>>69
「う」さん、こんにちは。
密教では法水冩瓶と言って、弟子の機根によって余す所なく法を伝えることを
大切にします。
そうでないと、教えないものがあれば、密教の法脈が途絶える、と考えるからで、
そういった意味から、奥伝や最極秘伝と言うものは存在しません。
後に自己研鑽により、他流の作法を一流伝授頂くことはありますが、
自身が伝法灌頂を終えた流派で一流伝授されたもの以上に、他に何かある訳では
ありません。
阿含宗の場合、桐山さんは分派、独立を忌み嫌い、護摩法すら
他人には許していません。
皆が焚き火が出来るようになったのは、桐山さんの晩年になってからです。
その頃には、桐山さんが護摩をまともに出来る状態ではありませんでした。

伝授の際の写真は、これは本日時間が取れたら、やっていこうと思っている
話なので、そちらで

そして、桐山さんは伝法灌頂を行い、法を伝えることはしていません。
だから、弟子と呼べる人が少ない。
桐山さんが弟子と呼んだのは、慈恵会当時の塚田さん、
あとは話題のI川さんですね。

桐山さんの完全仏教は、桐山さん一代で法脈は途絶えていると見ています。