道元禅師「仏道をならふといふは、自己をならふなり。自己をならふというは、自己をわするるなり。自己をわするるといふは、萬法に証せらるるなり。萬法に証せらるるといふは、自己の身心および他己の身心をして脱落せしむるなり。」
自己愛を捨てる坐禅。
自己愛が強い人はその自己中心性から自己矛盾を抱えて精神病になる。
自己愛を捨てた人は自分を忘れて家族や社会に貢献する事だけを考えるから自己矛盾を抱えずに済み、健全な精神状態を維持できる。
よって、大事なのは利他のみ。