>>234
明治時代どころか奈良時代には大和朝廷が自分に都合のいい
神話による支配システムを作っていました。私が読んだ小説
では天つ神は中国系渡来人の神々ですが、では国つ神は縄文
人の神々かというとそうではなく彼らも南方系渡来人の神々
とされています。渡来時期が早いか遅いかの違いかもしれま
せん。大国主命を日本古来の神と思っている人が少なくない
ですが、彼こそが始皇帝の命令で不老不死の薬を探していた
徐福という中国人で、出雲系は立派な渡来人の氏族です。

瓊瓊杵尊も日向に渡来した南方系の渡来人で、初代の
神武天皇は南方系の血が濃かったと考えられますが、古事記
が書かれた元明天皇のころの皇室は中国系の血が濃くなって
いたようです。彼ら中国人はアジア人とコーカソイドの混血です。
そして徐福以降縄文人と渡来人が混血した弥生人が現日本人と
なります。第10代崇神天皇のころから中国系と南方系との政略
結婚で天皇制が共有されていて、江戸時代と明治以降でも天皇が
平氏方から源氏方へと変わっているそうなので(中国系・南方系
→物部氏・蘇我氏→源氏・平家)、日本皇室は男系続きという
わけでもないのかもしれません。