新型インフルエンザウイルスって何?第2膜
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1976年のギラン・バレー症候群: 極東ブログ
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/04/1976-7f11.html
続・鳥インフルエンザ:ワクチン
http://www.kitasato-u.ac.jp/daigaku/noui/newsletter/noui_no11.html#p04
インフルエンザの罹患者は学童に多く,学童が家庭内にその流行をもたらすために,
社会のインフルエンザをコントロールするには,学童のインフルエンザをコントロール
すればよいと考え,1962年から学童を対象にインフルエンザワクチンを集団義務接種
してきた。
しかしながら,ワクチンを接種してもインフルエンザに罹患し,社会全体のインフルエン
ザのコントロールはできなかった。ワクチンの副反応もあり,インフルエンザワクチンの
評価は低下し,1987年からワクチン接種に際しては個人の意向を考慮するよう指導が
おこなわれ,ワクチン接種率が低下してきた。
(中略)
1976/77の流行年にアメリカで製造したブタ型A/New Jergyワクチンが接種された後,
ギラン・バレー症候群の出現頻度がワクチン接種を受けていない群からの発症率を
上回っていた。それ以降の調査では,ワクチン接種後のギラン・バレー症候群発症の
相対リスク(relativerisk)は1.7で,100万人の中でワクチンを受けていない群からの
発症より 1例多く発症する程度と報告されている(21)。
インフルエンザワクチン、受精鶏卵で(鶏ウイルスを)増殖させてつくるとおもったら、
今度は、昆虫(蛾、カイコ)の培養細胞でタンパク質成分だけを合成させてつくるらしいね。
それ、本当にワクチンの効果、すなわちホンモノのウイルスに対する抗体(Ig)誘導が
可能なのかな? なんかいんちき臭いよね。
【社会】香川県に新型インフルエンザのパンデミックに対応するワクチン製造拠点 13年に運用開始予定 阪大微生物病研究会
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1244506452/ 新しいものを見つけたらとりあえずいんちき呼ばわりしてみるクーロン博士であった。(完) >>99
1976年のブタ型A/New Jergyワクチンによるギランバレー症候群事件と、
1977年のソ連風邪N1N1の大流行は、関連性があると類推してるわけ? 書籍:プロテインエンジニアリングの基礎
http://www.cmcbooks.co.jp/books/b0690.php
ワクチンの分子設計(2)―インフルエンザワクチンを合成作ることの基礎―(根路銘国昭)
[PDF] A 型インフルエンザ HA ワクチン(H1N1 株)
乳濁細胞培養A型インフルエンザHAワクチンH1N1「ノバルティス」筋注用.
(ノバルティスファーマ株式会社) ... 4) 根路銘国昭:ワクチンハンドブック
(国立予防衛生研究所学友会編),130,1994. 5) 木村三生夫ほか:予防
接種の手びき,第12版,44,2008 ...
www.kaketsuken.or.jp/medical/dl/form/human_a_014.pdf
臨床検査 48巻4号
http://www.bitway.ne.jp/ejournal/ocn/1542100483.html
今月の主題ワクチン?その開発と将来展望 特別寄稿 インフルエンザワクチン─高品質化への軌跡
根路銘国昭 ※1 堀本泰助 ※2 杉田繁夫 ※3 河岡義裕 ※2
※1 生物資源利用研究所※2 東京大学医科学研究所感染免疫部門
※3 日本中央競馬会競走馬総合研究
インフルエンザ大流行の謎 (NHKブックス)
根路銘 国昭 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4140019077
ウイルスの陰謀―40億年目の地球制覇
根路銘 国昭 (著)
1939年、沖縄県生まれ。北海道大学獣医学部卒。1966年、国立予防衛生研究所に入所。
以後、1978年、日本を襲ったスペイン風邪ウイルスのルーツを解明したのをはじめ、
人工膜ワクチンの開発、カイコの利用によるワクチンの大量生産法の確立など、
数々の業績を上げる。日本を代表する世界的ウイルス生態学者。国立予防衛生研究所。
呼吸器系ウイルス研究室室長、WHO(世界保健機構)インフルエンザ・呼吸器ウイルス協力
センター長などを経て、現在、生物資源利用研究所所長
http://www.amazon.co.jp/gp/product/product-description/4334974392 ttp://www.google.co.jp/search?hl=ja&lr=&q=site%3Akaken.nii.ac.jp+インフルエンザ+ワクチン+堀本泰助+河岡義裕
KAKEN - 堀本 泰介(00222282)
http://kaken.nii.ac.jp/r/00222282
KAKEN - 五藤 秀男(50323639)
http://kaken.nii.ac.jp/r/50323639
KAKEN - 河岡 義裕(70135838)
http://kaken.nii.ac.jp/ja/r/70135838
KAKEN - 高田 礼人(10292062)
http://kaken.nii.ac.jp/r/10292062
半生インフルエンザウイルスベクターの開発
河岡 義裕 2001年度〜2001年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/13877044
リバース・ジェネティクス法によるインフルエンザ生ワクチンの開発
河岡 義裕 2001年度〜2002年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/13557023
リバース・ジェネティクス法を使用したウマインフルエンザ弱毒生ワクチンの開発
五藤 秀男 2001年度〜2003年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/13556052
HA重複組み換えインフルエンザウイルスの構築と多価(半)生ワクチンへの応用
堀本 泰介 2002年度〜2002年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/14021026
すべてのA型インフルエンザに有効な免疫法の開発
高田 礼人 2004年度〜2006年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/16658118
人畜共通新興再興感染症に対する新規療法戦略
堀本 泰介 2005年度〜2008年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/17380179
鳥インフルエンザ制御を目指した新規ワクチン戦略基盤
堀本 泰介 2009年度〜2010年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/21380187 「感染症研究国際ネットワーク推進プログラム」インフルエンザ研究コンソーシアム新規研究課題の募集について
平成22年10月6日 文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1298148.htm
平成22年度「感染症研究国際ネットワーク推進プログラム」インフルエンザ研究コンソーシアム新規研究課題の公募について
平成22年10月6日 科学技術振興機構 研究振興支援業務室
http://www.jst.go.jp/keytech/kouboh22-7.html
文科省、インフルエンザ研究コンソーシアムで新規研究課題を募集 2010. 10. 7
文科省は、インフルエンザ研究コンソーシアムにおける新規研究課題を募集している。
「国際貢献を果たしつつ国民の健康と安全を守る」という目標のもとで、これまでに設置し
た拠点と連携し効率的・効果的にインフルエンザ研究を推進するためのもの。募集期間
は10月6日から28日(17時必着)。
今回の募集は、第1期プログラムで設置した海外研究拠点の活用を前提とし、
(1)国内で発生またはその恐れがある疾患、(2)海外から持ち込まれる可能性のある疾患、
(3)国際社会への貢献などの面から、インフルエンザを共通の研究課題として選定した。
文科省が指名したインフルエンザ研究コンソーシアムコーディネーター(北海道大学人獣
共通感染症リサーチセンター長の喜田宏氏、東京大学医科学研究所教授の河岡義裕氏、
東北大学教授の押谷仁氏)の主導のもとで、インフルエンザ研究コンソーシアムを構築し、
効率的・効果的にインフルエンザ研究を推進することを目指している。
わが国の研究者が海外研究者との共同研究を実施し、あるいは若手研究者が海外に
おける研究経験を積むことにより、 わが国のインフルエンザ研究全般の水準を向上させる
研究課題を募集するとしている。
詳しくは、「感染症研究国際ネットワーク推進プログラム インフルエンザ研究コンソーシ
アム新規研究課題の募集について」まで。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/pandemic/topics/201010/516931.html 【社会】新型インフル諮問委、記録残さず=首相に答申の専門家会議−非公開の10回検証困難
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1266722179/
新型インフルエンザへの対応 -首相官邸ホームページ-
http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/flu/swineflu/index.html
新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会
委員長 尾身 茂 自治医科大学教授. 元WHO・WPRO(世界保健機関西太平洋地域事務局)事務局長
委員 岡部 信彦 国立感染症研究所感染症情報センター長
委員 河岡 義裕 東京大学医科学研究所感染症国際研究センター長
委員 川名 明彦 防衛医科大学校内科学講座2(感染症)教授
委員 田代 眞人 国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長 1918 Killer Flu Tested on Monkeys
Washington Post
By SETH BORENSTEIN
The Associated Press
Wednesday, January 17, 2007; 11:06 PM
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/01/17/AR2007011702395.html
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/01/17/AR2007011702395_2.html
>>22
"There aren't a lot of things that can induce that robust of an inflammatory response that quickly."
