あの人は本田が本名でしたね。
入檀作法ね、ちょっと違うのよ、先ずは入堂作法、諸仏を道場虚空に遍満させてから壇前作法ね、次いで橦木を掛けて登檀作法、衣を直し壇上の法具を押して直すで正解ね。柄香呂の持ち方が日蓮宗と違うこと知ってましたかな。
日蓮宗の持ち方、あれは、左手を火傷しますね。
さて一座の修業終わりて、登高座の座にバン字を中啓の柄で記します。
その時に、れいほうくじゅうと唱えます。この読み方は日蓮宗では、れいほうくずう
と唱えます。法をして久しく住せしむということです。
因みに、中啓の啓は、開くと読みますご存知でしたね、付加山さん。
用途は仏様に涼しい風を差し上げる扇子でしたね。己れに使用してはいけません。
そんなもんじゃな。