「北野氏側はカンカンになって反論した。「桐山氏は四十五年に仁和寺長老、小田慈舟師の金剛頂
講伝を受ける際に提出した履歴書に『北野師によって得度と伝法潅頂を受けた』と書いている。し
かし北野は彼に得度も潅頂も与えていない。彼こそ詐欺師だ』」
(『宗教を現代に問う4』毎日新聞社)

桐山さんの履歴書で伝法潅頂の立ち合いをする証明師とされた大原師も、
問合せに、次のように桐山さんを否定しています。

「・・少々知名の方々には大変迷惑をおよぼしているらしく、困った人物です。」
(『密教宝庫を開く』織田隆弘、174頁)

「困った人物」とは桐山さんのことです。
桐山さんが阿闍梨であることの証明師である大原師が阿闍梨であると認めていない。
つまり、桐山さんは真言宗の阿闍梨であるという自称は嘘であり、詐称です。
しかも、桐山さんは死ぬまで詐称を続けた。
こんなことで嘘をつく人が解脱者であるはずがあるまい。