http://www.kirishin.com/2019/04/27/24834/

 「ドナウの跳ね橋」でネット検索をしてみると、いくつかの教会の説教がヒットする。さらに教会付属の幼稚園の月報に紹介されたりもしている。教会学校で子どもたちに語られた形跡もうかがえる。
この例話を聞かされた子どもの気持ちを想像すると背筋が寒くなる。

大人がこれを聞けば、何も知らずに跳ね橋を通過する船上の人々に自らを重ねるだろう。

しかし、子どもはどうだろうか。おそらくワイヤーに挟まれたまま父親に見殺しにされる息子に自らを重ねるのではないか。