それと、これはキリスト教からの視点と思われてしまうかもしれませんが、

新約聖書の中で、パリサイ人や律法学者が慣習やしきたり等を破っているイエスを
批判する場面が多く出てきますが、これらの慣習やしきたりも全てモーセの律法ではなく、
ユダヤ教の口伝律法です。

イエスはモーセの律法にはない戒めを人に守らせようとするパリサイ人と論争になります。

この辺りを理解しないまま新約聖書を読むと、中には

『イエスは旧約聖書の教えを勝手に自分流に解釈して新しい宗教をつくろうとした
 頭のおかしい教祖様』

などと誤解してしまう人が出てきます。