悲しみが現にあるとき、思考をそれに少しも介入させず、それと共に留まっているとき、つまりあなたがそっくり悲しみであり、「あなた」が悲しみを克服しようとしているのではないとき、あなたは悲しみそのものです。そして、それがそっくり全部出るとき、それは消えるのです。
あなたと悲しみが別々で断片化しているときにのみ、苦痛があるのです。

クリシュナムルティ