河童君>>752

「キリストの神性は死なないし受苦もできない」という理解のどこが
三位一体と抵触するのでしょうか。教父たちもこの理解ですけど
三位一体と矛盾しているの?

河童君は
「位格は一つなのだから、神性が受苦できない、という発想自体、
本性を位格と勘違している」とのことですが、なんで?

いいですか。神は霊です。人は肉です。神は霊であるので肉を持ちません
十字架で受苦するのも死ぬのも肉であって霊ではないのです。
十字架でどうやって神の霊を殺せるのですか?
「位格は一つで両性」というのが正統教義なのですが
河童君の主張の様だと「位格が一つだと、肉が受苦すれば、肉の無い霊も受苦される」
という話になり そもそも論として「両性」である必要がなく、
一つの位格の中で両性が混ざり一つになっています。
しかし正統教義では、
まったき神であるロゴスが神の母マリアから肉を取られたんです。

肉という人性を取られた神性ロゴスは、肉において十字架で受苦することが
可能となったのです。しかしだからといって神性ロゴスが受苦されたのでは
ありません。神性ロゴスは受苦などできない霊であり、不死で不変なんです。
肉を取った後もロゴスの神の特性は変化せず神のままなのです。