ワシントンポストの引用は、
「これほど早期に激烈な炎症反応を示すものは稀である」
が正しい訳で、おかしいとか信憑性に欠けるとかのニュアンスはないね
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/nougaku/1284133403/419-420
河岡先生に質問
3)ワシントンポストに掲載された私の発言について間違った解釈に固執される理由はなんでしょうか?
所長代返
3)英語力の不足と生来の意固地のため。
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/student/1252006639/6
http://www.unkar.org/read/changi.2ch.net/student/1252006639
>>21
アメリカNIHファウチ博士「このような激烈な反応が起きるとは考えがたい。」
>>33 >>110
もはや何が言いたいのかさっぱり分からんコピペに育ったな。
最初から何を言いたいのかいまいち分からんかったが、今はさっぱりだ。 Aフルミソクソブタカモ・ウイルス説 = わからないことはだれかのしわざ
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/life/1285999758/26
理解したくないことや、都合の悪いことは、「さっぱり分からない」。 >>107
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1284042167/533n-
533 名前:Nanashi_et_al.[sage] 投稿日:2010/10/18(月) 21:02:28
パブコメのリンク覗いてみた。色々と見て、驚愕の事実を知ったので書いておく。
(要望項目数)要望総額(単位百万円)
文部科学省(10) 862,806
国土交通省(46) 770,228
農林水産省(4) 188,674
経済産業省(30) 106,683
外務省(5) 64,556
総務省(34) 39,876
環境省(8) 20,562
文科省が要望してる金額の総額が一番多い。
さらに鬱になることがわかったので続く。
【政策/財政】『政策コンテスト』公募締切り、寄せられた意見が15万件超に--省庁の"組織票"も [10/20]
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1287504772/ 97/12/12 新型インフルエンザ問題について
厚生省大臣官房厚生科学課(健康危機管理調整会議事務局) 平成9年12月12日
http://www1.mhlw.go.jp/houdou/0912/h1212-1.html
97/10/24 新型インフルエンザ対策検討会報告書(平成9年10月24日)
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s1024-3.html
平成9年度科学技術振興調整費
「新型インフルエンザの疫学に関する緊急研究」実施計画(案)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/10/01/980110b.htm
(参考)研究推進委員会(予定)
委員 所属
○岩本愛吉 東京大学医科学研究所教授
日原宏 農林水産省家畜衛生試験場ウイルス病研究部長
根路銘国昭 厚生省国立感染症研究所呼吸器系ウイルス研究室長
湯浅襄 農林水産省家畜衛生試験場鶏病研究官
山口成夫 農林水産省家畜衛生試験場発病機構研究室長
(○は研究推進委員長) 動衛研:鳥インフルエンザのワクチンによる防疫と清浄化
(文責:感染病研究部長 山口成夫)
http://www.niah.affrc.go.jp/disease/poultry/infl_vaccine.html
>H5N1高病原性鳥インフルエンザの防疫措置の最終ゴールは全ての国々が清浄国に
なることであり、そのために、病原体を可能な限り迅速に検出・措置し、消滅させること
が重要である。
>畜産物の輸出入に関しては、OIE基準による同等あるいはそれ以上の清浄度の国から
の畜産物の輸入が可能となっており、OIE加盟国であるわが国は鳥インフルエンザの
清浄性が保てなければ汚染地域からの家きん肉等の輸入禁止措置が取れなくなる。
わが国の養鶏産業の維持・発展と安全な鶏肉鶏卵の供給のために、OIE基準による
清浄国認定は重要な意味を持つ。
>日本では2004年1月に山口県で79年ぶりに高病原性鳥インフルエンザの発生があり、
それまでは清浄性を保ってきた。この発生はアジア諸国での大発生の余波を受けた
ものである。アジア諸国での不明疾病が高病原性鳥インフルエンザによるものと判明
してからは、各国の努力により発生は激減した。しかし、清浄化を達成できたのは家畜
衛生技術、衛生管理技術のレベルが充分高い数カ国だけである。
>国際的にも高病原鳥インフルエンザの防疫対策としてのワクチンの使用は、あくまで
も清浄化達成の一手段であるととらえられている。つまりワクチンの使用は、鳥インフ
ルエンザが地域に蔓延した場合に地域や期間を限定してワクチンを使用することに
よって環境中のウイルス量を減らし、感染の拡大や、人への感染のリスクを低下させ
る手段と考えられている。このため、ワクチンの使用に際しては、適切なサーベイラン
スと感染鶏群の摘発淘汰を併用することになっている。適切なサーベイランスと摘発
淘汰を伴わないワクチンの継続的な使用は、ウイルスの常在化を引き起こし、清浄化
が困難になることは諸外国の例からも明らかである。また、不活化ワクチンが感染防
御を保証しない性質のワクチンであるため、その継続的使用下では清浄状態の証明
には多くの困難が予想され、市場での競争力の低下を招くことも懸念される。 >評価にあたっては、本プログラムの趣旨から、提案内容をオールジャパン体制として最適化していくことも配慮した。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/07/05072801/002.htm
文部科学省「オールジャパン」体制(笑) 新型の致死率0・5%程度 アジア風邪並みか
新型インフルエンザの致死率は季節性インフルエンザよりも高く、
1957年に流行が始まり世界で約200万人が死亡した
「アジア風邪」並みの0・5%程度とする研究結果を、
オランダ・ユトレヒト大の西浦博研究員(理論疫学)らのチームがまとめた。
米国とカナダでの流行初期のデータを解析した。近く米科学誌プロスワンに掲載される。
研究チームは、米国の5月1日までと、カナダの6月10日までの
データを基にして致死率を計算。すると、
米国では0・21〜3・76%(平均1・2%)、カナダでは0・05〜0・41%(平均0・2%)と
の結果が出た。
データの特徴を詳細に検討したところ、米国では実際より少し高く、
カナダでは低く推定された可能性があり、0・5%と推定された
メキシコの推定値とほぼ同等と考えられた。季節性の致死率は0・1%か
それ未満とされており、新型は季節性より高く、0・5%のアジア風邪並みと
推定されるという。
もしだよ、もし日本で2000万人かかったとしたら10万人が死ぬことになる!
〜医科様獣医ウイルス学の華麗なるイリュージョン幻惑劇場〜
「人獣共通パンデミック・インフルエンザ〜鳥豚ウイルスの脅威」
総合脚色演出 人獣共通感染医科様共同委員会(ZVC)
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/nougaku/1284133403/519n-
制作総指揮 頭大烏賊様研 キター大人獣医科様RC 豚ペー大圧しダニ研
共同制作
鶏大人獣共通医科様感染易学C 狂惨大鶏因古C カミー大人獣共通医科様学分野 飯台眉唾研C
協力
国立医科様感染症研究所 (毒)膿研機構動物似非研究所 (毒)利化学権究所医科様感染研NC
(斜)日本医科様獣医学会 日本人獣共通ウイルス学会 日本医科様感染症学会
日本人獣医科様似非学会
提供 農林水産省 環境省 文部科学省 厚生労働省
協賛 WHO(ワールドフーリガン機関) OIE(大法螺医科様エフェクター) WWF(ワールドワイドフール) 他
尚、この作品はすべてフィクションであり、
登場する個人名、会社名、企業名、団体名などは、
実在するものとは一切関係がありません。 http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/nougaku/1284133403/561
地球温暖化スキャンダルとならぶ?
「ここに書かれていることが事実なら、私にはそう思われたが、
ずいぶんひどい話である。日本における三番目の本格的な
科学スキャンダル、環境スキャンダルと後世の歴史家は、
言うであろう。地球温暖化詐欺とならんで扱われるかも
しれない。」と山氏之内一夜さんは嘆く。
地球温暖化詐欺も、それが環境科学に皆の関心を
ひきつけることができる、予算が増える、という魅力に学会が
勝てなかったことに原因があると思う。専門家であれば、
その怪しさに、ずっと以前から気づいていただろう。
気づきながら「それは違う」という一言が言えない、
嘘で得するからだ。
人獣共通新型ウイルスも同じ。データが正しくないことに、
論文がおかしいことには気づいているに違いない(専門家なら)、
しかし、それで研究費が増える、予算が増える、その魅力、
魔力に、同業者たる学会は勝てないのである。
昆虫細胞培養技術ワクチンなどのワクチン製法、また、
ウイルスが交雑化、ウイルスが人工合成などの論文には、
もっと気をつけよう。
大専門家がどうしてこんな粗雑な仕事を?
