そこで、「信者の特権とも言うべきすばらしい恵み」とは、なにかと言えば、それは、
死後、あるいは世の終わりに、信者は罪による罰(地獄)から免れている約束を
取り付けている、ということだけになります。その約束は何によって保証されているか
といえば、聖書にそう書かれているからだ、ということになります。ここに、聖書に
間違いがあることを、ハナから、認められない理由があるわけです。この約束が
保証されていないとなると、「信者の特権とも言うべきすばらしい恵み」は何も
なくなってしまうからです。ところが、実際は、聖書にはたくさんの間違いが
あるわけです。そこで、聖書に書かれているからといって、それが正しいという
保証は無いことになります。すなわち、「信者の特権とも言うべきすばらしい恵み」は
実は、保証されていない約束であることになります。