オクダエリカ PART 1.0
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
うなずいたり、「そんなことはないですよ」と顔の前で手を左右に振っていたり。
私たちは対話中に自然に、かつ無意識に身体を動かして相手とコミュニケーションをとっています。
相手が見えない電話でも相手に合わせてうなずいているヒトもいますね。
ヒトの社会行動には、こうした無意識の行動が深く関与しています。
では、ヒト以外ではどうでしょうか。研究チームは、
動物にもこうした無意識の協調行動が存在するかどうかについて、
3匹のニホンザルを使った実験を行ってみました。
まず、2つのボタンを片手で交互に押す動作を、個別に訓練しました。
複数回連続して交互にボタンを押すと褒美にエサがもらえます。
各サルがボタンを押すスピードを複数回記録して平均を求め、
そのスピードをそのサルが持つ基準値としました。次に、訓練したサル2匹を
ペアにして向かい合わせ、同じようにボタン押し課題を与えました。
すると、課題開始直後から、2匹のサルのボタン押しの速さが同期しました。
あるペアでは、1匹のサルは自分の基準値より速く、別のサルは遅くボタンを押すことで、
お互いのボタンを押す速さが等しくなりました。また別のペアでは、単純にお互いが
同じ速さになるのではなく、一方は1秒間に4回、もう一方は1秒間に1回ボタンを
押すように同期しました。さらに、予め撮影していたボタン押しをするサルの
ビデオを見せた場合でも 、サルはボタン押しの速さを映像に合わせて
変化させました。エサをもらうために、サルはただボタンを交互に押そうとするので、
相手のボタン押しは意識していないと考えられます。
この実験で、ヒトの社会適応能力の一端がサルにもあることが分かりました。
今後、無意識的な協調行動をとるサルの脳の仕組みを調べていきますが、
これによって、私たちの社会適応力がどのような脳の進化をたどって獲得されていったかを探る、
進化論的な研究の進展を促すことも可能になります。 中国環境保護省は29日、中国で深刻化している有害物質を含んだ濃霧が
日本の国土の3倍以上に当たる約130万平方キロを包み込んでいると発表した。
北京の病院は大気汚染を原因とする患者に関する取材を拒否、
上部機関から指示があったと明らかにした。
同省によると、北京、天津と河北、山東両省で、6段階の大気汚染指数で最悪の「深刻な汚染」を
記録。吉林省など東北地方や河南、湖北、陝西、四川各省など内陸部では
2番目に悪い「重度の汚染」となった。
大気汚染の主要原因となっている車の排ガスなどに含まれる直径2・5マイクロメートル以下の
微小粒子状物質「PM2・5」の数値について環境保護省は
「28日よりも明らかに悪化している」とした。
もうすでに、汚染物質が、西日本に飛散している。
これから、偏西風が吹く、春先以降、黄砂と一緒に
汚染物質が日本列島全体に飛んでくるのは確実だ。
早急に、手を打たないと、大変なことになる。
本当に尖閣諸島問題といい、汚染物質といい
厄介な隣人「隣国」である。
忠共は塵。 オンラインストア「Amazon.co.jp」を運営するアマゾンジャパン株式会社は、
対象予約商品の「発売日前日お届け」サービスを開始した。
Amazonプライム会員は無料、非会員は「お急ぎ便」の配送料350円で利用できる。
対象の予約商品(CD、DVD、ブルーレイの一部商品)を期日までに
「お急ぎ便」を選択した上で予約注文すると、発売日前日に商品が届く。
対象商品には「発売日までに商品を受け取るには、お急ぎ便をご利用の上、
予約注文してください」というメッセージが表示される。
なお、お急ぎ便不可地域に届ける場合や、Amazonマーケットプレイスでの購入、
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い、
コンビニ受け取りを利用した場合は、利用できない。
今週は、「科捜研の女」の放送は休止か。
代わりに、某・Tレビ垢非の(Eばら)黄金(の焼肉のTれ)か。
スージー(・ズ○)取れるか?
今週は、「科捜研の女」は休止の方がよかったかもしれないな。
2月2日から2月11日まで、BS・CSワイパー訂正BS・CSスカパー
無料放送中だ。普段、有料のCSni視聴者が流れているだろう。
今週は、地デジ包装軒並み、スージー(ク○パ○)苦戦だろうな。
「科捜研の女」来週の包装に期待だなぁ。 1.〔座談会〕 終末期の“物語り”を充実させる(清水哲郎,佐藤伸彦,
会田薫子)
http://fofa.jp/1032/c.p?22ceLhc1hew
2.〔寄稿〕 メディアを活用し,研究者の社会参加を(武田裕子)
http://fofa.jp/1032/c.p?32ceLhc1hew
3.〔連載〕 続 アメリカ医療の光と影 (238) 「最先端」医療費抑制策
マサチューセッツ州の試み(8)(李啓充)
http://fofa.jp/1032/c.p?42ceLhc1hew
4.〔連載〕 在宅医療モノ語り (34) ウチとソトのフィルターです マスクさん
(鶴岡優子)
http://fofa.jp/1032/c.p?52ceLhc1hew
5. MEDICAL LIBRARY 書評・新刊案内
『腹膜透析スタンダードテキスト 』
『《総合診療ブックス》どうする? 家庭医のための"在宅リハ" 』
『呼吸器外科手術のすべて 』
『思春期・青年期のうつ病治療と自殺予防 』
『CT・MRI実践の達人 』
http://fofa.jp/1032/c.p?62ceLhc1hew
●PDFファイルはこちら⇒http://fofa.jp/1032/c.p?72ceLhc1hew NHK Eテレ「きょうの料理」夜9時〜は、話題のキャロットケーキと失敗なしのクッキーを、
料理研究家の舘野鏡子さんが紹介します。
◆ふわふわキャロットケーキ
〜にんじんたっぷり!やさしい味 (直径18cmの丸型1台分)
【にんじんのレモン煮】
●にんじん(大)1本(180〜200g) ●レモン汁大さじ1 ●砂糖大さじ2
●バター*50g ●レモンの皮(国産/すりおろす)1コ分
●卵3コ ●砂糖100g ●薄力粉130g ●ベーキングパウダー小さじ1
【トッピング】
●生クリーム100ml ●砂糖大さじ1 ●シナモン(粉)少々
2070kcal(全量):50分** *食塩使用のもの。 **ケーキを冷ます時間は除く。
◆ハンドロールデコクッキー
〜抜き型いらずで手軽 (24コ分)
●バター80g ●きび糖*50g ●溶き卵1/2コ分(30g)
●薄力粉160g ●ベーキングパウダー小さじ1/4 ●シナモン(粉)少々
【レモンアイシング】
●粉砂糖30g ●レモン汁小さじ1弱
【ココアアイシング】
●粉砂糖20g ●ココアパウダー5g ●レモン汁約小さじ1
●打ち粉(薄力粉)適量 ●アラザン適宜
70kcal(1コ分):50分** *なければ、砂糖(上白糖)でもよい。
**デコレーション後におく時間は除く。
エネルギーは注意書きがある場合を除いて、すべて1人分です。
再放送は、Eテレで翌日(木曜放送分は翌週月曜)午前11時〜。また、つくり方は
「きょうの料理」テキスト2013年2月号20〜25ページに掲載中です。
水や基本的な調味料(塩・こしょうなど)の分量は、省略することもありますので、ご了承ください。
今日、夜9時 放送です。 お楽しみに。 秘められた潜在能力を持つ人が実際にいるものです。
平凡なサラリーマンなのですが、音楽をやらせれば