というような報告が続いている。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak211_215.html#zakkan213 戦略的な予防接種計画を 国立感染症研究所情報センター長・岡部信彦
【感染症と人の戦い】 2010.10.26 03:23
http://sankei.jp.msn.com/life/body/101026/bdy1010260324001-n1.htm
定期接種化が必要なワクチンはまだ数多くある。
病気本来の姿をよく見極め医学的見地から戦略的、計画的に議論しなければならない。
日本は“ワクチン後進国”と揶揄(やゆ)されることがある。
日本ではワクチンに対する不信感などのため新しいワクチンを取り入れようとする雰囲気はなかった。
それを恐れて予防接種を受けないと200万人の患者中2千人が死亡する。
副反応が出てよいというわけではもちろんないが、予防接種自体をやめてしまってはいけない。
ワクチンは感染症から身を守るための必需品だ。
天然痘やポリオも早々と根絶した。
麻疹ワクチンもその導入時期は遅くはなく、決して “後進国”ではなかった。
しかし今、海外の多くの国で広く使われながら、わが国では定期接種化されていないワクチンがある。
定期接種化を継続して議論し、国としての戦略を立てるべきである。 【感染症】鳥インフルエンザのワクチンを開発 サルの実験で効果確認 東大など
http://www.unkar.org/read/gimpo.2ch.net/scienceplus/1241188038
1 :白夜φ ★[sage]:2009/05/01(金) 23:27:18 ID:???
<鳥インフルのワクチン、サルの実験で効果確認 東大など>
東京大学などの研究チームは、新型インフルエンザウイルスへの変異が懸念される
病原性の強い「H5N1型」の鳥インフルエンザウイルスのワクチンを開発、サルの実験で
効果を確認した。国内で鳥インフルエンザが大流行(パンデミック)した場合に利用する。
今後、臨床試験を経て実用化したい考えだ。
東大の河岡義裕教授らと中国、米国、英国の研究機関による研究成果で、
米科学誌に1日(日本時間)発表した。
開発したのは、中国で発生したH5N1型ウイルスの遺伝子を操作して毒性を弱めて作った「生ワクチン」。
開発したワクチンをサルに2回投与した後、サルに感染するタイプのH5N1型ウイルスを与えたところ、
肺や気道からウイルスが完全に取り除かれたという。(14:05)
記事引用元:NIKKEI NET(http://www.nikkei.co.jp/)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090501AT1G0100J01052009.html http://takedanet.com/2010/10/post_c5c2.html
1) 実際には起こっていないことを起こったように言う、
2) 良い方向に行っていても悪いように言う、
3) 「まだ、科学的にはハッキリしないが、すぐ対策を打たないと手遅れになる」と脅す、
4) 先進国が得をして発展途上国が損をする、
5) 大きな利権が絡んでいる、
6) マスメディアが支持しそうな軽薄な問題である、 >Fauciの批判は、河岡さんが「異物反応を都合良く解釈している」ということでないの?
>これが本当なら、坂野仁さんや、八木健さんと同じ誤りを犯していることになる。
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1201546095/915 >>127
馬鹿だな、異物反応が3日も続くかよ。どんだけたっぷり入れたんだ? >>128
いや、異物反応ではないんです、ウイルス感染なんです(キリッ 新型インフル 対策強化を確認
11月8日 16時58分 NHKニュース
アジアの大都市が抱える共通の課題に連携して取り組む「アジア大都市ネットワーク
会議」が8日から東京で始まり、11の都市の知事らが新型インフルエンザ対策を強化
していく方針などを確認しました。
平成13年から始まったこの会議は、現在はソウル、バンコク、デリーなど中国を除く
アジアの11の国と地域の代表的な都市が加盟し、ことしは東京を会場に8日から始
まりました。東京都の石原知事が「国どうしより小回りがきき、より効果的な話し合い
ができるので、インフルエンザ対策などで新しいプロジェクトを展開していきましょう」
とあいさつしました。会議では鳥から人へのインフルエンザの感染が相次いでいるイ
ンドネシアのジャカルタの担当者が過去5年間の事例を発表し、「日本はワクチンを
開発する技術を持っているので、互いの経験や技術を共有していきましょう」と訴え
ました。これに対し、石原知事はワクチンの開発を積極的に進める共同の研究セン
ターをアジアにつくってはどうかと提案し、国への働きかけを強めることなどを確認し
ました。会議は9日まで開かれ、9日は各都市が今後、取り組む事業を絞り込んで共
同宣言として採択する予定です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101108/k10015102151000.html WHO 新型インフルに警戒を
11月12日 12時52分 NHKニュース
WHO=世界保健機関のチャン事務局長は、NHKのインタビューに応じ、新型イン
フルエンザをめぐって終息宣言は出されたものの、「ウイルス自体がなくなったわけ
ではない」と強調し、インフルエンザの流行シーズンを迎えるなかで警戒を怠らないよ
う呼びかけました。
新型インフルエンザをめぐって、WHOはことし8月、大規模な感染の拡大は起きて
いないとして世界的な大流行は終息したと宣言しました。ジュネーブのWHO本部で
11日、NHKなどのインタビューに応じたチャン事務局長は、この問題について「去
年のような世界的な規模での大流行は起きないとみられるが、新型インフルエンザ
のウイルス自体がなくなったわけではない」と強調し、日本を含めてこれからインフル
エンザが流行しやすい冬を迎える国では警戒を怠らないよう呼びかけました。さら
に、強い毒性を持つH5N1型の鳥インフルエンザウイルスについて「エジプトや東南
アジアで、まれではあるがヒトが感染するケースが引き続き報告されている」と述べ、
ヒトからヒトへ感染する新型ウイルスに変異しないか、監視を強めていく必要があると
いう考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101112/k10015198611000.html http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/nougaku/1288807151/290
>インフルエンザはzoonosisだってまだ認めないの?
通常インフルを何としてもズーノーシス(人獣共通感染症)にしたくてしょうがない
イカサマ獣医学研究チームががんばってるらしい。
最初の最初から、あたかもウイルスが宿主をこえて万能感染するかのような
ストーリーに無理があったということ。
生物学の基本を身につけてないから、そういう創作ができてしまうのだろう。
微生物(バクテリア)と混同して、単独の生き物と認識しちゃってるんではあるまいか。 >>137
>通常インフル
妙な造語使って逃げててワロス。この前まで豚由来だなんて認めないって言い張ってた勢いはどうした? http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1289736915/-100
いいか、みんな。
(゚д゚ )
(| y |)
インフルはとてもマヤカシーなものであって、二つ揃ったら危険だ。
インフル ( ゚д゚) 人獣共通感染
\/| y |\/
捏ね捏ねして熱造でゴッドハンドすると……
パンデミック ( ゚д゚) 新型インフル
\/| y |\/
気づいたら裸の王様になっていて
ヽ(゚д゚ )ノ
( )
ノω|
科研費詐欺でタイホー
__[警]
( ) ('A`)
( )Vノ )
| | | | 新型 インフルエンザ ウイルス
http://kaken.nii.ac.jp/ja/searchk.cgi
>研究課題検索結果: 74件
>研究開始年: 新しい順
ミャンマーの地理的特性に着目したインフルエンザ監視:多剤耐性と新型重症化
齋藤 玲子 2010年度 研究機関:新潟大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/22406013
遺伝子再集合に起因する新型インフルエンザウイルスの出現に影響する要因の解析
五藤 秀男 2009年度〜2010年度 研究機関:東京大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/21580372
高病原性新型インフルエンザウイルス感染症の比較病理および感染モデル動物の開発
阿部 賢治 2009年度〜2010年度 研究機関:国立感染症研究所
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/21590449
超高感度多項目イムノクロマト法の開発と新型インフルエンザ迅速簡易診断への応用
芝崎 太 2009年度〜2010年度 研究機関:(財)東京都医学研究機構
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/21659117
高病原性トリインフルエンザウイルスの新型ヒトウイルスへの変異機構の解明と創薬
鈴木 康夫 2008年度〜2010年度 研究機関:中部大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20390028
インフルエンザウイルスの運動・情報処理機構
