人口一億人を超える日本で頭角を現すことの大変さ

 日本だけでも、一億二千数百万人の人間が住んでいます。人口が減りつつあるとは言っても、一億人を超える人間がいるのです。そのなかで頭角を現すというのは大変なことです。それほど簡単なものではないでしょう。

 今、幸福の科学も、芸能関係の仕事を始めていますし、いろいろな映画やドラマなどに出ている人もいますが、大変な競争があります。なかなか、簡単に道は開けません。

 すでに活躍しているスターのような人々だけを見て、「いいなあ。あんなふうになれたらいいなあ」と思う人は多いかもしれませんが、プロとしてその道で生きていける人は、一万人に一人もいるかどうかなのです。
さらに、どこにでも出演していて、誰もがよく知っているような人になると、百万人に一人ぐらいの厳しさになるのではないでしょうか。ですから、それほど簡単なことではないのです。

 スターを目指して努力している人も、たいていは、アルバイト生活をしながら、次から次へとオーディションを受け続け、そのなかで、五十回受けて一つ通るとか、百回受けて一つ通るとか言った生活をしています。

 こうしたことは、芸能界だけではありません。小説家志望の人々などでも、そういうところがあります。

 例えば、コンビニエンスストアで働いた経験をもとに小説を書き、芥川賞をもらった人がいます。文学賞を取っても、まだ働いているようですが、出版社のほうからも、「仕事は辞めないでください」と言われたそうです。
現実はそのくらいの厳しさがあります。一般に、小説を書いて初めて賞をもらったぐらいでは食べてはいけないというのはそのとおりであり、二作、三作と書けるかどうか、プロになれるかどうかということはまだわからず、単に、登竜門をくぐっただけの段階なのです。

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