ミリオンセラーで、絵を描けば銀座で個展が開けるほど。
そういえば昔、クラーク・ケントという記者が
スーパーマンに変身するのをワクワクしながら見た覚えがあります。
さて、病原体から身を守る免疫反応で重要な働きを担うのがT細胞で、
ヘルパーT細胞とキラーT細胞の2つがあります。
ヘルパーT細胞は普段はB細胞に抗体を作るように指令を出す役割なのですが、
これが一転、病原体に感染した細胞を見つけて殺してしまうキラーT細胞の様に変化することを
研究者らが解明しました。環境が細菌にさらされている「腸内」という限定条件がありますが、
いったんヘルパーT細胞になるとキラーT細胞には変化しない、
というこれまでの通説を覆す研究成果です。
さらに、腸管内でヘルパーT細胞がキラー様T細胞へと変化するには、
ThPOKという転写因子が発現消失することによるもの、という機能変化過程も明らかにしました。
この過程では、細胞の性質をコントロールする根本的なプログラムが書き換えられことが分かりました。
つまり、ヘルパーT細胞は腸のような環境では、細胞機能のプログラムを
再び書き直す能力をもっていることになります。細胞分化プログラムの書き換えは
リ・プログラミングと呼ばれ、iPS細胞を作成するときに見られる現象と
類似のものと捉えることができるそうです。免疫系の環境適応能力の研究に
新たな視点をもたらす成果といえます。
▽画像 Fate mapping法によるヘルパーT細胞のその後の追跡
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2013/130121/image/front.jpg
▽説明動画
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=5I7R1-YWv3U 1.〔座談会〕 今,日本の医療に求めること(日野原重明,ローレンス・
ティアニー,青木眞)
http://fofa.jp/1032/c.p?22ceLhg1hhz
2.〔寄稿〕 英国の新しい家庭医療研修医制度――その研修と選抜(後編)
(澤憲明)
http://fofa.jp/1032/c.p?32ceLhg1hhz
3.〔連載〕 外来診療 次の一手 (11) 「朝から頭痛が続いているんです……」
(前野哲博,小曽根早知子)
http://fofa.jp/1032/c.p?42ceLhg1hhz
4.〔連載〕 「型」が身につくカルテの書き方 (8) 外来編(1)初診外来カルテ
の書き方(佐藤健太)
http://fofa.jp/1032/c.p?52ceLhg1hhz
5. MEDICAL LIBRARY 書評・新刊案内
『標準生化学 』
『日野原重明ダイアローグ 』
『神経解剖集中講義(第2版)』
『カラー図解 これならわかる薬理学(第2版)』
http://fofa.jp/1032/c.p?62ceLhg1hhz
●PDFファイルはこちら⇒http://fofa.jp/1032/c.p?72ceLhg1hhz 生物を詳細に観察することが求められているライフサイエンスの研究では、
生体分子や細胞の挙動を可視化するイメージング技術が欠かせません。
しかし、これまでは活発に動き回る分子の挙動などを、
生物の深部まで高速に可視化することは不可能でした。
そこで、研究者らを中心とする共同研究グループは、
厚みのある試料でも高速に観察できる新イメージング装置の開発に挑みました。
既存の観察装置の中で、多点走査方式を採用し高速観察に優れた
「スピニングディスク型共焦点顕微鏡」に着目し、改良を試みました。
同顕微鏡は蛍光画像を得るときに、多数のピンホールを配置したディスクを
回転させて複数のレーザー・ビームで試料をスキャンして高速に撮影する方式です。
しかし、複数の点を同時に励起すると各励起点間の干渉や、非焦点面で発生する背景光が
ピンホールに混入して共焦点性(背景光を取り除いて光学切片像を取得する性能)が
失われてしまいます。研究グループは、この問題を解決するため、ピンホールの間隔を
2倍に広げて背景光の混入を減少させるとともに、二光子励起法を用いて非焦点面での蛍光発生を
根本的に抑えることにしました。緑色蛍光タンパク質(GFP)を融合したタンパク質を
発現させたマウスやショウジョウバエなどの胚や卵を用いて新イメージング装置を評価したところ、
試料の数十μm内部において、従来型比で30倍以上コントラストを改善したクリアな画像が得られました。
また、核を可視化したマウス胚切片の場合でも、
従来は30μm深部で判別不能だったのに対し、
100μm以上の深部でも判別が可能となりました。
今後、基礎研究だけでなく医療など幅広いライフサイエンス研究分野の発展に貢献すると期待します。 「53アト秒」といわれてもピンとこないと思います。
ものすごく短い時間です。1アト秒が10-18秒ですから1京分の0.53秒にあたります。
研究チームは、X線レーザーのパルス幅を圧縮する手法をXFEL施設「SACLA」に適用した場合の
シミュレーションを行い、パルス幅53アト秒という超短パルスのX線レーザー発振が可能なことを確認しました。
化学反応の過程で生じる原子や分子の運動を「光」でとらえるには、光の照射時間が
それ以下であることが必要になります。近年、光学機器を利用したパルス圧縮と呼ばれる技術が
実用化され、可視光や赤外線ではフェムト秒(アト秒の1000倍)程度の照射時間と十分な明るさを
併せ持った「超短パルスレーザー」が利用されています。超短パルスレーザーのパルス幅の理論的な限界値は
「その波長に相当する距離だけ光が進むのに要する時間」と同程度とされています。
この考え方に従えば、X線レーザーのパルス幅の限界値は計算上約0.3アト秒になります。
しかし、実際は赤外線レーザーのパルス幅と同程度の数フェムト秒にとどまっています。
なぜなら、X線領域では、パルス圧縮に応用できる光学機器が存在しないからです。
研究チームは、可視光や赤外線領域のパルス圧縮とは異なる新たな手法の開発に挑みました。
レーザー発振後に光学機器を用いてパルス圧縮するのでなく、レーザーや光学、
さらには加速器の既存技術を組み合わせて、レーザー発振の過程でパルス圧縮をしようと考えました。
具体的には、くし状の電流分布をもつ電子ビームで、1個のレーザーパルスだけを
効率的に増幅するのです。この手法をSACLAに適用したところ、パルス幅53アト秒、
ピークパワー6.6テラワットという超短パルス・高輝度のシミュレーション結果を得ました。
理論限界の0.3アト秒の実現に向けた第一歩となります。 〔インタビュー〕 精神療法のエッセンスを日々の診療に取り入れる(堀越勝)
http://fofa.jp/1032/c.p?22ceLhl1hjB
〔寄稿〕 世界と競うiPS細胞特許のいま(高須直子)
http://fofa.jp/1032/c.p?32ceLhl1hjB
〔寄稿〕 これからの終末期医療に必要なリハビリテーションとは(田村茂)
http://fofa.jp/1032/c.p?42ceLhl1hjB
〔連載〕 続 アメリカ医療の光と影 (239)
「最先端」医療費抑制策 マサチューセッツ州の試み(9)(李啓充)
http://fofa.jp/1032/c.p?52ceLhl1hjB
〔連載〕 PHOTO LETTER (8) 国内外で苦境に立つマリの人びと
http://fofa.jp/1032/c.p?62ceLhl1hjB
MEDICAL LIBRARY 書評・新刊案内