堺 立也 2008年度〜2010年度 研究機関:川崎医科大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20590479
インフルエンザの時間的および空間的な流行動態に関する研究
鷲見 紋子 2008年度〜2010年度 研究機関:札幌医科大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20590609 モンゴル国におけるインフルエンザの疾病負荷に関する研究
神垣 太郎 2008年度〜2010年度 研究機関:東北大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20603001
日本におけるスペインインフルエンザ(1918-1920年)の疫学的解析
押谷 仁 2008年度〜2009年度 研究機関:東北大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20659078
マラリア高浸淫地域におけるクロロキン耐性インフルエンザウイルス出現と医療への影響
鈴木 宏 2008年度〜2009年度 研究機関:新潟大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20659099
新型インフルエンザウイルス出現のメカニズム解析
山田 晋弥 2008年度〜2009年度 研究機関:東京大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20790352
インフルエンザウイルス結合性アシアロ糖脂質の感染機構における機能グライコミクス
高橋 忠伸 2008年度〜2009年度 研究機関:静岡県立大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20790357
重度の急性呼吸器症状を呈する新型レオウイルスのコントロール法の確立に関する研究
酒井 宏治 2008年度〜2009年度 研究機関:国立感染症研究所
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20890290
数理モデルによる医学における複雑現象の解明
岩見 真吾 2007年度〜2009年度 研究機関:静岡大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/07J06112
発展途上国における新興感染症に対する早期警戒システム構築のための基礎研究
押谷 仁 2007年度〜2009年度 研究機関:東北大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/19406023 インフルエンザウイルス感染動態のリアルタイム解析
岩附 研子 2007年度〜2009年度 研究機関:東京大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/19590468
メタボリック症候群の予防対策を目的としたIFN 産生能データベースの活用
宇野 賀津子 2007年度〜2008年度 研究機関:(財)ルイ・パストゥール医学研究センター
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/19590609
アジュバントとして異種抗原を付加したインフルエンザワクチンの開発
小川 晴子 2007年度〜2008年度 研究機関:帯広畜産大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/19659115
計算科学的手法を用いたインフルエンザウイルスヘマグルチニンの構造変化解析
五十嵐 学IGARASHI, Manabu 2007年度〜2008年度 研究機関:北海道大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/19780223
インフルエンザ肺炎制御への新しいアプローチー細菌重複感染による重症化の解明ー
関 雅文SEKI, Masafumi 2007年度〜2008年度 研究機関:長崎大学
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/19790561
ttp://www.google.co.jp/search?hl=ja&lr=&q=site%3Akaken.nii.ac.jp+新型インフルエンザウイルス
ttp://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=site%3Akaken.nii.ac.jp+研究者リゾルバーID+新型インフルエンザウイルス
>約 51 件
ttp://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=site%3Akaken.nii.ac.jp+研究者リゾルバーID+喜田宏+ウイルス
一番の大先生が、グーグル八分になってる??? インフルエンザウイルスの起源と進化
喜田 宏 1993年度〜1994年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/05044117
動物インフルエンザウイルスのレセプタ-認識特異性に関する研究
伊藤 壽啓 1994年度〜1995年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/06660368
トリから哺乳動物へのインフルエンザウイルス伝播の機構
伊藤 寿啓 1996年度〜1996年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/08660355
新型インフルエンザウイルスの出現予知と流行防止
喜田 宏 1998年度〜1999年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/10041151
野鳥由来弱毒インフルエンザウイルスの高度病原性獲得機序に関する研究
伊藤 壽啓 1998年度〜1999年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/10660284
香港で発生した新型H5インフルエンザウイルスの起源と変異
伊藤 壽啓 1999年度〜2001年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/11694210
トリインフルエンザウイルスのヒトへの伝搬及び病原性獲得機構
河岡 義裕 2000年度〜2002年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/12307008
新型インフルエンザウイルスの出現機構とその制圧
河岡 義裕 2006年度〜2010年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/18002014 社説:インフルエンザ 豚の感染監視にも力を
島根県の養鶏場で発生した鳥インフルエンザは高病原性のH5型ウイルスによるものであることが
確認された。飼育されていた約2万羽の鶏はすでに殺処分されたが、感染が広がらないよう十分に
注意したい。
感染経路の特定は難しいが、野鳥が運んだ可能性がある。養鶏場の鶏舎の防鳥ネットには少なく
とも3カ所の穴があり、野鳥が入り込める状態だったという。
高病原性鳥インフルエンザの農場での発生は、09年2月に愛知県豊橋市のウズラ農家で確認さ
れて以来のことだ。その後は発生がなく、油断があったかもしれない。
しかし、世界的にみるとH5型の鳥インフルエンザの流行は収まったわけではない。今年もインドネ
シアやベトナム、エジプトなどで家きん類に流行が起きている。10月には北海道で野生のカモのふ
んからH5N1型ウイルスが検出されている。
ウイルスは渡り鳥が世界に運ぶだけでなく、人間や乗り物などに付着して運ばれていく。常に家き
ん類への感染の可能性を念頭に置き、注意を徹底させたい。
強毒のH5N1型ウイルスは、人型に変化してパンデミック(世界的流行)を起こす可能性も懸念さ
れてきた。昨年、H1N1型ウイルスによるパンデミックが起きたことで関心が薄れたが、これでリスク
が低下したとはいえない。
今年もエジプトやアジアで鳥のH5N1型ウイルスが人に感染している。主として鳥との濃厚接触者
だが、警戒は必要だ。
鳥と並んで注意しておきたいのは豚の感染状況だ。昨年のパンデミックウイルスは豚由来で、鳥と
人と豚のウイルスが組み合わさっていることがわかった。以前から、パンデミックウイルスの出現に
豚が果たす役割が指摘されていたが、それが確かめられたことになる。
(つづき)
東大医科学研究所の河岡義裕教授らの調査によると、インドネシアではH5N1型の鳥ウイルスが
豚にも高頻度で感染していた。その一部には人に感染しやすくなる変異もみられたという。
これらを考え合わせると、豚がどのようなインフルエンザウイルスに感染しているか、注意深く監視
することの重要性が浮かぶ。
日本では農林水産省と厚生労働省が豚のインフルエンザを調査している。調査体制や分析手法
がこれで十分かどうか、再検討しておく必要があるだろう。
豚の体内で新たなパンデミックウイルスや、その前身となるウイルスが誕生するリスクは、世界各
地にある。日本は国際的な監視にも貢献してほしい。
毎日新聞 2010年12月3日 2時39分
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20101203k0000m070094000c.html
またまた医科様ウイルス学説の信者が大繁殖しちゃう勢いに拍車がかかるのかな?
インフル鷺もいいかげんにやめればいいのに
やめたくてもやめれなくなっちゃってるのかな?
なんとしても豚エボラまで医科様ストーリーを展開させたがっているとか?
