アモルファス材料(今じゃ大笑いものだが)の研究が流行になってた当時の
金研は明らかに異常だった。金属学会の年二度の学術講演会には金研の発表が
数十件、そのすべてに某M教授の名前が。あんなに全て見られるわけないと
誰でも思っていた。まるで「Mと共著でアモルファスをやらん者は人に非ず」という
雰囲気があったよ。講演だけでなく勿論論文も乱発。そんな状況が数年も続い
たんだから、今日起こっているこの一連の問題は充分理解できるよ。まさに東北大の
材料分野の黒歴史だ。救いはこんな風潮にのらず、自分の道を坦々と行った研究者も
多数居たことだ。なにせ仙台は材料研究の層が厚いからね。

総長がこんな問題抱えていたんでは復興もままならない。はやいところ辞任すべき
だろう。