『小児から高齢者までの姿勢保持――工学的視点を臨床に活かす(第2版)』
『ブルガダ三兄弟の心電図リーディング・メソッド82 』
『精神療法の基本――支持から認知行動療法まで 』
『医療事故の舞台裏――25のケースから学ぶ日常診療の心得 』
『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学 』
『パルス波ECTハンドブック 』
『成人期の自閉症スペクトラム診療実践マニュアル 』
http://fofa.jp/1032/c.p?72ceLhl1hjB
●PDFファイルはこちら⇒http://fofa.jp/1032/c.p?82ceLhl1hjB 三菱マテリアルは2月18日、同社の連結子会社である菱光産業が東京大学 工学系研究科の
中尾 教授ならびに永田精機の技術研究所と共同で、プラズマを使用した注射針の低痛化
処理装置を開発したことを発表した。
患者の負担を減らすことを目的に、注射針を刺す痛みを軽減する技術開発が各所で進めら
れている。例えば針の径を極細にすることで、痛みを感じさせなくする手法などが考案さ
れているが、細くなると折れる危険性が増すことになるほか、内部を薬液がスムーズに通
過しない可能性もある。また、針へのシリコーン塗布なども研究されているが、シリコー
ンによるアレルギー発症が危惧されるなど、課題があった。
一方、これまで静脈針や経皮針、透析用針などの分野では、そのほとんどが砥石研磨のあと
、電解研磨により先端を鋭利化してきたが、電解研磨では形状変更に限界があり、十分な
低痛化が図れていないという問題もあった。
今回開発された低痛化処理装置の場合、砥石研磨後にプラズマ処理工程を取り入れることで
外径の太い針も針先端を凹状に先鋭化が可能になり、その結果、電解研磨法の針に比べ刺通
抵抗が45%程度低下したほか、シリコーンを塗布した状態と比較しても20%程度の低痛効果を
実現できるようになるとしている。
なお、菱光産業では、すでに国内医療機器メーカーに向けプラズマ処理による注射針の低痛化
処理装置の販売を開始しているとしているが、今後は医療分野に限らず、プラズマを用いて
さまざまな分野の課題解決に向けて取り組んでいく方針としている。
三菱マテリアル プレスリリース
http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/01/01/13-0218b.html
画像:プラズマ処理前の注射針
http://news.mynavi.jp/news/2013/02/18/148/images/001l.jpg
画像:プラズマ処理後の注射針
http://news.mynavi.jp/news/2013/02/18/148/images/002l.jpg 「対称性の自発的破れ」の概念を現代素粒子物理学に導入し、
「南部理論」 を生み出した南部陽一郎博士は、 2008年にノーベル賞を受賞しました。
この理論を簡単に言うと、対称性には、円や球のようにどれだけ回転させても
対称性を保つ回転対称性や、気体や液体のように分子がどこにあっても変わらない並進対称性といった
「連続対称性」があり、これが自発的に破れると小さな変化を遠方まで伝える「波」が
発生する―という理論です。南部理論では、連続対称性が破れると、破れた対称性の数に等しい数だけ
一定速度で伝わる波が現れるとしています。しかし、磁石の中を伝わる
「スピン波」のように、自然界に現れる波の中には南部理論で説明できる波とは異なる性質の波が
あることが知られています。
例えば、従来の南部理論をそのままスピン波に適用すると2種類の波が生まれるはずですが、
実際には1種類の波しか観測されません。そこで理研の研究者は、あらゆる連続対称性の
自発的破れを理論的に説明できる新しい理論の構築に挑みました。新理論の構築に用いたのは、
ミクロな力学からマクロな現象を導き出す「森理論」でした。1965年に森肇博士が提唱した理論です。
これを南部理論へ融合し、スピン波では電子の回転に起因して1種類の波だけが生まれること、
その伝播速度はスピンに加える力の大きさに依存することを説明できました。
自然界の波の性質を1つの理論だけで説明でき、対称性の自発的破れの
本質的理解につながります。 英国で哺乳類初のクローン羊「ドリー」が誕生したのが1997年。
画期的な出来事で、大きな反響を呼びました。
ただ、体細胞から核移植した卵子のうち出産にいたる割合は低く、
残念ながら、西遊記の孫悟空のように自分の毛から分身(クローン)を
大量に作るというわけにはいきませんでした。また、クローン動物から
再びクローン動物を作り出す連続核移植(再クローニング)が困難で、
世代を超えた遺伝情報の伝達は数回で途切れていました。これは、
分化した体細胞の核を未分化の受精卵の状態に戻す「初期化」が不完全で、
この「初期化異常」が核移植のたびに蓄積し、出産率が低下するためと考えられていました。
研究グループは、2005年にトリコスタチンA(TSA)という薬剤が初期化異常を改善することを発見。
それ以来、再クローニングの成功率を高めるために、さまざまな実験条件を最適化しながら、
1匹の雌のドナーマウスをもとに連続核移植を続けてきました。
現在(2013年2月末)、再クローンマウスは26世代目となり、598匹が誕生しています。
出産率は1代目の7%から上昇傾向を示し、最高で15%を記録しました。また、繁殖能力や寿命、
細胞年齢の指標となる染色体末端のテロメアの長さにも異常がないことが分かりました。
さらに、遺伝子発現の網羅的な解析により、核移植を繰り返しても初期化異常は蓄積しないことも明らかになりました。
再クローン技術の完成度をさらに高めていくことで、優良家畜の大規模な生産や、
絶滅危惧種のクローンを安定的に作り出すことが可能になると期待されます。 1. 第28回日本静脈経腸栄養学会開催
http://fofa.jp/1032/c.p?02ceLhy1oiH
2.[インタビュー]小児慢性疾患患者に適切な“移行”を(石崎優子)
http://fofa.jp/1032/c.p?12ceLhy1oiH
3.〔寄稿〕 看護師,医療スタッフのための『移行期支援ガイドブック』とは
(丸光惠)
http://fofa.jp/1032/c.p?22ceLhy1oiH
4.〔寄稿〕 社会の力を最大化する「顔の見える関係」(森田達也)
http://fofa.jp/1032/c.p?32ceLhy1oiH
5.〔連載〕続 アメリカ医療の光と影 (241)「最先端」医療費抑制策
マサチューセッツ州の試み(11)(李啓充)
http://fofa.jp/1032/c.p?42ceLhy1oiH
6.〔連載〕 PHOTO LETTER (9) 鉛中毒に苦しむナイジェリアの子どもたち
http://fofa.jp/1032/c.p?52ceLhy1oiH
7. MEDICAL LIBRARY 書評・新刊案内
『小児から高齢者までの姿勢保持――工学的視点を臨床に活かす(第2版)』
『ブルガダ三兄弟の心電図リーディング・メソッド82』
『アナトミー・トレイン[DVD付]――徒手運動療法のための筋筋膜経線(第
2版)』
『Medicine――医学を変えた70の発見』
『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学』
http://fofa.jp/1032/c.p?62ceLhy1oiH