豚インフルエンザ
http://www.2nn.jp/search/?q=%E8%B1%9A+%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6&e=
豚エボラ
http://www.2nn.jp/search/?q=%E8%B1%9A+%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9&e= http://www.asahi.com/national/update/1203/OSK201012030077.html
鳥インフル感染、北海道ルート? 中国経ずに渡り鳥南下
2010年12月3日17時1分 朝日新聞
島根県安来市の養鶏場の鶏が高病原性鳥インフルエンザに感染した問題で、このウイルスはシベリアを
南下して中国の感染地を経由せずに国内へ入る渡り鳥の「新たな感染ルート」をたどって日本に入ってきた
可能性のあることが、研究者らの分析でわかった。感染が国内に広がっている危険性が増してきた。
シベリアの渡り鳥は秋に南下して日本などで越冬する。これまでは、鳥インフルが広がる中国で鶏と接触
して感染し、日本に飛来すると考えられていた。安来市で見つかった高病原性ウイルスは、10月14日に北
海道稚内市でカモのふんから採取されたウイルスと遺伝子の配列が99%一致。「渡り」の早い時期に北海
道に着いたことから、カモは中国を経由せずにシベリアから直接飛んできた可能性が高いという。
喜田宏・北海道大教授は「これまで北海道のカモから高病原性ウイルスは見つかっていなかった。シベリア
でも感染が広がっているのではないか」。農水省疫学調査チームの座長、伊藤寿啓・鳥取大教授も「新たな
ルートで感染した鳥が入ってきたなら国内での感染拡大の危険性がさらに高まる」とする。カモは全国各地
に飛来し、群れの中で感染が広がる。大槻公一・京都産業大鳥インフルエンザ研究センター長は「全国で発
生する可能性は高い」と注意を促す。
では、渡り鳥から鶏舎の鶏にどうやって感染したのか。
養鶏場のすぐ隣は、渡り鳥の飛来地として知られる中海。だが、鶏舎の金網で見つかった小さな穴からカ
モなどが侵入したとは考えにくい。想定されるのは、いったんスズメなど小さな野鳥に感染し、それが中に入
る、あるいはカモのふんに含まれるウイルスが昆虫やネズミ、作業員の靴に付着して持ち込まれる、など。
大槻センター長は「鶏舎内を消毒し、野鳥や動物が入り込まないように徹底することが重要だ」と話す。(坪
谷英紀、木村俊介)
大槻公一・京産大鳥インフルエンザ研究センター長「北海道から飛来してきたのは間違いない」
http://koibito.iza.ne.jp/blog/entry/1950256/ 2009年の新型インフルエンザ(H1N1)大流行の基本機構
Mechanism underlying 2009 H1N1 influenza pandemic
Nature Medicine, 2010年12月06日
http://www.natureasia.com/japan/highlights/details.php?id=1057
【静岡】スペイン風邪ウイルスに増殖タンパク質 静岡県立大・鈴木教授らが確認
2010年12月8日
新型インフル病原性解明に期待
1918年に全世界で猛威を振るったスペイン風邪インフルエンザウイルスが、カモ
インフルエンザウイルスと似た増殖能力を高めるタンパク質を持っていることを、
静岡県立大薬学部の鈴木隆教授、高橋忠伸助教らのグループが突き止めた。この
タンパク質を介したウイルス増殖の仕組みが解明されれば、鳥由来の新型インフル
エンザの病原性が分かり、治療薬の開発につながる可能性も広がるという。成果は
8日、米科学誌「プロスワン」に掲載される。
インフルエンザウイルスの増殖には、ノイラミニダーゼ(NA)と呼ばれる遺伝子から
つくられるタンパク質が関係していることが分かっている。
鈴木教授らのグループは、スペイン風邪ウイルスの性質を研究する中で、そのNA
がヒトの季節性インフルエンザウイルスと異なり、酸性の環境でも壊れず、安定した
状態で存在できることを確認。この性質は、鳥インフルエンザの起源とされるカモイン
フルエンザのNAに似ていることが分かった。
酸に弱い季節性インフルエンザウイルスのNAは、ヒトに感染しても、細胞内の酸性
の強い部分で増殖能力を失うが、スペイン風邪インフルエンザなどのNAは酸に強い
ため、季節性インフルエンザより10倍以上の増殖性があるという。
鈴木教授は「NAがどのように増殖性を高めているか、その仕組みを解明するのが
今後の課題」と話す。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20101208/CK2010120802000127.html 【感染症】スペイン風邪インフルエンザウイルスに増殖能力を高めるタンパク質 新型インフル病原性解明に期待/静岡県立大
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1291812185/
川岡さんは師の木田宏(故人)と同様に「鳥インフルエンザウイルスは鳥から
人へ直接じかに感染する」という仮説を発表。
北海道人獣共通感染症研究所(後に解散)の副センター長は、この仮説を裏
付けるような“発見”を繰り返す。
川岡さんは科学雑誌や自身の著作や文科省などが主催するシンポジウムで、
これらの“発見”を発表した。
「最も出てきてほしかった実験成果だったので、安直に受け入れてしまった」と
川岡さん。
「結果的にWHOの感染症対策を動かした責任は重い」と振り返る。
http://mainichi.jp/enta/art/news/20101208dde018040068000c.html
インフルエンザ研究の先駆者、ウイルスの系統を明らかに
2010年12月15日
インフルエンザのあらゆるウイルス株を集め分析するウイルスハンターと
して活躍。WHOのワクチン推奨株を決める会議で米国案に反対、最終的に
日本のデータの重要性を認めさせたこともある反骨の研究者だ。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20101215/254747/
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/201012/517809.html
【感染症と人の戦い】国立感染症研究所情報センター長・岡部信彦 2010.12.17
■冷めず騒がず科学的備えを
http://sankei.jp.msn.com/science/science/101217/scn1012170316000-n1.htm
今回の経験は、インフルエンザの医学・科学を急速に推し進めた。それらを次の
世代につなげなければいけない。
科学はあることをきっかけに進むことがあるが、それは偶然だけでは生まれない。
些細(ささい)な結果に目を奪われることなく、地道な積み重ねが必要である。
騒ぎすぎず冷めすぎずに科学的に備えを進めよう。(おかべ のぶひこ)
鳥インフルエンザ
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/agri/1291218255/37n-
富山県の白鳥に鳥インフル疑い 農水省が発表
2010.12.17 10:45
農林水産省は17日、富山県高岡市の市営高岡古城公園動物園で、高病原性鳥インフルエンザに
感染した疑いのあるコブハクチョウが見つかったと発表した。県は半径10キロ圏内の養鶏場7件に
聞き取り調査を実施、家禽(かきん)に異常はないという。
農水省などによると、動物園では堀でコブハクチョウ160羽を飼育。16日朝、2羽が死んでいるの
が見つかり、うち1羽が県の簡易検査で陽性だった。現在詳しい検査をしている。家禽ではないた
め、感染が確定しても家畜伝染病予防法に基づく殺処分はできない。市は17日、動物園を閉園、自
主的に殺処分することも検討している。
堀の面積は約1万5千平方メートルで防鳥ネットはない。コブハクチョウは羽を切って飛べなくしてあ
るが、堀にはカモなどの野鳥が多く飛来しており、感染確定なら渡り鳥がウイルスを持ち込んだ可能
性があるという。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/101217/biz1012171045008-n1.htm インドネシアのブタからA/H5N1ウイルス分離の“意味”
2010年12月17日
新型インフルエンザ(A/H1N1pdm)が発生したため、すっかり影の薄くなってしまった
感のある鳥インフルエンザA/H5N1。だが、ヒトに適応する危険性は、むしろ高まってい
るようだ。東京大学医科学研究所教授の河岡義裕氏が率いる研究グループによると、
鳥インフルエンザA/H5N1のヒト感染例が特に目立つインドネシアで、ブタからA/H5N1
ウイルスが見つかった。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20101217/255052/
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/pandemic/topics/201012/517854.html 【医学】ウイルス感染迎え撃つ生体分子の役割解明/北大
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1292943579/
1 名前:一般人φ ★[] 投稿日:2010/12/21(火) 23:59:39 ID:???
ウイルス感染を察知し、抗ウイルス作用を持つインターフェロンの産生を促す生体分子を
北海道大学大学院医学研究科免疫学分野の押海裕之講師らが見つけた。
押海講師らはこの生体分子をつくる遺伝子が無いマウス(ノックアウトマウス)をつくり、
インフルエンザウイルスやC型肝炎ウイルスに感染すると本来つくられるはずの強い抗ウイルス作用を持つ
インターフェロンが全く産生されないことも確かめた。
このノックアウトマウスは、本来なら無害な量のウイルスに感染しただけで死んでしまう。
押海講師らはインターフェロンの産生を促す生体分子をRipletと名付け、
今後、新型インフルエンザウイルスやC型肝炎ウイルスがどのようにRiplet遺伝子の働きを阻害するかを
解明すれば新薬の開発も期待できる、と言っている。
▽記事引用元 サイエンスポータル(2010年12月21日)
http://scienceportal.jp/news/daily/1012/1012211.html
▽プレスリリース
http://scienceportal.jp/news/daily/1012/1012211.html
▽Cell Host & Microbe
「The ubiquitin ligase Riplet is essential for RIG-I-dependent innate immune responses to RNA virus infection」
