ところで、厄介なことは、そのように思考を継がない前後裁断生活では、
ビジネスや家庭生活が不可能になってしまうことである。
 ビジネスの打ち合わせ日時を忘れては会社を辞めることになる。
学生なら落第しつづけることになる。
 ここに、悟りに向かうことが「難中の難」と言われる所以である。
 5段階に分けているのも、その難しさを示すものといえる。
 ただ、四六時中100%前後裁断が出来る状態にならないと悟ることが
出来ないかというと、そうでは無い。そこに至らなくても悟るときは悟る。
 逆に、四六時中100%前後裁断が出来る状態になれれば必ず悟るか
というと、そうとは限らない。不思議といえば不思議。(^-^) (続く)