>>276
なるほど、官公庁を分散すればお互いの繋がりが悪くなり機能低下するのは分かる。
あと、よく言われるのはコンビナートだ。臨海地区に多くの工場を集積することで
物資の輸送距離が短縮できて効率的である。
つまり、ただ漫然と何でもかんでも分散すれば良いとは言えない。

本当の目的は、無駄な移動を減らしたり、渋滞やヒートアイランドなど、過密に起因する
無駄エネルギーを削減することにあるのだから(無駄エネルギーというのは
まったくもって【無駄】なのであって、社会に寄与する物は何もない)その目的に
応じた方法を検討すべきであるとは思う。
だから何が何でも分散すれば良いとは言わないが、現在の東京は非効率であって
何とかすべきだろう。

逆に地方の過疎も問題だ。大して人口もないのに大型スーパーなどがあるから
結局少数の店舗が点在するだけで需要を満たしてしまう。そのために、買い物距離が
長くなり、たかだかハクサイ一つ買いに行くためにガソリンを使わなければならない。
過疎も良くないのである。
せめて、地方都市は大型店舗を制限して小型店舗を増やし買い物は自転車で
行けるようにしたほうが良いと思う。
今後、不況や高齢化が進み、自動車に乗れなくなる人は多数発生する。(都会も
同じ事だが)。自動車利用を前提とした社会は見直すべきだろう。