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さて、法脈の上で師匠に当たる北野師の金剛院派だが、真言宗とは関係なく、
真言宗金剛院派を名乗っている。桐山さんも、密教超能力の秘密において、
真言宗大日山金剛華寺管長を名乗っています。
星まつりでも「風林火山」の横に大日山金剛華寺と書いてあるのを見たことが
ある人もいるでしょう。
そして、金剛院派の一番の売りは照真秘流である、と言う事です。
照真秘流は昭和初期に実川泰仙なる人物によって作られた宗教で、
北野師はこの流派の本を秘伝だと称し人々に伝えていました。
それを桐山さんは、丸々信じて、秘流こそ真言密教の最極秘伝なのだ。
と観音慈恵会の信者に滔々と説教していました。
初期観音慈恵会で虫切りをやっていましたが、これも
神伝顕法肝虫封じ相伝書に記載されています。
その中に、浦野晴弘と言う人物がおり、この人物は真言宗を名乗りながら、
皇道治教の教祖になりました。
所謂脱税宗教で摘発寸前に、真言宗高野山大師教に名を変えたのですが、
この人物も戦時中は憲兵であり、易者なので、そもそも僧侶ではありません。
この弟子が北野恵宝師なのです。
1966年の千座行教典に、
大日、金剛…晴弘、恵宝、靖雄と記されています。
桐山さんは真言宗僧侶であると言いながら、真言宗とは無関係の新興宗教の
後継者でしかありませんでした。