>>733
じゃあその仮定そのものがすでにSF的な設定だから
可能性のほうもある程度SF的なものまで導入するとすれば

> 超自然の絶対者が記したとしか考えられなくても

まず、ここが論理の飛躍

1.例えば遠い将来タイムマシーンが作成されて未来人が正確なデータを古代人に伝えた
2.今は消え去ってしまった超古代文明があって、その古代文明人が残した正確なデータが何らかの形で伝わった
3.科学的な知識を有した宇宙人が飛来して古代人に正確なデータを伝えた

絶対者を持ち出さなくても、パッと考え付くだけでもこれくらいは可能性が考えられる
月刊ムーに出てくるような話だが、少なくとも「超自然の絶対者が記した」というほど突飛な話ではない

さらに、そのようなデータが書き記された書物があったとしても
そのデータ以外の記述の正確性は保証されない
なぜならば未来人だろうが超古代人だろうが宇宙人だろうが、場合によっては絶対者だろうが
伝えたのは惑星の質量や距離のデータだけだったかもしれないからだ

そもそもそのデータが「正しい」という仮定には
そのデータが科学的に検証されたデータと一致するという前提がある
つまりそのデータ以外の記述が正しいかどうかは惑星データと同様、科学的な検証にかけなければ
当然正しいかどうかの判定はできないということになる
なぜならば仮定内の正しさと同じ正しさの基準が要求されるからだ
よって科学的な検証を経ていない記述の正確性は保証されない

以上

ま、本来は「科学的な正しさには、最終的にはデータの裏付けが不可欠である」でおしまいなんだけどねw