>>328 >>329 よりつづく)
>>330 >>331 よりつづく)
★☆★聖書の御言葉にある「預言」は−神様の救済のご計画−必ず成就する★☆★
 >>332よりつづく
主イエス・キリストの降誕が予告されエリザベトから祝福を受けた時に
聖母マリア様が答えた個所で有名な「マリアの賛歌」で
サムエル記のハンナの歌や詩編が引用され、
またエレミヤ書第33章14節〜15節が
主イエス・キリスト降誕の「預言」の成就として示されます。
 「見よ、わたしが、イスラエルの家とユダの家に恵みの約束を果たす日が来る、
 と主は言われる。その日、その時、わたしはダビデのために正義の若枝を生え出でさ
 せる。彼は公平と正義をもってこの国を治める。」と。

また主イエス・キリストの公生涯に先立って道を整えた洗礼者ヨハネの御言葉の中で、
イザヤ書第40章3節が「預言」の成就として引用されます。
 「呼びかける声がある。主のために、荒野に道を備え、
 わたしたちの神のために、荒れ地に広い道を通せ」と。

主イエス・キリストの贖罪の十字架刑については、
使徒言行録第8章32節以下で、フィリポが、ガザへ行く途中に出会った
エチオピアの高官におこなった宣教の中で、
キリスト教にとってとても大切な「苦難の僕」の箇所である
イザヤ書53章7節〜8節が「預言」の成就として引用されます。
 「苦役を課せられて、かがみ込み、彼は口を開かなかった。
 屠り場に引かれる小羊のように、毛を切る者の前に物を言わない
 羊のように彼は口を開かなかった。捕らえられて、裁きを受けて、
 彼は命を取られた。彼の時代の誰が思い巡らしたであろうか。
 わたしの民の背きのゆえに、
 彼が神の手にかかり命ある者の地から断たれたことを」と。