http://www.cell.com/cell-host-microbe/abstract/S1931-3128(10)00381-1 http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=29133
「早期発見、隔離を」 出水鳥インフルで鳥取大教授会見
(2010 12/29 06:30)
出水市のツルの高病原性鳥インフルエンザ感染で、簡易検査などの
ため現地を訪れていた鳥取大の伊藤壽啓教授(52)=獣医公衆衛生
学=は28日、同市役所で会見し、「感染拡大防止には衰弱したツルを
早期発見・隔離するしかない」と地道な監視活動の継続を求めた。
25日に専門家3人と現地入り。「野外での発生で、ウイルスの封じ込
めができない」と野鳥のインフルエンザ対策の難しさを示した上で、「捕
獲したツル間の感染を防ぐ手だてを示す程度のことしかできない」と話
した。
感染の爆発的な増加が懸念されている点には「現段階では小康状態
を保っている」と述べるにとどまった。終息の見込みや警戒を続ける期
間については「判断できる材料はまだない」とした。
出水平野へのツルの過密状態を解消するための分散化については
「いろんな問題があると思うが、ウイルス学的な立場では集団発生を予
防するための一つの重要な手段」と話し、国や専門家で早急に対応を
協議すべきとの見解を示した。
29日に環境省が開く鳥インフルエンザ対策を検討する会合に出席
し、出水市の状況を報告する。
栄研化学、インフル初期でも検出できる試薬キット
栄研化学は11日、A型インフルエンザウイルスの検出試薬キットを発売する。独自の
遺伝子増幅技術を使い、発症初期でも検出でき、早期診断を支援する。昨夏に発売した
新型インフルの検出試薬キットと併用することで感染拡大防止にもつながる。価格は48
検体分で7万6800円(税抜き)。発売から1年で 1000万円の売り上げを見込む。
「LoopampA型インフルエンザウイルス検出試薬キット」は患者の鼻やのどから採っ
た試料を使う。RNA(リボ核酸)を抽出した試料溶液を反応チューブに加えて測定装置
に設置すると35分でA型インフルウイルスの型がわかる。
[2011年1月1日/日経産業新聞]
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2010122905529h1
「ツルの越冬地周辺の道路で消毒液を散布する散水車 」
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20110107-OYT9I01020.htm
出水市、路面消毒を開始
ツル越冬地で鳥インフル対策
出水平野のツルが高病原性鳥インフルエンザに感染した問題で、出水市は7日、
通行を規制している越冬地周辺の市道で散水車による路面消毒を始め、報道陣
に公開した。
路上に散乱するツルのふんによる感染拡大を防止するための措置。国土交通省
から防疫対策への支援打診を受け、市が散水車を借りた。
小型タンクローリーの散水車は、一度に6500リットル分の消毒液を搭載できる。
1日2回、越冬地周辺の市道を巡回しながら消毒液を散布する。
当面、13日まで実施し、今後の感染状況などをみて延長するかどうかを判断する。
散水車の出発式で渋谷俊彦市長は「今のところ小康状態を保っているが、さらに
消毒などを徹底し、一日も早く終息宣言を出せるように努めたい」と話していた。
(2011年1月8日読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110107-OYT8T01021.htm 【主張】鳥インフルエンザ 拡大の機会減らす対応を 産経新聞 2011/01/06
高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1に感染した野鳥の死が国内や韓国で相次いで報告され
ている。
ツルの飛来地として知られる鹿児島県出水市では年末から年始にかけて衰弱死したナベヅルやマ
ナヅルからH5N1ウイルスが見つかり、鳥取県米子市のコハクチョウ、富山県高岡市のコブハクチョ
ウも感染が確認された。
昨年はシベリアで夏場を過ごした野鳥にH5N1感染が広がった可能性が高く、北海道稚内市では
10月段階ですでに渡り鳥の糞(ふん)からH5N1が確認されている。
11月には島根県安来市の養鶏場で鶏が相次いで死に、県はH5N1感染の確認を待つことなくこ
の養鶏場の鶏約2万1500羽を殺処分にした。韓国でも昨年末、養鶏場の鶏の大量死に対しウイル
スの確定を待たずに10万羽以上を殺処分にしている。
これほどまでに各国が警戒するのは、H5N1ウイルスがまれにではあるが、鳥から人に感染する
からだ。他の養鶏場への拡大や人への感染を防ぐには、鶏に対する「疑わしきは殺処分」の対応も
致し方ない選択だろう。
世界保健機関(WHO)によると、2003年以降、東南アジアや中国、エジプトなど世界各地で計
512人のH5N1感染が報告され、このうち304人は死亡している。昨年は44人の感染が報告され、
半数の22人が死亡した。
養鶏場に広がれば、鳥から人への感染の接点も増え、人に感染しやすいウイルスに変わる可能性
もその分、大きくなる。養鶏場への感染拡大を防ぎ、人に高い感染性を持つ新型ウイルス出現の機
会を減らすことがまず大切だ。
ただし、渡り鳥の間で定着しているウイルスを完全に閉め出すことは簡単ではない。この冬の間に
感染した野鳥が見つかる可能性は全国どこにでもある。養鶏場への感染もありうると考えておくべき
だろう。大切なのは感染の事実を把握し、拡大を防ぐ手段を早期にとれるようにすることだ。
それは養鶏の現場の協力があって初めて可能になる。
そのためにも、世の中が不安のあまり、感染報告を何か罪でも犯したかのように受け止めることは
自制したい。また、死んだ鳥は素手でさわらない、鳥の死骸を見つけたら行政機関に知らせるといっ
た一般的注意も大切だ。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/481325/
http://sankei.jp.msn.com/life/body/110106/bdy1101060253000-n1.htm
文部科学省 新型インフルエンザ研究最前線 3人のトップ科学者が語る
文部科学省 インフルエンザ研究コンソーシアム
日本人はなぜパンデミック幻想にのめりこんでしまったのか
第2回 巨大組織“獣医官学共同体” 暴走のメカニズム
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110116.html
「自分たちがやってきた成果にこだわる」
余録:ウイルスの栄枯盛衰
「カゼ猛威 “当たり年”の昨年上回る 1週間で46万人も」。78年2月3日の毎日新聞は1
面トップでインフルエンザの流行を伝えている。この前年、旧ソ連で新しい型のインフルエン
ザが流行した。それが日本に上陸したのが1月。いわゆる「ソ連風邪」の登場だ▲20世紀、
人類はインフルエンザ・パンデミック(大流行)を3度経験した。18年のスペイン風邪、57年
のアジア風邪、68年には香港風邪が猛威を振るった。パンデミックが起きるとなぜか古いウ
イルスは駆逐される。スペイン風邪のウイルスはアジア風邪に、アジア風邪は香港風邪に放
逐された▲ところがソ連風邪はパンデミックを起こさず、季節性のAソ連型として流行を続け
てきた。スペイン風邪の子孫ウイルスが実験室から漏れ出したもので、免疫を持つ人が多
かったためらしい▲今世紀最初のパンデミックから2シーズン目。日本では患者が増え続け
ている。最近検出されたウイルスの8割は新型で、残りはA香港型。世界保健機関の報告で
もAソ連型はほとんど検出されていない。私たちはまさに新型が古いウイルスを駆逐する現
場を見ているのかと思うと不思議な気がする▲「治療、予防のキメ手のないカゼ」「お手上げ
の状態」と78年の記事はつづる。ありがたいことに三十数年後の今は抗インフルエンザ薬が
あり、ワクチンも今季は潤沢だ▲もちろん、持病のある人や高齢者、妊婦や子どもに注意が
必要な状況は変わらない。昨年7〜9月の調査では新型への免疫獲得率が10代では6割以
上、5歳未満と50歳以上では1〜2割と低い。流行のピークを前に十分用心を。
毎日新聞 2011年1月17日 0時04分
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20110117k0000m070099000c.html 河岡義裕『インフルエンザ危機(クライシス)』 p.103〜
『インフルエンザウイルスは、新しい型が登場すると、それまで勢力を保っていたウイルスが
その座を奪われて消える特性をもっている。1918年に登場したH1N1亜型のスペイン風邪は、
大流行を起こしたあと世界中の人に免疫ができたため、1年後にはそれほど重い症状を引き
起こさないウイルスになった。しかしそののち40年ものあいだ、世界各地で流行をくりかえして
いた。
そのH1N1ウイルスが地上から消えてしまったのが1958年で、この年に出現したH2N2、
通称アジア風邪ウイルスによって、取ってかわられたのである。そしてH2N2ウイルスは、
11年後に誕生したH3N2のホンコン風邪ウイルスによって消えてしまった。
詳しいメカニズムはまだ分かっていないが、古い型と新しい型のウイルスが争うと、必ず新鮮
なウイルスが従来のウイルスを徹底的に駆逐するのである。ウイルスのこの動きを見ていると、
まるで人間社会のポスト争いを見るようで興味深い。
ところで過去に一度だけ、このポスト争いのメカニズムが狂ったことがある。1977年に、H1N1
ウイルスが再び現れたのだ。このウイルスを調べたところ、1918年に登場したスペイン風邪の
末裔として1950年代に流行していたウイルスと、遺伝子的にまったく同じものだった。つまり27年
もたってから再び現れたのである。しかし、ウイルス研究者の常識からすれば、こんなことは
あり得ない。インフルエンザウイルスは動物で感染していくうちにその形を変えていくので、昔
流行したものがそのまま同じ遺伝子で再登場することなど絶対に起こらないはずである。
私たち研究者のあいだでは、この現象についての意見は一致している。人為的なミス≠セ。
可能性として考えられることは二つある。
まず、「このウイルスを使ってワクチンの実験をしていた国から流出した」という説。もう一つは、
「どこかの国の研究者のフリーザーからもれた」というもの。いずれにしても、人為的にウイルス
が流出して広がったとしか考えられないのである。』
>>16
闘う! ウイルス・バスターズ 最先端医学からの挑戦 (朝日新書)
河岡義裕, 渡辺登喜子
鳥インフルエンザ、エボラ出血熱、エイズ(HIV)――人類を脅かすウイルスに、
最前線の研究者はどう立ち向かっているのか? 予防ワクチンの開発は?