●PDFファイルはこちら⇒http://fofa.jp/1032/c.p?72ceLhy1oiH 「天は二物を与えず」といいますが、二物も三物ももった魅力的な人がいます。
一芸に秀でた人はあらゆる面でレベルが高く、科学者なのに画もプロ級という具合です。
そんな例が酵素の世界にもありました。
糖鎖を分解する「Man2C1」という酵素に、酵素としての機能とはまったく別に、
細胞死を抑制する新しい機能が見つかりました。
Man2C1は細胞質に存在し、糖鎖とタンパク質が結合した糖タンパク質を分解する酵素です。
ところが、いくつかのがんでMan2C1の発現が増加して、腫瘍の増殖や転移と関わりがあるとされ、
一方では、Man2C1の発現を抑制するとがん細胞での増殖が止まったり、
アポトーシスと呼ばれる細胞死を引き起こすことも分かってきました。
しかし、この新しい機能が糖鎖の分解とどう関わるのか、どんなメカニズムで
増殖の停止や細胞死にいたるのかは不明なままでした。
研究チームは、Man2C1の発現を抑制したヒトがん細胞由来の培養細胞株を作製し、
細胞に起こる変化を観察しました。その結果、CHOPという転写因子の発現が増加し、
ミトコンドリアを介してがん細胞のアポトーシスを誘導していることが分かりました。
この細胞死は酵素としての機能を失わせたMan2C1でも抑制されていました。
このことは、Man2C1の酵素としての機能と細胞死抑制機能が、
それぞれ独立していることを示します。
今回の研究で、Man2C1の発現を抑制するとがん細胞の増殖や転移を抑えられる分子メカニズムが
明らかになりました。今後、Man2C1の細胞死抑制機能だけを無くすことができれば、
糖鎖分解機能を保ちながら、がん細胞のアポトーシスを引き起こす新しい抗がん剤の開発に
つながると期待できます。 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、別名「肺の生活習慣病」と
呼ばれる呼吸困難を伴う疾患です。喫煙など外的要因と
遺伝的要因によって発症するといわれています。
細菌やウイルス感染により症状が急激に悪化(増悪)することがありますが、
増悪時の治療法は現在のところ吸入ステロイド剤などに限られ、
新しい治療法の開発が待たれています。
日本医科大学の共同研究グループは、自然免疫細胞で作られる糖鎖を認識する
タンパク質「Singlec-14」がCOPD増悪に関わる細菌と結びつくことや、
Singlec-14タンパク質をコードするSIGLEC14遺伝子には2種類の型があり、
祖先型は Singlec-14タンパク質を作り、欠損型は作らないことに着目しました。
これが COPD患者の「増悪しやすさ」に影響するかどうかを検討するため、
COPD患者135人についてSIGLEC14の遺伝子型を解析し、1年間の増悪の回数を調べました。
その結果、 Singlec-14タンパク質を持たない欠損型患者は、このタンパク質を持つ
祖先型患者に比べ年平均の増悪頻度が4分の1以下であると分かりました。
また、Singlec-14タンパク質を持つ自然免疫細胞と持たない自然免疫細胞のモデルを
作りウイルスで刺激したところ、持つ細胞は持たない細胞より強い炎症性反応を示しました。
これらの結果から、Singlec-14タンパク質を持つ患者は炎症性の反応が強く、
増悪の頻度が高くなることが分かりました。つまり、SIGLEC14の遺伝子の型を調べれば
憎悪の起こりやすさを特定できることを示しています。これにより、医療の個別化
(オーダーメイド医療)を実現できます。また、Singlec-14 を起点とした炎症性の反応経路を
遮断すれば、増悪の治療や予防につながると考えられます。 産業技術総合研究所・幹細胞工学研究センターと和光純薬工業(本社・大阪市)は、
培養液に加えるだけでヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を
生きたまま可視化できる高感度の検出用物質を開発したと発表した。
移植用に作製された細胞にある良質なiPS細胞を簡単に見分けられるほか、
残存する未分化のiPS細胞を可視化し、除去することで
腫瘍形成などを回避できるようになるという。
研究チームは、iPS細胞の表面に結合するタンパク質「rBC2LCN」を発見した。
このrBC2LCNを赤色蛍光物質で標識し、iPS細胞を培養中の液に添加したところ、
iPS細胞を生きたまま蛍光染色することができた。
rBC2LCNが結合するのは、iPS細胞の膜タンパク質のうちでも、
「Hタイプ3」と呼ばれる構造の「O型糖鎖」に結合することが分かった。
iPS細胞から分化し移植される細胞の中には、未分化のiPS細胞が残存し、
これが腫瘍化することが知られている。iPS細胞と分化細胞が
混じった細胞集団に蛍光標識のrBC2LCNを加え、レーザー光による
蛍光選別装置を使って実験したところ、分化細胞とiPS細胞を分離できた。
再生医療に用いる移植用の細胞にiPS細胞が混入していても、
この技術を応用してiPS細胞を分離できるという。
rBC2LCNには毒性がほとんどなく、培養液中に入れたままにしておけるので、
常に品質管理をしながらiPS細胞を培養できる利点がある。
さらに、同様に再生医療での研究開発が進むES(胚性幹)細胞も、
rBC2LCNによって生きたまま染色できるという。
今回の研究開発は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の
助成事業(2009-10年度)、和光純薬工業からの
資金提供型共同研究(2011年度-)により行われた。
論文“Podocalyxin Is a Glycoprotein
Ligand of the Human Pluripotent Stem Cell-Specific Probe rBC2LCN”は米科学誌「STEM CELLS
Translational Medicine」(オンライン版)に掲載された。
マイナビニュース 2013/03/28
http://news.mynavi.jp/news/2013/03/28/165/index.html
産総研 プレスリリース
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2013/pr20130319/pr20130319.html 鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染が中国で広がっている問題で、
上海市政府は7日、新たに59歳男性と67歳男性の2人の感染が確認されたと発表した。
ともに治療中という。接触者に症状は出ていない。
感染者は上海市、安徽、江蘇、浙江各省で計20人(うち死者6人)になった。
発表によると、上海市内で感染が判明した10人に接触した計194人のうち、
2人に発熱などの症状があり、治療を受けているが、H7N9型には感染していなかったという。
一方、7日付地元紙によると、上海市の楊雄市長が6日に市内の複数の食品市場を視察し、
生きた鳥の販売禁止措置など、鳥インフルエンザの感染拡大の防止徹底を指示した。
上海市内では、これまでにニワトリなど9万8000羽が殺処分された。 1. 座談会〕 真に臨床教育に資する医師国家試験をめざして
(高久史麿,別所正美,北村聖,青木茂樹)
http://fofa.jp/1032/c.p?22ceLhI1gYf
2. 第107回医師国家試験合格発表
http://fofa.jp/1032/c.p?32ceLhI1gYf
