>>659

>むしろ一切に涅槃を入れない大乗含む部派があるのか
少なくとも私は知らない


一切に涅槃を入れるという定義化で決め打ちが難しい表現だと思うが。
道元、修証義。第一章(総序)
http://www3.ic-net.or.jp/~yaguchi/soroku/syusyou1.htm

但(ただ)生死すなわち涅槃と心得て、 生死として厭(いと)うべきもなく、涅槃として欣(ねご)うべきもなし、

涅槃というやすらかな彼岸の世界も表裏であり本来同体であって、さとりに対して迷いの生活があるというのではなく、このいのちの事実そのものが、
そのまま、仏の世界であると得心して、人生を苦しみときめつけてきらったりすべきでもないし、涅槃のみを求めたりして、こだわりおぼれるのもまちがいです。この無常なる人生そのまま涅槃(さとり)と心得るべきです。