>>398よりつづく
★☆★どのようにして日本人は神様への信仰を失っていったのか(Part3)★☆★
イスラエル王国が北イスラエル王国と南ユダ王国の二国に分裂し、
最終的にそれぞれアッシリヤとバビロニアによって滅ぼされてしまったのも、
王や民がエリヤ、イザヤ、エレミアなど当時の預言者たちの警告に耳を貸さず、
天地万物の創造主である神様への信仰に
立ち返り悔い改めることがなかったためでした。

現在においてもイスラエルの人々の多くは、
主イエス・キリストの救いには与っておられないようです。
パウロも語っているように、「福音について言えば、
彼らは、あなたがたのゆえに、神の敵とされている」状況であり、
聖書の御言葉のとおり、かたくなで「うなじの怖い民族」ということでありましょうか。

「うなじの怖い民族」と神様がおっしゃったこのとき、
偶像崇拝の罪を犯していたイスラエルの人々は
モーセの執り成しによって神様に殺されることだけは免れましたが、
結局、約束の地カナンを目にすることはできませんでした。
40年間の荒野での生活のあいだにすべての人は死に絶えて、
世代が代替わりしてしまっていたのでした。
彼らの神様に対する不遜、不信仰があまりにも強かったため、
神様は40年間もの長い期間にわたって荒野を放浪させたのだと考えられていますね。

「地のおもてのすべての民のうちから−選んで」イスラエル民族を
「自分の宝の民−聖なる民」とされた神様は、
確かに「真実の神でいらっしゃって、ご自分を愛し、その命令を守る者には、
契約を守り、千代に及ぶ恵みを施してくださいます」が、いっぽうで、
「神様を憎む者には、めいめいに報いて滅ぼされる、
猶予することなく、めいめいに報いるお方」なのでした。(申命記7章9節〜10節)
>>400へつづく