3.〔連載〕 外来診療 次の一手 (13)
「昨日から下腹部が張って,苦しいんです……」(前野哲博,小曽根早知子)
http://fofa.jp/1032/c.p?42ceLhI1gYf
4.〔連載〕 「型」が身につくカルテの書き方 (10)
老年医学・臨床倫理を応用したカルテの書き方(佐藤健太)
http://fofa.jp/1032/c.p?52ceLhI1gYf
5.MEDICAL LIBRARY 書評・新刊案内
『あなたへの医師キャリアガイダンス』
『誰も教えてくれなかった「風邪」の診かた――重篤な疾患を見極める!』
『ソーリー・ワークス!――医療紛争をなくすための共感の表明・情報開示・
謝罪プログラム』
『新臨床栄養学(第2版)』
http://fofa.jp/1032/c.p?62ceLhI1gYf
●PDFファイルはこちら⇒http://fofa.jp/1032/c.p?72ceLhI1gYf 人工塩基を用いてDNAの機能向上を証明
•独自の人工塩基対技術で、次世代DNAアプタマー作製に成功
•標的タンパク質との結合能力は天然型塩基のDNAアプタマーの100倍以上
•診断技術や医薬品としての高機能核酸をつくる新規バイオ技術創出へ道ひらく
DNAは水に溶けやすい(親水性)物質ですが、
タンパク質は親水性の部分と疎水性の部分からなるため、
天然型塩基だけで構成される従来のDNAアプタマーは
タンパク質の疎水性の部分と結合しにくいという欠点があります。
研究グループは、ランダム配列のDNA断片に疎水性の人工塩基Dsを
組み込むことにより5種類の塩基からなるライブラリーを合成し、
これを用いて標的タンパク質に結合するDNAアプタマーを作製する
新たなSELEX法を開発しました。
選別したDNA断片は、天然型塩基に人工塩基DsとPxを加えたPCR用の基質を用いてPCRで増幅しました。
次に増幅した二本鎖DNAからDsが組み込まれた一本鎖DNAを単離して、
選別・増幅を繰り返しました。得られたアプタマーの塩基配列は
次世代シーケンサー[7]を用いて網羅的に解析し、
アプタマー中のDsの位置も特定できるよう工夫しました。
モデル実験として、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)や
インターフェロン‐γを標的タンパク質として、
新SELEX法でそれぞれのDNAアプタマーを作製しました。
作製したDNAアプタマーは、天然型塩基だけで合成された
従来のDNAアプタマーと比較して、標的タンパク質との結合能力が
100倍以上向上していました。これらのDNAアプタマーは、
40〜50塩基の長さを有していますが、その中の2カ所あるいは3カ所にだけ
人工塩基Dsが組み込まれていました。
また得られたDNAアプタマーの標的タンパク質に対する選択性も
非常に高いことが分かりました。 1.〔座談会〕 神経疾患治療の過去・現在・未来
(祖父江元,水澤英洋,中島健二,高橋良輔)
http://fofa.jp/1032/c.p?12ceLhQ1hlD
2.〔寄稿〕 デジタル・パソロジーの新潮流(福嶋敬宜)
http://fofa.jp/1032/c.p?22ceLhQ1hlD
3. STROKE2013が開催される
http://fofa.jp/1032/c.p?32ceLhQ1hlD
4. 臨床倫理(第3回白浜記念)ワークショップ2013開催
http://fofa.jp/1032/c.p?42ceLhQ1hlD
5.〔連載〕続 アメリカ医療の光と影 (243)
タイム誌史上最長記事に見る米国医療事情(2)(李啓充)
http://fofa.jp/1032/c.p?52ceLhQ1hlD
6.〔連載〕 PHOTO LETTER (10) 医療不足に対応する包括的無償医療モデル
http://fofa.jp/1032/c.p?62ceLhQ1hlD
7. MEDICAL LIBRARY 書評・新刊案内
『腹膜透析スタンダードテキスト』
『標準的神経治療』
『変形性関節症の診かたと治療(第2版)』
『日本近現代医学人名事典【1868−2011】』
http://fofa.jp/1032/c.p?72ceLhQ1hlD
●PDFファイルはこちら⇒http://fofa.jp/1032/c.p?82ceLhQ1hlD 私たちが摂取するビタミンAは、体内でレチノイン酸という活性分子になって働きます。
レチノイン酸は脊椎動物が発生する過程で細胞の運命を決定づけるモルフォゲン分子として
注目されてきました。しかし、レチノイン酸はタンパク質ではないので、
蛍光タンパク質などで標識できません。そのため、胚の中でどういう濃度分布を示して
位置情報を与え体作りに関わるのか、不明のままでした。
研究チームは、レチノイン酸と結合するタンパク質(レチノイン酸受容体)のうち、
レチノイン酸が結合する部分だけを取り出し、これに蛍光タンパク質を連結した
蛍光プローブ「GEPRA(ゲプラ)」を開発、ゼブラフィッシュの胚の前後軸(頭尾軸)に沿った
レチノイン酸濃度を可視化することに成功しました。レチノイン酸は合成部位(胚の真ん中)と
分解部位(胚の両端)に挟まれた領域でほぼ直線的に分布しており、シミュレーションにより、
レチノイン酸が胚の中で素早く拡散することが示唆されました。興味深いことに、
こうした直線的な濃度勾配は、外から過剰のレチノイン酸を投与しても、
あまり影響を受けないことが分かりました。
現在研究チームは、GEPRAをマウスなどに適用し、哺乳類動物の体作りにおけるレチノイン酸の
役割の研究に着手しています。例えば、妊婦のビタミンA過剰摂取が胎児催奇形を
引き起こす可能性が指摘されていますが、GEPRAはそのメカニズムの定量的な解析に
貢献すると考えられます。さらに、レチノイン酸は私たちの体の中でリンパ球のホーミング現象や
神経シナプスの可塑性に関与しており、これら組織・器官でのレチノイン酸動態を
解析できると期待されます。また、ヒトの皮膚病やがんの治療にビタミンAが
用いられることがありますが、組織におけるレチノイン酸の濃度勾配が分かれば
薬の投与方法に関する指針が得られるはずです。レチノイン酸は分化誘導試薬としても
知られているので、iPS細胞技術を中心とする再生医療の分野にもGEPRAは適用可能です。
培養細胞集団から3次元的な組織を作り上げる過程で、レチノイン酸の濃度勾配を実測し
制御する重要性が明らかになると、GEPRAの活躍する分野がさらに拡大すると期待できます。 1. 2012年度保助看国家試験合格発表
http://fofa.jp/1032/c.p?02ceLhU1hcu
2. 6年目を迎えたEPA看護師制度
http://fofa.jp/1032/c.p?12ceLhU1hcu
3.〔寄稿〕 離職要因の考察からみえてきた課題(富永真己)
http://fofa.jp/1032/c.p?22ceLhU1hcu
4.〔寄稿〕 新たな助産師を育成する「助産師派遣事業」(板谷美智子)
http://fofa.jp/1032/c.p?32ceLhU1hcu
5.〔視点〕 災害時,支援者受け入れを推進するために
(原田奈穂子,窪田和巳)
http://fofa.jp/1032/c.p?42ceLhU1hcu
6.〔連載〕 看護のアジェンダ (100) 行き過ぎた気遣い(井部俊子)
http://fofa.jp/1032/c.p?52ceLhU1hcu
7.〔連載〕 なかなか教えてもらえない看護研究発表の「キホン」と「コツ」!
