光と闇は表裏一体です。夏の夜空を彩る花火が美しいのは、バックに漆黒の闇があるからです。光は、闇の懐に抱かれて初めて美しい光を放つことができます。
つまり、闇の本質を知らなければ、光の本質は見えません。

陰と陽ははっきりと真ん中で分けられる物ではなく、陰に傾いているものもあれば、陽に傾いているものもあるということを意味しています。
「陰を極めれば陽に極まり、陽を極めれば陰に極まる」とされ、一方が存在することで他方が成り立つ考え方です。

陰陽太極図
http://i.imgur.com/qIGCFVU.jpg

 例えば、男性の存在を全く知らない女性は自分が女性であるということが認識できない。
男性も同じです。つまり、男性と女性の本質は表裏一体であるということです。
 裏のない紙が存在しないように、表が存在するということは裏が絶対に存在していることを表しているのが、この陰陽太極図です。