★福島の男性婚活厳しく 県外女性、放射能に不安
  

 福島の原発事故以降、福島県内の男性が結婚相談所を通じて県外の女性
に見合いを申し込んでも断られるケースが大幅に増えている。
「住所を理由に、門前払いに近い状況」といい、原発事故の影響が「婚活」にまで
影を落としている。

 福島市内で結婚相談所「スプリング」を経営する丹治逸雄さん(68)は
「他県の女性が福島県に嫁ぐのに、放射能のことを考え、不安を感じている
のだろう。でも、会ってさえもらえないとは」と嘆く。

 相談所では毎月50件前後、県内の男性会員から県外女性にお見合いを
申し込んでいる。会員用ホームページで住所や職業、年収、本人の写真
などの条件が合えば、対面する流れだ。原発事故以前は3件に1件ほどは
女性の了承を得ていたが、「今は10回に1回OKなら、いい方だ」。 (続く)


■ソース(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012072590181403.html