この体験談の結末を語る前に一つ話しておきたいことがある
それは自分と彼とで行った実験と研究のことである

テーマは「神霊は実際に存在するのか?神界や仏界、幽界など実在するのか?」であった

たしかに彼は人の霊なら普通に見たり会話ができた

たとえば、ときどき交通事故で誰かが亡くなり、
その道路の脇にその人の友人や仲間が供えた花や飲み物などが見かける事があると思うが
彼ならその人が亡くなった正確の位置を指摘できた
また亡くなった霊がまだその場にいたケースもあった
「そこじゃなく1m右のところにまだいますよ」などと

そんな時は彼が霊に語りかけ、説得して行くべきの世界に導くことができた
霊も強い執着がなければ素直に従ったようだ
(ちなみに自分についている女の霊は強い因縁と執念のためか彼の説得は通用しなかったが)
 
そんなわけで彼とのいろいろな体験を通して人霊に関しては実在の確信が持てた
しかし神社仏閣に祭られている神や龍などは本当に実在するのかは謎だった

それを確かめるために何度も彼と深夜に神社や寺に行ってみた

そして、