桐山靖雄の名誉欲が異常に強いのも特徴です。
桐山氏の名誉欲には二つに分類されます。
一つは大僧正、法位法号、名誉博士、名誉教授など世間的な名誉や肩書です。
世間的な肩書きを求めることは、普通の人にも見られることです。
桐山氏もただの俗人、俗物だという証拠です。

もう一つはアデプト、アンゴルモアの大王、恐怖の大王、メシア、アナゴン、無
能勝明王、ついには有余依涅槃の聖者、スサノオノミコトの生まれ変わり
など、自分で作り出す妄想的名誉です。
妄想的名誉を、それも際限なく次々と名乗るのは、普通の人には見られません。

桐山氏の脳のある部分が子供時代に成長が止まってしまったと考えれば、妄想的
な名誉欲も説明がつきます。
子供たちはスーパーマンなど物語の主人公になったつもりで遊びます。
子供たちがスーパーマンになったつもりになるように、桐山氏は妄想的な名誉の
肩書きを自分につけて喜んでいるのです。
桐山氏のメシア宣言やブッダ宣言は、砂場の子供たちが「ボクはスーパーマンだ」、
それにあきると「ウルトラマンだ」と言っているのと同じです。

桐山氏は常に妄想の中では、人々の頂点に立つスーパーマンです。
頭の中は、子供時代の砂場で、ビンの王冠を胸につけていたガキ大将から一歩も
出ていません。
彼は王様であり、信者は、王様を誉めたたえ、かしずく家来や庶民です。

桐山氏は、信者の前に登場するとき、大音響の太鼓とともに現れます。
普段、道場で信者の前に姿を現す時には、職員が信者たちに座って合掌礼拝する
ように露払いをします。
全員に頭を下げさせ、大いばりで練り歩く姿は、すべての欲から解き放たれた聖
者の姿ではなく、まさに王様です。

阿含宗には「ムドラー舞踊」と称する、奇妙な衣装をつけた女性たちの踊りがあ
ります。
ムドラー舞踏は健康増進や超能力開発をうたい文句にしていますが、説明と現実
のあまりの脈絡のなさに、信者たちも首をかしげます。
ムドラー舞踊を踊る女性たちは、王様の踊り子たちだと見れば、説明がつきます。
王様が「舞をもて」とご所望されているのです。

桐山氏は阿含宗王国に君臨する勲章をたくさんつけたエライエライ王様です。