自らの知恵ですべき事、すべきでない事を判断できない者のために戒律はある
自らの未来に希望を抱けない者のために天国はある
自らを肯定できない者のために神はある

足の弱った者のために杖はある
杖がなくとも十分に歩ける者、これから歩き方を覚える子供は杖に頼ってはならない
それは足を弱らせ、歩き方を忘れさせる

心の弱った者のために宗教はある
宗教がなくとも自らの道を見出せる者、これから道を探す子供は宗教に頼ってはならない
それは心を曇らせ、道を見失わせる