「我も亦た此の衆生を見て、而しも説かざるは信ぜざるを恐るるが故なり」

釈尊は、肉段を見ることができるが、しかし、説かない、というのです。
阿含宗の信者なら、この一言にビックリするべきです。
比丘に質問されたから、肉段の存在を認めただけで、肉段は「説かざる」です。
実際、三十七道品のどこにも肉段や死者成仏など出てこない。
仮に肉段が阿含宗のいう霊障のホトケだとしても、釈尊はそれを「説かざる」です。
釈尊は阿含宗の霊障教義を全面的に否定したのです。

582さんはこれらの事に気がついていましたか?
もちろん、あなたは好戦経を読んだのではなく、桐山さんの解説を
読んだだけだから、気がついていない。
釈尊の説いた肉段は、霊障も発していなければ、生者への悪影響もなく、
ましてや、釈尊は肉段を救えとも、解脱するのに邪魔だとも説いていない。
全部、桐山さんの作り話、オカルトです。
その嘘を582さんは頭から信じ込んで、あたかも釈尊が阿含宗の霊障のホトケや
成仏を説いたかのように錯覚している。