(7)聞いてもらうための口演発表(新美三由紀)
http://fofa.jp/1032/c.p?62ceLhU1hcu
8. MEDICAL LIBRARY 書評・新刊案内
『ベナー 看護ケアの臨床知――行動しつつ考えること(第2版)』
『がん化学療法 レジメン管理マニュアル』
http://fofa.jp/1032/c.p?72ceLhU1hcu
●PDFファイルはこちら⇒http://fofa.jp/1032/c.p?82ceLhU1hcu 哺乳類の子どもが親に運ばれる際にリラックスする「輸送反応」の仕組みの一端を、
ヒトとマウスを用いて科学的に証明しました。
私たちは、母親が赤ちゃんを抱っこして歩くと泣き止んで眠りやすいことを、経験的に知っています。
同様な行動はライオン、リスなどヒト以外の哺乳類にも見られ、母親が仔を口にくわえて運ぶと、
仔は、丸くなって運ばれやすい姿勢をとります。これを「輸送反応」と呼んでいますが、
これらの子どものおとなしくなる反応についてはあまり科学的な研究がされておらず、
その意義や反応を示すときの神経メカニズムも不明でした。
研究グループは、まず生後6カ月以内のヒトの赤ちゃんとその母親12組の協力を得て、
母親に赤ちゃんを腕に抱いた状態で約30秒ごとに「座る・立って歩く」という動作を繰り返してもらいました。
その結果、母親が歩いている時は、座っている時に比べて赤ちゃんの泣く量が約10分の1に、
自発的な動きが約5分の1に、心拍数が歩き始めて約3秒程度で顕著に低下することを見いだし、
赤ちゃんがリラックスすることを科学的に証明しました。
次に、母マウスが仔マウスを運ぶ動作を真似て、離乳前の仔マウスの首の後ろの皮膚をつまみあげると、
ヒトの場合と同様に泣き止み、リラックスして自発的な動きと心拍数が低下し、体を丸めました。
さらに、体を丸めて運ばれやすい姿勢をとるには運動や姿勢の制御を司る小脳皮質が必要なこと、
おとなしくなる反応には首の後ろの皮膚の触覚と、
体が持ち上げられ運ばれているという感覚の両方が重要であることが分かりました。
また、この仔マウスの「輸送反応」を阻害したところ、母親が仔マウスを運ぶのにかかる時間が増加することも分かりました。
今回の成果から、哺乳類の赤ちゃんはおとなしくなる「輸送反応」によって
自分を運んでくれる親の子育てに協力しているといえます。またこのような研究は
今後、科学的な知識に裏付けられた子育て方法のための新しい指針作りに役立つと期待できます。 政府は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、患者数が少ない難病の新薬開発を加速させるプロジェクトに乗り出した。
パーキンソン病など50以上の難病が対象で、2016年度までに治療薬の候補物質を探す共同研究体制を整える。
基礎研究から薬の実用化までをにらみ、企業を加えた国主導のiPS細胞プロジェクトは初で、
産学の連携で日本発の難病治療薬を送り出す構想だ。
難病は患者が少ないため研究が難しく、原因の究明や薬の開発が、
世界的に進んでいない。このためマウスなどの実験動物で難病を再現する研究が行われているが、
患者に使える薬を見つけるには限界があった。
iPS細胞の技術を使うと、難病患者の皮膚や血液の細胞から、
神経や筋肉などの患者自身の病気の細胞を作り、生きたままの状態で増やすことができる。
難病の研究に使えば、原因を調べたり、薬の効き目を確かめたりする研究が、
飛躍的に進むと期待される。 1.〔座談会〕 プライマリ・ケア医への臨床研究のススメ
(松島雅人,錦織宏,横林賢一,渡邉隆将)
http://fofa.jp/1032/c.p?22ceLhY1hjB
2. 第15回日本在宅医学会開催
http://fofa.jp/1032/c.p?32ceLhY1hjB
3.『臨床整形外科』最優秀論文賞2012発表
http://fofa.jp/1032/c.p?42ceLhY1hjB
4.〔連載〕 続 アメリカ医療の光と影 (244) オバマケア
――保守派知事がメディケイド拡大を拒否する理由(李啓充)
http://fofa.jp/1032/c.p?52ceLhY1hjB
5.〔連載〕 在宅医療モノ語り (37)
つながりのきっかけになることが幸せ 名刺さん(鶴岡優子)
http://fofa.jp/1032/c.p?62ceLhY1hjB
6. MEDICAL LIBRARY 書評・新刊案内介
『誰も教えてくれなかった「風邪」の診かた 重篤な疾患を見極める!』
『肩 その機能と臨床(第4版)』
『小児から高齢者までの姿勢保持 工学的視点を臨床に活かす(第2版)』
『医療事故の舞台裏 25のケースから学ぶ日常診療の心得』
『そうだったのか! 臨床に役立つ循環薬理学』
http://fofa.jp/1032/c.p?72ceLhY1hjB
●PDFファイルはこちら⇒http://fofa.jp/1032/c.p?82ceLhY1hjB フランス保健省は12日、同国内で2人目の新型コロナウイルス「NCoV」感染者が確認されたと発表した。
この患者は、同国で最初に感染が確認された男性と同じ病室に入院していたことがあるという。
保健省によると、この患者はフランス北部バランシエンヌの病院で4月27日から29日まで、
同国で最初にNCoVの感染が確認された男性と同じ病室に入院していた。
現在はリールの大学病院で隔離されているという。
新型ウイルスのNCoVは、重度の呼吸器系の症状を引き起こすウイルスの新種で、
世界中で感染が問題となった重症急性呼吸器症候群(SARS)のウイルスと関連があるという。
最近になって初めて人への感染が確認され、主にサウジアラビアを中心とする中東で
感染が報告されている。 世界保健機関(WHO)によると、これまでに感染が確認された31人のうち、
少なくとも18人が死亡した。 WHOは12日、複数の国で別々に集団発生が起きている実態を受け、
NCoVが人から人へ感染する可能性がさらに高まったとの見方を示した。
米疾病対策センターによれば、NCoVは重度の呼吸器系の症状を引き起こし、
肺炎や腎不全に至ることもある。SARSの場合は2004年までに終息宣言が出されたが、
「新型ウイルスはSARSのウイルスとは異なる」とWHOは指摘。
