護摩行附座の脇侍の方からのお話。
護摩行法のどの手順で発火するのか?直に問うた人が知人に居る。
『行法の最初に火の秘符を青く印刷した奉書紙を、積薪の上にふわっと置く、
 それとほゞ同時に、脇侍が火打石で切り火を出す、その瞬間に
 導師はエイ!と気合を込めると、奉書紙の一点から発火する』のだそうですよ。
その奉書紙の小さな火を松の付け木に取り、導師の右手に在る所定の蝋燭(燈明)に移す。
その燈明の炎から改めて、火を松の付け木に取り護摩木に点火して護摩供養の
行法となるそうです。
<サジョウで行う、ランバン加持の行法で、発火させる>という人が多々ありますが
其処では無いのでご注意。
火打石の一撃で奉書紙に引火させることが可能か?如何なんでしょうね?
私は自信が無いですね?、暇な方はお試しください。以上報告まで。
上は昭和45年初護摩の話題なんです。