バイオテロの危険は? ロベルト・コッホ賞を受賞した世界的権威と気鋭の学者が、
わかりやすく解説。
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=12245
内容(「BOOK」データベースより)
人類の脅威、ウイルスを追いつめるウイルス・バスターズ!世界のトップ研究者たちの闘いとは!?
鳥インフルエンザ、SARS(サーズ)、HIV(エイズ)―次々と登場する恐るべき感染症。
ナノメートル(100万分の1ミリ)単位の微細な敵に最先端の学者は、日々、大いなる挑戦を続けている!
ロベルト・コッホ賞受賞の世界の権威と、気鋭の女性研究者が、闘いのすべてを明かす。
http://www.amazon.co.jp/dp/4022733764
タミフルは耐性できやすい 薬の性質か、研究報告
インフルエンザの治療薬として広く使われているタミフルは、別タイプの
治療薬リレンザに比べ、子どもの患者では薬が効かない耐性ウイルスが
できやすいとの研究結果を、東京大医科学研究所の河岡義裕教授と、
けいゆう病院(横浜市)の小児科医、菅谷憲夫参事らが米医学誌電子版に
20日、発表した。
タミフルに耐性があるインフルエンザウイルスの検出例は多い一方で、
リレンザではまれ。タミフルの使用量の方が多いのが原因の可能性もあっ
たが、今回の研究結果は、耐性ウイルスのできやすさは薬の性質の違い
による可能性が大きいことを示した。
河岡教授らは、2005〜09年にかけ4つの病院で、タミフルとリレンザを
投与された72人を、一定の条件のもとで比較調査した。
2011/01/20 15:19 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011012001000421.html タミフル:投与患者、8%に耐性ウイルス 治療に影響、懸念−−東大など調査
インフルエンザ治療薬「タミフル」を投与した患者のうち約8%で耐性ウイルスが
現れていることが、東京大医科学研究所などの調査で明らかになった。タミフル
が他の治療薬と比べ、臨床現場での治療により耐性ウイルスを出しやすいことが
分かったのは初めて。19日、感染症の米専門誌電子版に発表した。【関東晋慈】
河岡義裕・同研究所教授(ウイルス学)らの研究チームは05〜09年の過去
4シーズン、けいゆう病院(横浜市)でタミフルと治療薬「リレンザ」を投与した患者
各72人計144人を調べた。その結果、タミフルで治療した患者6人から耐性ウイ
ルスが確認されたが、リレンザで治療した患者からは現れなかった。
患者はいずれもタミフルの投与で回復したが、体内でインフルエンザウイルスが
増殖する過程で一部が耐性を獲得した可能性があるという。こうした耐性ウイルス
は増殖力が比較的弱いとされ、これまで治療が原因による感染拡大は起きていな
い。だが、感染力や増殖力が強まれば、タミフルが治療に使えなくなるなど、今後
の治療に影響する懸念がある。
同病院の菅谷憲夫小児科部長は「国内では経口薬のタミフルのほか、吸入薬の
リレンザ、イナビル、点滴薬のラピアクタの計4種類のインフルエンザ治療薬がある。
バランスよく使っていくことが大切だ」と話している。
毎日新聞 2011年1月20日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/science/news/20110120ddm012040002000c.html
タミフル、耐性出現しやすく 東大がリレンザと比較
2011/1/20 21:53
インフルエンザの治療薬「タミフル」は別の抗ウイルス薬「リレンザ」に比べ、
小児で薬が効きにくくなる耐性ウイルスが発生しやすいことを東京大学の
河岡義裕教授らが突き止めた。タミフルの耐性ウイルスは広く処方されている
のが原因との見方があったが、薬の性質の違いが引き金になっている可能性
が高いことがわかった。米感染症学会の専門誌に発表した。
同教授らは全国約10の医療機関の協力を得て、2005〜09年にタミフルを処方
した小児72人とリレンザを使って治療した小児72人を比べ、耐性ウイルスの
発生を調べた。小児の年齢はいずれも4〜15歳。
治療の前後に全患者からウイルスを採取したところ、タミフルを処方した小児
6人からは治療後に耐性ウイルスが現れたが、リレンザで治療した小児からは
耐性ウイルスは出現しなかった。
タミフルとリレンザはインフルエンザの代表的な治療薬。タミフルの方が広く
処方され、耐性ウイルスが多く報告されている。今回の調査で薬を使う患者を
同数にして比較してもタミフルの方が耐性ウイルスが出現しやすかったことから、
河岡教授は「リレンザでは耐性ウイルスは増えにくく、検出されないのではないか」
と話している。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0E2E2E6948DE0E2E2E3E0E2E3E39180EAE2E2E2
「1918年に登場したH1N1亜型のスペイン風邪ウイルスが地上から消えてしまったのが1958年」
「古い型と新しい型のウイルスが争うと、必ず新鮮なウイルスが従来のウイルスを徹底的に駆逐する」
「1977年に再び現れたH1N1ウイルスは人為的なミス≠ノよってウイルスが流出して広がった」
(by河岡義裕『インフルエンザ危機(クライシス)』) >>16
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/nougaku/1295865358/60
「先回り戦略」においては、ウイルスの性質と自然界における存続の
メカニズム、人間社会への侵入経路および感染・発症・流行に関与
するさまざまな要因を解明する基礎的な研究が欠かせません。
http://ocw.hokudai.ac.jp/Topics/ScienceCafe/2009/Virus/
ミッション
人獣共通感染症は、自然界に由来する微生物を病原とするので、当面、
根絶は不可能である。その発生を予測し、流行を防止する「先回り戦略」
によって克服すべき感染症である。すなわち、人獣共通感染症の原因
微生物の起源と自然界における存続のメカニズム、侵入経路および感染、
発症と流行に関与する諸要因を明らかにして、はじめて先回り対策を
たてることができる。人獣共通感染症の克服に向けた研究・開発、予防・
診断・治療法の開発と実用化、情報と技術の社会普及、人獣共通感染症
対策専門家の養成は喫緊の国家・国際課題である。
http://www.hokudai.ac.jp/czc/mission/
科学立国の明日 (2)原石の発掘 「目利き」次第
(2009年1月18日 読売新聞)
京都大の山中伸弥教授が作製したiPS細胞は、ノーベル賞級の成果とされ、2006年の発表以来、
世界中で研究競争が続いている。山中教授がいち早く実現できた背景には、将来性を鋭く「評価」した
「目利き」の存在がある。
6年前、科学技術振興機構(JST)の「戦略的創造研究推進事業(CREST)」で、採択の審査をして
いた大阪大の岸本忠三・元学長は、ある申請書の題名に目を留めた。
「真に臨床応用できる多能性幹細胞の樹立」。「真に」とは、今までの研究はまるで役に立たないと
言わんばかりの大胆で挑戦的な表現。名前倒れにもなりかねないが、幹細胞研究の重要性を意識し
ていた岸本元学長は、内容に「キラリと光るもの」を感じた。
面接で本人の能力と熱意を確認し、「百に三つも当たれば」と採択、年間約5000万円を5年間支給
した。研究は一気に進展、「千に三つ」の成果に大化けした。
当時、まだ目立つ業績をあげていない山中教授は、年間1000万円の研究公募にも落選していた。
山中教授は「面接の最後に『言い残したことはないか』と聞かれ、採用は無理だと思った。研究は一生
をかける覚悟だった」と振り返る。
岸本元学長は、今年のクラフォード賞を受賞する免疫学者だが、同じCRESTで、ウイルス研究で
著名な東大の河岡義裕教授も見いだした。「名伯楽」とも呼ばれる。
研究費の審査の多くは合議制で、無難な結果になりがちだ。研究者本人の情報があって、一定の
成果が見込める有名大学や著名な研究室の出身者が有利になる。大化けの可能性のあるダイヤの
原石は埋もれかねない。神戸大を卒業し、大阪市立大、奈良先端科学技術大学院大と地方大学を
歩んだ山中教授も、研究費の面では恵まれてはいなかった。
CRESTは、原石を拾い上げるため、一人が責任をもって選び、「良いと思ったら少々強引でも採用
できる」(北沢宏一・JST理事長)のが特徴だ。
http://www.yomiuri.co.jp/science/tomorrow/tr20090118.htm "人は、複数の人間から話を聞けば聞くほど、その話を信用しやすくなる。誰かひとり
がデタラメを言っていれば聞く耳を持たなくても、その数が増加していけば
「もしかすると」と思ってしまうのである。幽霊や宇宙船、さらには超能力だの当たる
占い、その手のくだらないオカルト話を信じてしまう人がいるのも同じことだ。"
http://irregular-expression.tumblr.com/post/3196211232
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/agri/1291218255/187
187 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2011/02/10(木) 20:43:00