「互いに異なっていながら関連があるため、世界的に懸念が強まっている」とした。
WHOによると、これまでに感染が確認された患者はほとんどが、
他の病気も抱える高齢の男性だという。重症化していない段階で感染を確認するのが難しいことから、
感染者の正確な数は把握できていない。フランスで最初に感染が確認された患者は
アラブ首長国連邦から帰国した男性で、パスツール研究所が8日に感染を確認。
保健省は、この男性と接触のあった124人を特定している。 研究室で培養した結核菌を、ビタミンCを使って殺傷することに成功したとする
米研究チームの研究論文が21日、発表された。
この「予想外」の発見は、より効果が高く安価な薬の開発につながる可能性があるという。
米アルバート・アインシュタイン医科大(Albert Einstein College of Medicine)の研究チームは、
結核菌がどのようにして抗結核薬イソニアジド(isoniazid)への耐性を持つようになるかを研究中に、
偶然これを発見した。研究チームは、試験管内の結核菌にイソニアジドと、
還元剤のシステイン(cysteine)を加えた。チームは、結核菌が耐薬性を持つようになるだろうと
予想していたが、菌は全滅。これは「完全に予想外」だったという。
そこで、実験で使用したシステインを、別の還元剤であるビタミンCに代えたところ、
結核菌は同じく死滅した。「さらに驚くべきことに、抗結核薬のイソニアジドを除外して、
ビタミンCだけにしたところ、ビタミンCが結核菌を殺傷することを発見した」
次に、耐薬性を持つ型の結核菌に対するビタミンCの効果を試したところ、
同じ結果が得られた。 実験室のテストでは、結核菌にビタミンCへの耐性が
生じることはなかった。この効果は今のところ試験管の中でしか実証されておらず、
「ヒトで有効に機能するかどうかは分かっていない」と強調。
また、用量によって有用性が変わるかも不明という。
「だがこの研究以前は、これをヒトで試してみようなどとは思いもしなかっただろう」
2011年の結核症例約1200万件のうち、最も有効な抗結核薬のイソニアジドとリファンピン(rifampin)が効かない
「多剤耐性結核(MDR-TB)」は約63万件とみられている。
この他、耐薬性の範囲がさらに広い「超多剤耐性結核(XDR-TB)」も存在する。
米国でのMDR-TBの治療費は、患者1人当たり25万ドル(約2600万円)に達する場合もある。
XDR-TBの治療には、約2年の治療期間とさらに高価な薬剤が必要な上、これら薬剤には副作用があり、
治癒の保証はない。 2層の強磁性体をs-波超伝導体で挟んだ「強磁性ジョセフソン接合]」を考案し、
電子スピンの向きが平行な電子対(スピン三重項クーパー対)による
スピンの流れ(スピン流)が、強磁性体中を長距離にわたって伝搬することを理論的に見いだしました。
これは、研究チームによる成果です。絶縁体を超伝導物質で挟んだ「ジョセフソン接合」では、
電気抵抗がゼロで電圧降下も起こりません。この現象はジョセフソン効果と呼ばれ、
超伝導回路や量子コンピューターへの応用が期待されています。この効果を応用し電子の電荷を利用したエレクトロニクスが現在主流ですが、
近年、電子の磁気の起源であるスピンを利用したスピントロニクスが注目されています。
スピントロニクスデバイスは、エレクトロニクスデバイスに比べ発熱がなく、
低消費電力で動作可能なデバイスの開発につながると期待されています。
このため、スピンを効率よく伝搬する理論の構築や実験が活発化しています。
研究チームは、磁化の方向が違う2層の強磁性体を、電子スピンの向きが反対になって
対を形成して超伝導状態になるs-波超伝導体で挟んだ強磁性ジョセフソン接合を考案し、
強磁性体中を流れるスピン流を理論的に調べました。その結果、スピン流は電圧降下することなく
数十ナノメートルから数百ナノメートルにわたって強磁性体中を伝搬することが分かりました。
これまでのスピン流の典型的な伝搬距離は10ナノメートル以下であるため、
数百倍も伸びたことになります。また、この長距離伝搬は、近接効果により
強磁性体中に誘起されたスピン三重項クーパー対によって起きたことを明らかにしました。
さらに、強磁性ジョセフソン接合では、電荷の流れ(電流)が実質的にゼロになるにも関わらず、
スピン流の減衰は1桁程度であり、十分に観測可能な値であることも分かりました。
この結果は、スピン流と電流を実質的に分離できることを示唆しています。
今回の発見は、物性物理学における新しい現象であり、研究の新ステージを提供すると期待できます。 私たちは日常生活のなかで、さまざまな行動の選択を行っています。
例えば信号待ちでは、赤なら「止まれ」、青なら「進め」と判断します。
これは、過去に同じような状況でどのように行動し問題を解決したかを記憶し、
それを正しく読み出して行動を選択しているからです。こうした状況に応じた
行動プログラムの選択(意思決定)メカニズムを明らかにすることは、現代脳科学の大きな課題の1つです。
過去の研究から行動プログラムの選択には大脳皮質−基底核回路と呼ばれる神経回路が関わると考えられています。
その結果、学習成立から長時間(24時間)経過した個体だけ
大脳皮質に相当する領域にスポット状の神経活動パターンが観察されました。これは、
長期的に記憶された回避行動のプログラムが読み出される過程の可視化に成功したことになります。
この大脳皮質相当領域を回避学習する前に破壊すると、学習する能力や学習した行動を30分程度の
短い期間で思い出す能力(短期記憶)には影響はありませんが、24時間以上経過した場合
(長期記憶)学習した回避行動を思い出せなくなることが分かりました。この結果から、
同領域の神経細胞は長期的な行動プログラムの記憶に関わり、この行動プログラムが読み出されて
魚が適切な行動を選択することが示されました。さらに、前述した学習ルールに加え、
もう1つ異なるルールを学習させて、それらの行動プログラムを思い出している最中の
脳の神経活動を観察したところ、異なる神経細胞群の活動パターンによって読み出されることが
明らかになりました。脊椎動物の原型であるゼブラフィッシュをモデルにした今回の成果によって、
ヒトを含む動物の行動プログラムが脳でどのように書き込まれ、保存され、読み出されて、
