どこにあるんだ?
おまえが参照したのはなに本だ? 伝光禄の

>>820 843
第三十四祖弘済大師曹溪の会に参ず。問いて日く、当に何の所務か即ち階級に落ちざるべき。
祖日く、汝曾て甚麼か作し来たる。師日く、聖諦も亦為さず。
祖日く、何の階級にか落ちん。師日く、聖諦すら尚為さず、何の階級か之れ有らん。
祖深く之を器とす。

師は幼歳にして出家し、群居して道を論ずる毎に、師はただ黙然たり。
後に曹溪の法席を聞きて乃ち往きて参礼す。
問いて日く、まさに何の所務か階級に落ちざるべき、乃至祖深く之を器とす。
会下の学徒多しといえども師首に居す。
一日祖師に云いて日く、従上衣法ならび行ず、師資たがいに授く。
衣は以て信を表し、法は乃ち心を印す。吾今人を得たり、何ぞ信ぜられざるを患えん。
衣は即ち留めて山門に鎮ぜん、汝当に化を一方に分かちて断絶せしむることなかるべし。
師吉州の青原山静居寺に住し、乃ち曹溪と同じく化を並べ、
ついに石頭を接してより、人踵を接して来たる。もっとも大鑑の光明なりとす。後に弘済大師と謚す。