◇感染自体は防げない メリットはない
--北海道大獣医学部教授・喜田宏氏
日本の感染は茨城県などに限られ、殺処分で清浄化ができる。
高病原性鳥インフルエンザもワクチンなしで封じ込めができた。
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/agri/1291218255/6-7
防疫措置の最終ゴールは全ての国々が清浄国になることであり、
そのために、病原体を可能な限り迅速に検出・措置し、消滅させる
ことが重要である。
(独)農研機構 動物衛生研究所 感染病研究部長 山口成夫
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/agri/1291218255/89
感染源は糞便が主ですが気管や腸管にもウィルスがいます。
家のキッチンでの解体は、したがって、非常に危険です。
鳥の放牧スタイルというのは、絶対にアブナイ、非常に危険です。
河岡義裕 東京大学医科学研究所
感染・免疫部門 ウイルス感染研究分野教授
http://www.nbi.ne.jp/talk5.html
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/agri/1291218255/8
「鳥のインフルエンザウイルスが人に直接じかに感染した」という、1997年以来の獣医詐欺師たちのウソ。
「新型インフルエンザウイルス H5N1」
http://kaken.nii.ac.jp/ja/searchr.cgi
http://kaken.nii.ac.jp/ja/searchk.cgi
(研究開始年:古い順)
新型インフルエンザウイルスの出現予知と流行防止
喜田 宏KIDA, Hiroshi
研究期間 : 1998年度〜1999年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/10041151
香港で発生した新型H5インフルエンザウイルスの起源と変異
伊藤 壽啓ITO, Toshihiro
研究期間 : 1999年度〜2001年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/11694210
トリインフルエンザウイルスのヒトへの伝搬及び病原性獲得機構
河岡 義裕KAWAOKA, Yoshihiro
研究期間 : 2000年度〜2002年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/12307008
新型インフルエンザウイルスの出現機構とその制圧
河岡 義裕
研究期間 : 2006年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/18209014
新型インフルエンザウイルスの出現機構とその制圧
河岡 義裕
研究期間 : 2006年度〜2010年度
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/18002014 [GEN 786] 宮崎口蹄疫騒動を検証する 原田 和明
世界の環境ホットニュース[GEN] 786号 11年2月16日
【第33回】 1997年の香港事件
http://www.melma.com/backnumber_90715_5107463/
昨年「宮崎口蹄疫騒動」での牛・豚に続き、今年は鶏やハクチョウなどの殺処
分(皆殺し)が各地で行なわれています。その動機となっている「H5N1亜型の
鳥インフルエンザは強毒性で、しかも鳥からヒトに感染する恐れがある」とい
うことになった経緯を検証します。
1997年の香港で突然、鶏の大量死が起こり、さらにその原因と見られる鳥イン
フルエンザがヒトに感染(しかも数名が死亡)していたことが初めて確認され
たという事件が発生しています。これを「1997年の香港事件」と呼ぶことにし
ます。さらに翌年、鳥インフルエンザウイルスが第一次世界大戦末期に全世界
で4千万人が死亡したともいわれるスペインかぜウイルスとよく似ていること
が突き止められ、この一連の事件が鳥インフルエンザの恐ろしさを人類に知ら
しめることとなったのです。
そして、その防疫上の要請から昨今の鶏やハクチョウの全殺処分が行なわれて
いるわけです。しかし、この香港事件の詳細を追っていくとおかしなことばか
りが出てきます。
(中略)
このように、それまで誰も信じていなかった「ヒトが鳥インフルエンザに感染
する」という仮説が常識化していった経緯は実に怪しげなものばかりです。
>>17
ここで、疑惑の人物が二人います。WHOの「鳥インフルエンザウイルス共同
研究センター」所長のロブ・ウェブスターと香港大学のケネディ・ショートリ
ッジの二人です。二人はこの当時、豚が鳥とヒトの橋渡しをしているとの説を
展開、「鳥インフルエンザが既にヒトへの感染能力を獲得している」と主張し
ていた数少ない専門家でした。ショートリッジはさらに、鳥インフルエンザの
震源地は アジア、特に 中国南部であると主張していました。(ジーナ・コラ
ータ「インフルエンザ ウイルスを追う」ニュートンプレス 2000)その彼らが
香港事件の調査に当たっていたのです。
1997年の暮れ、この二人は香港で大活躍しています。香港での調査には、米国
CDCが福田敬二を含む 7人の研究者を派遣した他は、ウェブスターが独自に
調査団を結成して参加しています。この調査団に現在の鳥インフルエンザ政策
を取り仕切っている研究者たちがこぞって参画していました。
(中略)
河岡は「生鳥市場が鳥インフルエンザの源だった」と書いていますが、時系列
からいえば、「ウェブスターや河岡らの調査団が鳥インフルエンザの源だった」
可能性があることを指摘しておきたいと思います。
http://www.melma.com/backnumber_90715_5107463/
梅の成分に抗インフル作用 感染と蔓延の両方に効果 “特効薬”の期待も
2011.2.20 20:30 (1/2ページ)
梅果汁製造最大手の中野BC(和歌山県海南市)と中部大学生命健康科学部の鈴木康夫教授は、
梅エキスの有効成分「ムメフラール」に、インフルエンザウイルスの人体の細胞への感染と、細胞内
で増殖したウイルスの他人への感染の双方を阻害する優れた抗ウイルス作用があることを発見した。
感染予防と、パンデミック(世界的大流行)につながる蔓(まん)延(えん)予防の両方に作用する天然
成分の発見は世界でも初めて。インフルエンザの大流行を食い止める新薬開発に有効な成分として
注目されそうだ。(芳賀由明)
鈴木教授は、梅エキスにA型インフルエンザの感染予防効果があることを平成20年に立証している。
今回は中野BCと共同で、梅エキスの5つの成分を分解して精製したうえでそれぞれの機能を分析。
インフルエンザウイルスの吸着(感染)と放出(蔓延)の機能を担うそれぞれのタンパク質「ヘマグルチ
ニン」と「ノイラミニダーゼ」に対してムメフラールが阻害効果を発揮することがわかった。
鈴木教授らは研究過程のなかで、新型インフルエンザが世界的に流行した21年9〜11月にモニター
実験を実施した。梅エキスを凝縮した中野BCの粒状製品「梅真珠」を同社の社員や関係者に、食後3
回3粒ずつ摂取させた結果、有効サンプル166人のうち新型インフルエンザにかかった人は1人(軽
症)、家族に新型インフルエンザ患者がいた場合にかかった人はゼロだった。海南市では学校閉鎖が
相次ぎ、関連会社にも患者が増加していた時期だけに、研究の有効性を示すエピソードとなった。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110220/biz11022020340004-n1.htm
梅の成分に抗インフル作用 感染と蔓延の両方に効果 “特効薬”の期待も
2011.2.20 20:30 (2/2ページ)
「タミフル」や「リレンザ」など化学合成物によるインフルエンザ治療薬は蔓延予防には効果があるもの
の、感染予防の効果は立証されていない。梅エキスそのものでは現在の治療薬の効果には及ばず、
ムメフラールの成分を治療薬に応用するためには効果を数千倍高める必要がある。
鈴木教授は「ムメフラールですぐに治療薬ができるわけではないが、インフルエンザの新薬候補となる
リード化合物(医薬品開発を導きだす化合物)になる可能性を示した」と成果を説明する。
◇
ムメフラール 農林水産省食品総合研究所の菊地佑二上席研究官らが平成11年に発見した成分で、
梅の学名「mume(ムメ)」から命名。生梅に含まれる糖質の一種とクエン酸が結合した化合物で、血液
サラサラ効果などの研究成果も発表されている。青梅の果汁を煮詰める梅エキスの製造過程で生成す
るが、生梅や梅干しには含まれていない。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110220/biz11022020340004-n2.htm
検査屋の馬鹿なのは、
自分たちが用いてる検査キットの仕様を無条件にうけいれて、
その検出結果(陽性結果に)に単純に反応してしまう、
パブロフの犬状態になっていること。
検査キットだって、人がつくったものだ。
間違いもあればウソもある。
そのことを、頭からすっぽり抜かしたら、とんでもないウソの
片棒担ぎをさせられてしまうよ。
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