「弟子たちよ、入息出息法を念ずることを実習するがよい。
かくするならば、身体は疲れず、眼も患まず、観へるままに楽しみて住み、あだなる楽しみに染まぬことを覚えるであろう。
かように入息出息法を修めるならば、大いなる果と、大いなる福利を得るであろう。
かくて深く禅定に進みて、慈悲の心を得、迷いを絶ち、悟りに入るであろう」