【真我独存位】と【色界第四禅定→心一境性】を比較すると 双方ともに 心理作用を完全に滅した状態にあり 識同等と言えると思います。

またブラフマンは プルシャとして無数のアートマンを内包せし宇宙大の識とされています。

無色界の四禅定は 【空無辺処定】【識無辺処定】がプルシャの段階に、【無所有処】【非想非非想処】がブラフマンの段階に当たり、

【滅尽定】から【涅槃】ニルバーナに至る段階は 宇宙意識としての存在の有無をも超越した 最後の段階なのだろうと。

しかし 何故に釈尊は 色界第四禅定からニルバーナに入ったのか? ここは疑問です、

プルシャから宇宙意識への転変は【想】を伴うので 想を厭うて 一気に滅尽からニルバーナへなのか? ここは語れない所 体験が待たれます。