2008年(主日A年) 10月12日=@年間第28主日
イザ 25:6〜10a  フィリ 4:12-14,19-20  マタ 22:1〜14

「それにしても、あなたがたは、よくわたしと苦しみを共にしてくれました。」(フィリ v.14)

フィリピの教会はその誕生のとき以来、師であるパウロの宣教を、あるいは送金によりあるいは会員の派遣によって、直接間接に助けました(フィリ 4:15、IIコリ 11:9)。
しばらく機会を得なかったフィリピの教会でしたが、ローマの獄中にある師のことを聞くに及んで、金銭を拠出して、会員の一人エパフロディトに託して届けさせ、パウロを見舞わせました(フィリ 4:10)。

キリストの福音を宣教するという働きに、フィリピの教会がこのようにして “参加した” (フィリ 4:15)ことを、パウロは感謝しています。
それはいわゆる “顔の見えない援助” ではなくて、“神の業への参加” でありました。

現代のキリスト者である私たちは、その奉仕や金銭の負担によって、神の業に参加しているでしょうか。
神の国への終末的な招きに実際に応じているでしょうか。
「食事の用意が整いました。 ・・・・・ さあ、婚宴においでください」 という主の呼びかけは、今朝私たちに向かって再び語りかけられているのです。

・・・・・ 以下、本文参照。
http://www.kuwaei2000.com ●Archives● より