>>403
最近また聖書を読みました。
知ったかと決めつけが私の悪い癖だから。
汝の敵を愛せよ系列の話について。
ルカの福音書には確かにイエスを論破しようとする
律法学者たちに向かってイエスが「汝の敵を愛せよ」と
言ってますね。律法学者の敵とはつまりこの場合
イエス。この汝の敵を愛せ(同じ生きる苦しみを得た者として)よ、
は仏教的には大慈悲といって
普通の概念だ。だがしかしこの場合
異邦人や異教徒たちを無分別に愛せ、ということではなく、
イエスに折伏されろ、という意味なんですね。
しかしマタイやマルコの福音書では「集まってきた群衆に」
対して同じことを言っている。この場合だと無分別の兼愛という
ことになる。どちらなのだろう?私がやはり文章をよく読めて
いないのだろうか。