意思決定がなされるのかを明らかにする研究が飛躍的に進むこと期待できます。 1.〔インタビュー〕 超高齢化時代のリハビリテーション(伊藤利之)
http://fofa.jp/1032/c.p?02ceLik1hhz
2.〔視点〕 リハビリテーションの歩みを振り返って見えてきたもの(上田敏)
http://fofa.jp/1032/c.p?12ceLik1hhz
3.〔寄稿〕 患者さんが腎移植に抱く3つの誤解(今井直彦)
http://fofa.jp/1032/c.p?22ceLik1hhz
4.〔寄稿〕 医療事故のケースファイルから得られる教訓(長野展久)
http://fofa.jp/1032/c.p?32ceLik1hhz
5.〔連載〕 続 アメリカ医療の光と影 (246)
ヒト遺伝子特許論争(2)(李啓充)
http://fofa.jp/1032/c.p?42ceLik1hhz
6.〔連載〕 在宅医療モノ語り (38)
一瞬を雄弁に語ります デジタルカメラさん(鶴岡優子)
http://fofa.jp/1032/c.p?52ceLik1hhz
6. MEDICAL LIBRARY 書評・新刊案内介
『PT・OTのための――これで安心 コミュニケーション実践ガイド』
『肩――その機能と臨床(第4版)』
『脳とアート――感覚と表現の脳科学』
『感染性腸炎 A to Z(第2版)』
『血栓形成と凝固・線溶――治療に生かせる基礎医学』
http://fofa.jp/1032/c.p?62ceLik1hhz
●PDFファイルはこちら⇒http://fofa.jp/1032/c.p?72ceLik1hhz 研究所は、細胞膜において産生される生理活性脂質が細胞膜を横切るのは、
細胞膜を構成する特定の脂質の量に依存することを発見しました。
これは、研究所の成果です。 細胞を取り囲む細胞膜は、内層と外層からなる脂質二重層を
基本構造としています。細胞外に向いている外層と細胞質に接している内層とでは、
それぞれの層を構成している脂質が非対称に分布しているため物性が異なります。
ジアシルグリセロール(DAG)は、ホルモンや神経伝達物質などの細胞外刺激によって産生され、
内層および外層に存在する生理活性脂質です。細胞の増殖や分化などを制御するため、
がん化やアルツハイマー病との関連が指摘されており、DAGの細胞膜中の挙動が注目されていました。
しかし、これまで生きた細胞での挙動はほとんど分かっておらず、
主にモデル膜の実験結果に限られていました。
研究チームは、DAGに特異的に結合する蛍光タンパク質プローブを
子宮由来の培養細胞と腎臓由来の培養細胞に適用し、DAGの細胞膜外層から内層への移動(フリップフロップ)を観測しました。
その結果、スフィンゴミエリンという脂質を豊富に含んだ腎臓由来の培養細胞では
フリップフロップが起きず、スフィンゴミエリンが少ない子宮由来の培養細胞では
フリップフロップが起きることを見いだしました。また、外層にDAGが定常的に存在することを発見し、
スフィンゴミエリンを人為的に分解するとDAGが内層にフリップフロップを起こすことを明らかにしました。
今回の結果は、細胞膜の内層と外層の脂質の非対称分布がDAGによるシグナル伝達を制御するという、
非対称分布の生理学的意味を明らかしたものです。DAGの異常な増加は、
細胞のがん化やアルツハイマーを誘導するため、スフィンゴミエリンの適切な分布の破綻が
細胞内のDAGの濃度を増大させ、これら疾患を誘導する可能性を示唆しています。
今後、スフィンゴミエリンを中心とした代謝物質が創薬のターゲットになると期待できます。 がんの患部に貼り付け、熱と抗がん剤のダブル攻撃で治療できる可能性のある素材を開発したと、
物質・材料研究機構(茨城県つくば市)が14日、材料科学の専門誌電子版に発表した。
体の組織は、温度が高くなると血流を増やして放熱する。がん組織の血管はその機能が不十分で、
正常組織より熱に弱い。加熱しながら抗がん剤などを使うと、効果が高まるとされる。
研究員らは、温度が上がると縮む性質のある高分子に、磁場をかけると温度が上がる物質と
抗がん剤を加えて化学反応させ、繊維状に加工した。この繊維に磁場をかけると発熱し、
収縮して抗がん剤が外へしみ出す。
培養した皮膚がんの細胞の上にこの繊維を置き、磁場を2回(各5分間)かけて45度まで熱したところ、
がん細胞は5日後に27%まで減少した。抗がん剤だけを加えた時は40%までしか減らず、
何もしないと2・4倍に増殖した。
研究チームは、皮膚がんのほか、食道など様々な臓器の粘膜に発生する「扁平(へんぺい)上皮がん」
の治療に応用できると期待している。 千葉県市川市が主な拠点の詐欺グループ大手飛車取(オレオレ詐欺もやってた)の元締めが、実はなんと東証一部の株式会社リブセンス ライフの達人 いい肌発信!美・サイエンス 家庭の達人 美の達人 ライフの達人 いい肌発信!美・サイエンス 家庭の達人 美の達人 ライフの達人 いい肌発信!美・サイエンス 家庭の達人 美の達人 ライフの達人 いい肌発信!美・サイエンス 家庭の達人 美の達人 ライフの達人 いい肌発信!美・サイエンス 家庭の達人 美の達人 ライフの達人 いい肌発信!美・サイエンス 家庭の達人 美の達人 ライフの達人 いい肌発信!美・サイエンス 家庭の達人 美の達人 ライフの達人 いい肌発信!美・サイエンス 家庭の達人 美の達人 ライフの達人 いい肌発信!美・サイエンス 家庭の達人 美の達人 1967年10月31日
日本武道館にて 故・吉田茂 元内閣総理大臣の国葬が執り行われた
葬儀委員長は 時の首相・佐藤栄作氏だった
戦後初の国葬は 諸事厳かに執り行われたが
献花に入っていた「竹入義勝 公明党委員長」の名前を呼び落としたまま
国葬は終了するという
ちょっとしたハプニングがあったことは よく知られている
50年前も
自民党は 公明党と創価学会を 軽く扱っていたのですね 中学生でもできる確実稼げるガイダンス
関心がある人だけ見てください。
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
SOPNR ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています