だから1970年の手品の念力の護摩の世界、 1971年の変身の原理の世界、 1972年の密教超能力の秘密 の世界はそれぞれ違うのです。
密教超能力の秘密あたりになると サマーナ気を統制すると身体から火を発するように見える の部分を取って
念力の護摩の火もこれから出ているかのように思わせるかと思うと、 念力の火はクンダリニー(火龍)の日だなどとも書いている。
しかしてその念力で火を出すのは目の前のティッシュペーパーからも発火させてしまうという話でもない 。
あくまでも奉書のラン字が実際の火に化けるという話です。
それから火打石の話も出てきません。
火打石を叩くと発火します。
しかしそれはすぐ消える。
消えてなくなったのではなく、空中のその辺にエネルギーとして残っているという。
それを念力でギュッと凝縮させて 火が出ると言う。
で、それがどこから出るかと言うとラン字から出るというわけのわからない話です。
こういう話は実は変身の原理にも密教超能力の秘密にも全然コメントされてないわけです。