>>950
特に何の断りもない場合には、
そのまま生身の「肉体」のことだと普通は受け止めるべきだろうと私は思いますが...。

もし、アストラル飛行ということであったのなら、
それはちょっとした熟達者ならば幽体離脱して意のままに飛行してくることなどは造作もないことなので、
大騒ぎするほどの出来事でも何でもないことです。
そうではなく、要するに肉体にて飛行していたからこそ
彼女もリアルにその驚くべき光景を目撃できたのだということ。

それはチベット僧のミラレパについても然り。
濃密物質の肉体にて現実に飛行していたからこそ、誰からも目撃されたのです。
そのことはダライラマ法王も公認されている事実です。
 『彼の道は、甚深なる空の見地---仏陀の第二の説法、すなわち転妙法輪の主題---と無上タントラの教えとを結んだ瑜伽ヨーガ
であった。この二面的な瑜伽ヨーガの力によって、彼は内なる諸要素をコントロールする力を得、ひいては外なる諸要素を支配す
る力をも獲得するに至った。こうして、彼はこの伝記に見られる種々の奇蹟を行うことができたのである。チベット仏教のあら
ゆる法統にわたって、教理の信奉者たちは例外なく彼の生涯と功績に多大な敬意と帰依を捧げ、鑽仰の対象としている。』
(『チベットの偉大なるヨギーミラレパ』めるくまーる社/「序--日本の読者へ」第十四世ダライ・ラマ)