もちろん、平和的な同化だけでないケースも残っている。
桐山さんの前世だというスサノオはヤマタノオロチを卑怯な手法で
滅ぼして、草薙剣を手に入れた。
これは大蛇の話ではなく、冶金の技術をもった八つの部族がいて、
彼らを酒などで歓待して騙し、酔ったところを切り殺して、
彼らの優れた技術で作り上げた剣を手にいれたのでしょう。
こんな卑怯で人殺しで不潔な男の生まれ変わりなんて、よくまあ自慢したものだ。
桐山さんて古事記を読んだことがなかったのでしょう。

ヤマタノオロチに娘を差し出すという話も、その部族が略奪結婚していたのでしょう。
これも交雑で、むしろヤマタノオロチのほうが平和的だった。
古事記を見ても、スサノオのようなやり方は例外です。
だから、彼は乱暴者として嫌われた。

阿含宗では、桐山さんがスサノオの生まれ変わりなのだから、
相手を滅ぼして、卑怯な手段で物を奪うような人間の生まれ変わりを教祖としている。
だから、今回の自動書記のように、その罪を償わなければならないらしい。
だが、普通の日本人の先祖はそうではなく、国津系のように、
天津系の支配下には入ったが、そこで生き延びるような共存を選んだ。
信者さんたちは普通の日本人とは別らしいから、
好きなだけ自動書記に基づいて、罪を償ってください。
ただし、地球温暖化で困っているのだから、無意味な焚火で二酸化炭素を
増やすのはやめてほしい。