苦から離れる唯一の方法は、苦を感じている自分という主体が幻想であることを知り、
それを知った事自体も幻想とし、
概念を用いて積極的に表現することができない空の境地に安住すること。

苦は生じることもなく滅することもない。
苦は増えることもなく減ることもない。
このようにどちらも否定する形でしか表現は不可能な境地。

自己は有るわけでもなく、無いわけでもない。

その他のものは全て戯論であり虚しい議論。