>>78 このレスの全文です。

毎日の読書
「教会の祈り」読書 第二朗読 第4巻 年間1
カトリック中央協議会

p155
祝日固有

p191
2月5日
日本二十六聖人殉教者

・・・・・・

第二朗読
同時代の著者による聖パウロ三木とその同志の殉教の記録

あなたがたはわたしの証人となる

十字架につけられてから皆が示した毅然とした態度は、
それを見ている人々を驚かせた。

パシウス神父とロドリゲス神父は耐え忍ぶように仲間を励ました。
上長のペドロ・バウチスタ神父はほとんど動かずに、
じっと天を見つめていた。
また、マルチン修道士は神に感謝をささげようとして、
「神よ、あなたの手にわたしの霊をゆだねます」という節を加えて、
いくつかの詩編を唱えていた。
フランシスコ・ブランコ神父も、はっきりとした声で神に感謝をささげていた。
ゴンザロ修道士は非常に大きな声で主の祈りと天使祝詞を唱えてい

p192
た。
わたしたちの兄弟、パウロ三木は、今まで自分が立っていた演壇のうちで
最も誉れある演壇に立っていることを見て、まず群衆に向かって、
自分が日本人であり、かつイエズス会士であることを述べ、
福音を宣べ伝えたために死刑に処せられると言い、
このすばらしい恵みをいただいたことを神に感謝すると述べて、次のように語った。