野だけに特化しすぎて
全体像を見渡すセンスがなくなっていること。
これだけ科学が進歩すると、特化するのは仕方ないのですが、行き過ぎると
専門バカ(失礼)になってしまう。
浅く広くという見方もまた必要かと思うことがあります。 まったく同感。今こそ、丸山真男の「日本の思想」が正しく評価されなければなりなせん。
専門馬鹿=タコツボ。発表当時、同氏は総スカンを食らわされたらしいのですが、
その総スカンを食らわしたのは他ならぬタコツボたちだったという笑えない話。
「一つのことについて全てを知るより、全てのことについて何らかを知る方が、ずっとよい。」(パスカル) 全てのことについて何等かを知る方が、ずっとよい。
と考えるのもひとつの趣味なんじゃないだろうか。
いろんな事を全部仕切りたいと思う人はそういう考えかもしれないけど。
人間は分業できたので進化できたのなら、突っ込んだ得意技の方が
価値があると思う。 程度問題。ステレオ・タイプになってはダメ。
ただ、今の日本の研究者の状況は、タコツボが多すぎというだけの話。
強制するつもりはないがね。
過去幾多の発明・発見が他分野の知見と結合させた結果であるということも忘れないで欲しい。
アメリカで、優秀な経営者集めて心理テストやったら、関係ないと思われているものを繋げる能力が抜群だっ
たという結果も出ている。
「OOと通ずるものがあるなあ」という閃きが大切。
ソニーのエンジニアの話。
「技術というのは、縦に掘るか横に広げるしかない。縦がダメなら横だ。」
軌道エレベータの研究開発で、ツリガネムシの足の運動をヒントにしているというのは、
さすがに驚いた。プランクトンだよ。動物最速の運動能力らしい。 タコツボ開発マンが到底売れない物ばかり作って営業に見捨てられる。
あらゆる価値というものは、全体における位置づけで決まる。
全体が見えていないものは、的外れに終始する危険がある。
大学研究者も同じ。
いやしくも仕事としてお給金をもらっている以上、「趣味」と言ってしまってはいけない。
日本を、東洋を、世界を、宇宙をという視点を持ち続けたいね。
リベラル・アーツというのは、もともと「調和」のあり方を究めるためのものだった。
これが学問の基本だと思うよ。 華厳経の教えにもあるね。
「個が全体であり、全体が個である。」 あったかい方がいいよね。
寒冷化して寒いからエアコン暖房にした。
夏と冬で30度以上も違うのに温暖化とか誤差の範囲だよね。 何宗かは忘れましたが仏教の言葉です。
「奪い合えば足りない。分かち合えば余る」
昔の人のほうが合理的ですな。 余ったらどうするの?捨てたらもったいないし。
また分けるか?そうすると、また余るな。
どうするの?捨てたらもったいない。
また分けるか?そうすると、また余るな。
{以下、永遠に続く...............) さぁてね。
先の仏教の言葉は、モノが不足して余らせることが難しかった時代の話だ。
その時代に適切な解を出していることへの賛辞だと考えていただければうれしい。
モノ余りの今日、それに対する解を考えるのは私たちの責任だろう。
立派な大学がいくつもあるのに、アタマはポンコツなどと昔の人から笑われないように
したいものですね。
まぁ、普通はワークシェアして生産減らすとか、考えるんじゃないでしょうか。 どんなにモノが不足していたとしても、
今あるものを分ければ余る。
したがって、その反論は意味をなしていない。 あんまし頭いい方ではないようだな。
少なくともキャリアレベルには遠く届かないだろう。 >>386
意味がイマイチ分からんが・・・
まぁ、反論とかする気はないよ。
世の中が平和になって、後世の人たちがちゃんと生きていけるようになったら
それで良いよ。 >>355
>これまでハードは十分すぎるほど進歩してきた。
まだまだ。電気自動車も、水素自動車も全然進んでないし、いずれは核融合炉も発明しなくてはならないし そだねー。掘り尽くされた鉱山とは到底言えない。
既存商品の小改良という枠にとらわれていると、もうやりつくされた
ように感じるんだよね
行き詰まり感とか閉塞感というのは、勝手に頭の中に枠を作ってしまうから生じる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています