本作はクラフトワーク初のヒュッター、シュナイダーによるセルフプロデュース・アルバム。 クリング・クラングスタジオで録音され、
ヒュッター/シュナイダー/バルトス/フリューアのラインナップで演奏された初の作品。全曲ヒュッター/シュナイダー作で、
エミール・シュルツが作詞とジャケットデザインに協力した。

日本でのアルバムタイトルは「放射能」となっているが、ハイフンの入った英題「Radio-activity」(および独題)は「ラジオの活動」と
いう意味も含んでいる(放射能を表す英単語は、ハイフンなしのRadioactivityである)。第2トラック、邦題「放射能」である曲のほうの
英独題はハイフンを含まない。 1、2、6、10トラックは放射能を、 3、4、5、7、8、9、11、12トラックではラジオを主題に扱っている。
ジャケットにはナチス政権の宣伝省が1930年代後半に導入した「国民ラジオ」DKE38型の絵が描かれている。6トラックの「ニュース」では
原子力発電のことについて触れている。

第2トラックの曲「Radioactivity」の、1980年代末以降のライブでみられるアレンジ(リミックスアルバムのTHE MIXやライブアルバム
ミニマム・マキシマムに収録されている)では、冒頭にセラフィールド再処理場についてのメッセージ(THE MIX版にはない)が、曲中に
チェルノブイリやヒロシマといったフレーズが、歌詞中のRadioactivityという単語の前にStopの語が、放射性物質による汚染について触れる
などの歌詞が追加されている、といったような内容になっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD_%28%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0%29

収録曲((邦題 - 英語タイトル - ドイツ語タイトル)
1.ガイガー・カウンター(放射能測定器) - Geiger Counter - Geigerzahler (01:04)
2.放射能 - Radioactivity - Radioaktivitat (06:44)
3.ラジオランド - Radioland - Radioland (05:53)
4.エアウェーヴス - Airwaves - Atherwellen (04:53)
5.中断 - Intermission - Sendepause (00:15)
6.ニュース - News - Nachrichten (01:31)
7.エネルギーの声 - The Voice of Energy - Die Stimme der Energie (00:54)
8.アンテナ - Antenna - Antenne (03:45)
9.ラジオ・スターズ - Radio Stars - Radio-Sterne (03:38)
10.ウラニウム - Uranium - Uran (01:24)
11.トランジスター - Transistor - Transistor (02:15)
12.オーム・スイート・オーム - Ohm, sweet Ohm - Ohm, sweet Ohm (05:40)

Amazon
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LIVE
http://www.youtube.com/watch?v=kXD6Gtinvbc