毎日の読書  第 2 巻   四旬節  カトリック中央協議会 1990 年初版 

四旬節第三主日 第二朗読 聖アウグスチヌス司教の「ヨハネ福音書講話」 
サマリアの女が水をくみにに来た (ヨハネによる福音書 4:1-15)
講話の引用箇所 1 ヨハネ4:7  同4:7 同 4:7-9  同 4:10 詩編 36:10 同 36:9
ヨハネ 4:15  8 マタイ 11:28

冒頭の一部を引用。 
「女が来た。1」この女は教会の象徴です。まだ義化されてはいませんが、やがて義と
されるべき教会の象徴です。福音書のこの物語の意味はこれです。

最後の箇所を引用。「苦労している者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに
来なさい。休ませてあげよう 8」ということばを、彼女は聞けばよいのに。
イエスは彼女がもはや苦労しないために、以上のことばを彼女に言っておられるの
ですが、彼女はまだそれを理解しなかったのです。

この講話によって「義とされる」ということについて考えされられました。
「毎日の読書」を翻訳してくださった方々に感謝いたします。