∞ノノハ∞
川^〇^ハレ円覚寺 横田南嶺禅師は原始経典からの引用・大乗仏教経典からの引用・歴代祖師方のお話・仏教辞典や仏教学者さん等の引用と幅広く引用されて分かりやすく説法してくださっていますね

それから坂村真民氏の詩がお好きな様でよく引用されていますね

無門関でも漢詩で現されていたりしますね

評唱と頌も載せましたwww

>第24則 離却語言
風穴和尚は、あるとき僧に尋ねた、

「言葉で表現しても沈黙しても、主客分離の世界に陥り、実在の半面しか示すことができない。

語ったり黙ったりして禅の究極の処に通じるにはどうすれば良いか?」。

風穴和尚は、

「いつも懐かしく思い出すのだが、

江南は春三月ともなると、鷓鴣が鳴き、百花が咲き乱れる」

という杜甫の詩で答えた。

評唱:風穴和尚のハタラキときたら、まるで稲妻のように、瞬時に目指した処にたどり着いている。

それにもかかわらず、先人の言葉が吹っ切れなかったのはいかにも残念だ。

もし諸君がこのところを見抜いたなら、悟りへの道はおのずから開くだろう。

それでは、言葉を離れたところで、そこのところを一句で表わして見ないか。

頌:杜甫の詩を持ち出して、格調高く深い詩情で表わさなくても、

「衆生本来仏なり」の世界は一言も言わなくても丸出しに現われているじゃないか。

身を乗り出してあれこれ議論なんかすると、

トンダ恥さらしになって身の置き所が無くなるぞ。

禅問答は刀を抜く前に終わっているそうですね
身に付いているんでしょうね