>>363
もちろん、古代の武道家は皆瞑想(または坐禅)の効果をしっていて
そのような修行をしていたものと思えますが、現代人の武道家で
それを知っている人はほとんどいなく、儀式化しているものと思われます。

むしろ現代人の一部が、もっとも瞑想を実践に役立てているものに
「将棋」があります。
将棋のプロは、何十手先まで読む思考を、あれこれ考えるのではなく
瞑想、つまり無心になることにより、次の一手を悟るのです。
そのために、一手駒を進めるのに、ときには何時間も目を閉じて
瞑想を実践し、無心になって「悟り」を待ちます。

私は将棋はしないですが、ボクシングの技を磨くのに瞑想が役に立ったのと
同じ理屈で、プロの将棋士が瞑想によって駒をすすめているのが
理解できます。