いつも相談してばかりおる凡夫に一言

いっぺん「覚者になったつもりで」相談を受ける側に立ってると想像するのぢゃ
しかもその相談を受ける場所は公園のベンチ。相談者は一匹のバッタだとする

そしてそのバッタがこのようにお主らに問うたとする

「私の命は苦しみに満ちています。危険がとても多く、仲間も大勢死にました
カエルやトカゲに食われた者、猫や鳥に食われた者、私は何とか逃げて生き延び
それでもずっと孤独に生きており、昼夜を問わず安心できる場所はありません
そのうえ自慢の跳躍力を出せるはずの脚が一本折れてしまい、最近は這って生活
とても生き難く、もう私の命は長くないと自分でそのように思っています
覚者さま、私の苦しみは死ぬまで終わらないのでしょうか?」

ナンチャッテ覚者となったお主らは、そのバッタにどのような言葉を説くのか?
想像してみると良かろう (●´ω`●)