北野さんから伝授された。
そんで、その時に手品ネタ(水で発火する護符)を
もらって実演した。

北野さんは、コイツなら うまくやるし、
それらしく伝授した。インチキをね。
桐山さんもインチキと知りながら、持ちつ持たれつで
うやうやしく伝授を受けて、口伝とやらも聞いた。

だからトリックなんだが、お互いに伝授みたいにやる。
北野さんにしても、桐山さんにしても、ホントに胡散臭い
奴らだよ。はじめから詐欺なんだが、お互いにそこは
求道者みたいに装っている。お互いに正体を知ってるんだよな。

北野さんからすれば、信者獲得の元ネタを提供したんだから
お金か、信者をよこせというところでしょう。
それが、桐山さんの前科の暴露と、念力護摩手品の暴露でしょう。

桐山さんの凄いところは、次々に変身・変態を遂げて、
密教マジシャンを脱却していったところ。ここが北野さんとは違う。
要するにオームもそうだったが、教義なんだよね。
宗教の核心部分というか、危険なところは教義というものが
あるというところ。文学青年だった桐山さんは、さすがに
文字には強く、洗脳教義作りの天才でもあった。