>>547
私が実際に見た話を一つ
高校生の子が親に反対されながらも、入行していた。
その子はバイトや小遣いを貯めて会費や護摩木を書いて奉仕もしていた。
道場にはこまめに顔を出しているせいか奉仕者の間では良く知られていた。
その彼が進学で悩んだ時に、ある先達に相談したんだよ。
そしたら、その先達は、星まつりで、桐山管長の特別祈願護摩木を書きなさい、
って平然と指導した。
10万円の護摩木は高校生にとっては大金なので、当然一回では納められない。
彼は宗務局に相談して、10回分納にしてもらった。
それを納めに行った時に、宗務局員が
「早く残り納めて下さい」
とヌケヌケと言い放った。
宗務局にしてみれば、彼がどんな苦労や思いを込めてお金を出しているかは
関係なく、ただ、持ってきたお金にしか興味がないような態度。
彼のその時の泣きそうな顔が忘れられない。
10回払い終わった途端、彼は二度と道場に来る事はなかった。