死後の世界の概念の起こりについてのひとつの解釈。
死後の世界とは、致命傷を負って意識がなくなり、蘇生術が間に合って息を吹き返した人が、
目を覚ますとみんなが大喜びしているので始まった勘ちがいだと思っている。
ナザレのヨシュアもきっと死刑の槍を刺されたのに緊急治療が間に合ったんだろうなと思った。
戦場では、死後の世界を信じているとだまし合いで殺す隙を作られるし、なんとか説得すれば殺せる。
戦場では、傷つき意識を失い、その後蘇生術が間に合うことはよくあることである。
その時、そこを天国だとか地獄だとか信じてしまった兵士は、戦争後、人類の宗教の愚かさに気付き心的外傷を負う。