>>775 神も仏も名無しさん 2019/08/26(月) 00:26:23.85 ID:CYBcdjJX
>解脱供養は正報(心身)を浄める。
>土地浄霊は依報(環境)即ち土地に関わる霊障を浄める。

正報(しょうほう)も依報(えほう)も仏教用語です。
では正しい仏教用語としての正報と依報の意味を 書きましょう。
我々は過去世の業の報いを受けて この世に心と身体を伴って生まれてきます、
これを正報と言います。
また過去世の業の報いによって生まれてくる世界環境が依報です。国土とか家族とか 環境ですね。
ちなみに極楽世界に生まれる過去世の善業を成したものは極楽世界が依報ということになります。
つまり心身が正報で環境が依報とはその通りなんだが、しかしこれを解脱供養と土地浄霊に当てはめるというのはおかしいと思わないか?
仏教というのは自分を中心に考えますよね。
自分もまた過去世に何らかの悪業をなしてきてこの世に生まれてきてるわけです 。
そして皆等しくそれぞれに心身と環境という正報、依報を持って生まれてきているわけです。
だからそこでなさねばならないというのは、 過去世でなしてしまったことはどうにもならないとして、
せめて現世における自分の心を浄めていくことしかないのではありませんか?
依報としての環境などは変えようにも変えることはできない。これは受け入れるしかない。
しかし一番大切なのは自分の心であるのだから心だけは清らかにする。
これが仏教の基本ですよね 。
ところが阿含宗における解脱供養というのはこれ全部自分の外側に関することなんですよ 。
自分の心身を正報と言うけれども不成仏霊というのは決して自分そのものではなく 悪業が 引き金となって
呼び寄せると言うか呼び寄せられたと言うか先祖の不成仏霊ですよね。
先祖の不成仏霊の良からぬ怨念が自分の中の赤の他人となって自分を動かしているからこれを解消しなければならないという話ですよね 。
こんな話は仏教の正報のどこにもありませんよ。
それから依報としての環境ですけれども 会津で法要があるというのならば阿含宗が言いたい事は
戊辰戦争によって犠牲になった 人達が苦しみの念、怨念を持ってその土地を悪くしているからこれを浄めねばならないという話でしょ。
こんな話も仏教の依報のどこにもないのです。
自分に関係のない話なんです。
だから阿含宗の連中は正報だの依報だの仏教用語を 駆使するけれども、その使い方が全然間違っているのです。
理解していないのです。
こんなバカどもに騙されてはいけません。正しく仏教を理解しましょう。