煩悩を滅し尽くしたのが阿羅漢だということは、阿含経のあちこちにも説かれています。しかし、深山説だけが煩悩が残っている阿羅漢向も阿羅漢だという。深山説だと、煩悩を滅した阿羅漢と、煩悩のある阿羅漢と、阿羅漢には二種類あることになってしまう。これは間違いです。